【モンゴル草原回復クレジット化】Green Carbon、モンゴル国アルタンブラグ・ソム地方政府とMOU|約15,000haの草原で実証し、約16,000tのクレジット創出ポテンシャルに拡大予定
グリーンカーボン

COP17登壇、モンゴル国立大学との連携に続き、政府・遊牧民と進める「草原回復×カーボンクレジット」が現地実装フェーズへ
国内最大規模のネイチャーベースのカーボンクレジット創出・販売事業を展開するGreen Carbon株式会社(代表取締役:大北 潤、以下「Green Carbon」)は、モンゴル国セレンゲ県に位置し、貿易の主要な国境通過拠点として知られるアルタンブラグ・ソム※1政府と、草原再生およびカーボンクレジット創出に向けた覚書(MOU)を締結しました。本MOUのもと、約15,000haの草原を対象に、約16,000t-CO2※4規模のカーボンクレジット創出ポテンシャルを見据えたパイロットプロジェクトを進めます。今後は、地域の草原環境や放牧実態を踏まえながら、持続可能な草原管理とカーボンクレジット創出の実現可能性を検証していきます。
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○Green Carbonのモンゴルにおけるこれまでの取り組み
モンゴル牧草地利用者グループ全国連盟(MNFPUG)とのMOU締結
モンゴル国立大学とのMOU締結・草原再生パイロット事業
UNCCD COP17サイドイベントへの登壇
アルタンブラグ・ソムは、モンゴル国セレンゲ県に位置し、貿易の主要な国際国境通過拠点を有するとともに、広大な草原が広がる地域です。地域の草原は、遊牧民の暮らしや畜産業を支える重要な自然資源である一方、放牧圧や気候変動などの影響により、一部では草地劣化が進んでおり、持続可能な形で草原を維持・利用していくことが地域社会にとって重要な課題となっています。
こうした状況を踏まえ、Green Carbonはアルタンブラグ・ソム地方政府と連携し、放牧する場所や時期を適切に管理しながら草地を休ませ、劣化した草原の回復や土壌中の炭素蓄積を促す「改良型草原管理(IGM)」※2の導入可能性を検討するため、本MOUを締結しました。本プロジェクトでは、放牧する場所や時期を適切に管理することで草原の回復を促し、土壌有機炭素(SOC)※3の保全につなげるとともに、その環境価値をカーボンクレジットとして創出できるかを検証します。
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MOU 締結の様子
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アルタンブラグ・ソムにおける草原の現地調査の様子
今回のMOUに基づくパイロットプロジェクトでは、約15,000haの草原を対象候補として、地域の遊牧民と連携しながら草原管理の改善を進め、草原の回復や土壌有機炭素(SOC)の増加効果を検証します。これらの取り組みを通じて、約16,000t-CO2規模のカーボンクレジット創出ポテンシャルを見据え、地域の実情に適した持続可能なプロジェクトモデルの構築を目指します。
概要は以下の通りです。
[表:
https://prtimes.jp/data/corp/117956/table/310_1_71281634b880ba81305a65a4276bf1a6.jpg?v=202610021115 ]
今回のMOU締結により、Green Carbonはアルタンブラグ・ソム政府との協力体制を構築し、地域の遊牧民と連携しながら、草原再生とカーボンクレジット創出を現地で具体的に進めるための基盤を整えました。これにより、環境価値の創出と持続可能な牧畜、地域コミュニティへの長期的な価値還元を両立するプロジェクトモデルの構築を目指します。
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地域の遊牧民・関係者との意見交換の様子
今回のMOU締結により、Green Carbonは、研究・検討段階にとどまらず、アルタンブラグ・ソム政府や地域の遊牧民と連携しながら、草原再生とカーボンクレジット創出を現地で具体的に進めるための体制構築に踏み出します。本プロジェクトでは、草原の回復や土壌有機炭素(SOC)の増加といった環境価値を、カーボンクレジットという形で経済的価値につなげることで、持続可能な牧畜の実現と地域コミュニティへの長期的な価値還元の両立を目指します。
今後は、アルタンブラグ・ソムでのパイロットを通じて、技術面、事業運営面、制度面、地域の実施体制などを検証し、その成果を踏まえながら、より大規模な改良型草原管理(IGM)プロジェクトへの展開を検討します。将来的には、モンゴルにおける草原由来カーボンクレジット事業の基盤を構築し、草原生態系の回復と地域社会の持続的な発展に貢献してまいります。
※1:ソム(Soum)
モンゴルの地方行政区分の一つ。県(アイマグ)の下に位置する行政単位。
※2:IGM(Improved Grassland Management/改良型草原管理)
放牧する場所や時期、草地の利用方法などを適切に管理することで、草原の劣化防止・回復や植生の維持、土壌炭素の保全・増加を目指す草原管理手法。
※3:SOC(Soil Organic Carbon/土壌有機炭素)
土壌中の有機物に含まれる炭素。草原や農地を適切に管理することで、土壌中の炭素を保全・増加させることが期待される。
※4カーボンクレジット創出ポテンシャルについて
本パイロットでは、対象候補面積約15,000haに対し、1haあたり約1.1t-CO2eの削減・吸収量を想定した場合、約16,500t-CO2eのカーボンクレジット創出ポテンシャルが見込まれます。なお、仮に1t-CO2eあたり4,300円で価値換算した場合、約7,095万円相当となります。実際のクレジット創出量および価値は、今後の現地調査、方法論の適用、モニタリング結果、市場価格等により変動します。
◆アルタンブラグ・ソム政府 概要
代表者:N. Ariunjargal(アルタンブラグ・ソム知事)
所在地:モンゴル国セレンゲ県アルタンブラグ・ソム
面積:約210,030ha
家畜頭数:約56,000頭(2023年)
概要:アルタンブラグ・ソムは、セレンゲ県の県都スフバートルから約25kmに位置する地方行政区です。農地、森林、草原などの自然資源を有しており、農業・牧畜は地域住民の暮らしを支える重要な産業となっています。
◆アルタンブラグ・ソムについて
アルタンブラグ・ソムでは、草原資源を基盤とした牧畜が地域住民の暮らしを支えています。そのため、草原の状態や家畜による利用状況を継続的に把握しながら、持続可能な放牧管理と劣化した草原の回復を進めることが、地域の長期的な発展において重要となっています。
アルタンブラグ・ソム政府は、地域の遊牧民、PUG、技術機関などと連携し、地域の実情に応じた草原管理・再生の取り組みを支援していく予定です。
◆Green Carbon 株式会社
代表者 :代表取締役 大北 潤
所在地 :東京都千代田区麹町2-3-2 半蔵門PREX North 9F
設立 :2019年12月 12日
事業内容 :カーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業、環境関連事業、その他、関連する事業及びESGコンサルティング事業
URL :
https://green-carbon.co.jp/
◆Green Carbon事業紹介
Green Carbonは、「生命の力で、地球を救う」をビジョンに掲げ、国内外において自然由来のカーボンクレジットの創出・登録・販売までを一気通貫で支援するクライメートテック企業です。加えて、植物・微生物の研究開発事業、ESG/排出枠コンサルティング事業、各種環境関連事業も展開しています。
事業は日本および東南アジアを中心に10カ国以上で展開しており、水田(中干し・ AWD)、バイオ炭、森林保全、カーボンファーミング、マングローブ植林、家畜排せつ物処理、畜産由来メタン削減など、多様な自然由来プロジェクトを推進しています。国内の水田(中干し)においては、2023年度に日本初・最大規模となる約6,220tのクレジットを創出。2024年度は約40,000ha(約65,000t)、2025年度は約65,000ha(約65,000t)、2026年度には約90,000ha(約95,000t)まで拡大を予定しています。また、酪農分野では日本初となるJ-クレジットのプログラム型登録を実施し、2026年度に6,749tを創出。
海外においては、東南アジアを中心に大規模なプロジェクト組成とクレジット創出を推進しており、フィリピンではJCM(二国間クレジット制度)を活用した投資プロジェクトが完売。さらに、ベトナムやカンボジアにおいても、JCM方法論の承認に向けて州・自治体・政府と連携を進めています。また、クレジットの申請・登録・販売までをワンストップで完結するプラットフォーム「Agreen(アグリーン)」を提供し、煩雑な手続きや書類作成を効率化。創出者の負担軽減とスケーラブルな事業推進を実現しています。加えて、環境価値付き農産物(環境配慮米)の流通、研究開発、ESG・排出枠コンサルティングも手がけ、自然資本を軸とした脱炭素の実現に貢献しています。
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記事提供:PRTimes