【ライブレポート】40周年アニバーサリーイヤーを駆け抜けたTUBE。41年目の第一歩となった通算37回目の夏恒例の横浜スタジアム公演をWOWOWで放送・配信!
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撮影:ハヤシマコ、羽場功太郎
昨年デビュー40周年を迎えた国民的ロックバンド、TUBE。デビュー記念日の6月1日に行なったハワイ公演を皮切りにスタートしたアニバーサリーイヤーでは、1年がかりで全40本の全国ツアーを展開。また、今年8月にはキャリア初の長編映画『劇場版 TUBE 40th Anniversary Live & Documentary ~40周年の航海記~』も公開され、大きな節目を見事に締めくくった。
そして迎えた9月5日土曜日、通算37回目となる夏恒例の横浜スタジアム公演が行なわれた。数日前には大雨の予報が出て開催自体が危ぶまれていたが、当日は曇りながらも一粒も雨が降らない絶好のコンディションに。ゲネプロ時には「中止もあるかも」とメンバーも覚悟を決めていたというが、願いが天に通じて真夏の祝祭は定刻通りにスタートした。
ステージを覆っていたTUBEの青いロゴが記された白い幕が下り、高さ10メートルのゴンドラに乗った前田亘輝(Vo.)、春畑道哉(G.)、角野秀行(B.)、ドラムセットに座った松本玲二(Dr.)の姿が露わになる。ド派手なオープニングから始まったのは「Only You 君と夏の日を」。春畑のギターリフに激しく呼応し、角野と松本が刻むグルーヴに揺られてヒートアップする客席の熱量が物凄い。前田のロングトーンが炸裂すると、地鳴りのような大歓声が沸き上がる。
間髪入れずにホーンセクションをフィーチャーした「N・A・T・S・U」を放つと、イントロからメロウなメロディが胸を鷲掴みにする「Horizon」へ。“あの頃”と“現在”が交差し、誰もが時空を超えた夏の旅人となる。冒頭からTUBEサウンドのマジックに魅せられて、あちこちからため息が漏れる。火照った体を風が涼しげになぞっていくのが、また心地好い。
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撮影:ハヤシマコ、羽場功太郎
4人それぞれの思いを伝えたMCの後に連ねられたのは、代表曲「夏を抱きしめて」と「Beach Time」。序盤からアクセル全開だ。ムーディーなハワイアンアレンジで披露された「SUMMER DREAM」では、4人揃って上手・下手を練り歩き、気分はワイキキビーチに面したリゾートホテルだ。彼らの人柄もにじみ出るような夏のもてなしに夢見ごこちだ。
背中をそっと押してくれるような応援歌「みんなガンバレ」では、ホイッスルと手拍子に乗ってゴージャスなダンサーたちも登場。華やかな中にもどこか慈しみのニュアンスが醸し出される舞いで、演奏に彩りを加えていく。明るく楽しくを軸としながら、さりげない思いやりを散りばめる彼ららしさに満ちたパフォーマンスだ。
「悲しみが少しでも癒やされればと思って」そう語って前田が弾き語った「青い悲しみの向こうに」も素晴らしかった。夜が更けすっかり暗くなった中、ピンスポットを受けて優しさと幸せを歌う姿には眩しいほどの輝きがあった。40年変わることの無いイノセンスが前田の歌の源泉なんだ。改めてそう感じた瞬間だった。
圧巻は純度の高いバラード「十年先のラブストーリー」だった。歌声に全身全霊を込める前田の熱唱に、聴衆は身も心もゆだねていく。毎年の見どころでもある大量の水を全身で浴びて噴水のカーテンで歌うエンディング。前田は無垢なままに真っ直ぐな想いを歌い上げる。ほとばしる水しぶきがきらめく結晶となって、その姿を照らしているようだった。
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撮影:ハヤシマコ、羽場功太郎
続いては、春畑のギターが躍動するインストゥルメンタルのコーナーだ。「Best Day of Your Life」でメランコリックなフレーズが聴き手の琴線をなぞると、一転してBPMが跳ねあがった「SPEED ST☆R」では、ハードロックテイストな速弾きを披露する。変幻自在にフュージョンする「青いコンバーチブル」では、角野と並んでグルーヴを刻み、松本のドラムソロも織り交ぜてオーディエンスを熱狂させていく。
衣装替えした前田が戻って繰り広げられたラテンメドレーも素晴らしかった。南国の楽園を想起させる「Paradiso ~愛の迷宮~」、大ヒット曲「さよならイエスタデイ」「ガラスのメモリーズ」。ラテンドレスを身にまとったダンサーと前田の妖艶な絡みも絶品で、ハマスタがリオのカーニバルと化した瞬間だった。
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撮影:ハヤシマコ、羽場功太郎
コンサートは終盤へ向かって加速度を上げていく。会場中がタオルを振り回して一体となった新曲「321 Go! Summer」、前田が気球に乗って場内を一周した「シーズン・イン・ザ・サン」、コール&レスポンスから水柱が噴き上がった「一気・本気・元気」。ハイライトは「WINNERS HIGH」だった。幾多のアスリートにも聴き継がれてきた魂のナンバーが花火や火炎をたずさえて横浜の夜空へと熱く放たれていった。
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撮影:ハヤシマコ、羽場功太郎
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撮影:ハヤシマコ、羽場功太郎
本編最後はまだ見ぬ明日の自分を探し続けることを誓うアンセム「太陽のサプライズ」。25周年記念アルバム『Surprise!』のオープニングを飾り、ファンから強く支持され続ける求心力の高いナンバーで本編を締めくくった。
真夏の夜の夢はまだまだ続く。アンコールではリフターに乗って松山千春が姿を見せる。思わぬサプライズゲストに歓喜する満場の大観衆。日本の歌謡史に残る名曲「長い夜」には、ヤンヤの大歓声だ。松山を語る上で欠かせない代表曲「大空と大地の中で」では、会場全員でシンガロングして魂をひとつにする。荘厳な時間と空間がそこにあった。
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撮影:ハヤシマコ、羽場功太郎
敬意を込めて松山を送り出すと、「次は俺たちが根性をみせる番だ!」と叫びいよいよクライマックスへ。サポートメンバーと共に並んでカラオケで歌った「夏番⾧」からダンサーズも再登場して豪華絢爛な「恋してムーチョ」、そして極めつけはやはり「あー夏休み」だった。日本の夏そして彼らの音楽を象徴するラテン歌謡でボルテージは最高潮を迎えた。
改めて感謝の気持ちを言葉に託して、ラストに14枚目のオリジナル・アルバム『終わらない夏に』収録曲「終わらない夢に」を選んだ彼ら。友情や卒業をモチーフに未来へのエールを贈った楽曲で祝祭を締めくくってみせた。そして、いつものようにマイクを使わず4人で「ありがとうございました!」と叫んで、舞台を下りていった。
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撮影:ハヤシマコ、羽場功太郎
41年目の第一歩となった今年のハマスタライブ。そこにいたのはいつもと変わらない4人だった。長年バンド活動を続けていく中で、彼らにも多くの困難があったはずだ。しかし、彼らはすべてを音楽で昇華し作品で描き、コンサートツアーで力強いエールとして届けて来た。積み重ねて来た歴史が確かな絆となった今だからこそ言える。僕らの人生はTUBEの音楽と共にあると。
【番組情報】
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撮影:鈴木千佳
TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2026 No TUBE, No Summer.10/4(日)午後6:00
WOWOWプライムで放送/WOWOWオンデマンドで配信
※放送・配信終了後~1カ月間アーカイブ配信あり
▼番組サイト
https://www.wowow.co.jp/music/tube/プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes