災害時こそ、人の尊厳を守れるトイレを。
NTN株式会社(自然エネルギー商品)

~国土交通省の防災道の駅施策に即応。NTNの防災用コンテナ型トイレ、熊本へ~
このたびの令和8年熊本地震により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地域の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。
国土交通省は、災害時における避難生活の質を守るため、かねてより全国の「防災道の駅」等への防災用コンテナトイレの配備を推進してまいりました。令和8年7月28日に発生した熊本地震では、この国土交通省の施策に基づき、九州地方整備局管内および関東・近畿地方の道の駅に事前配備されていた防災用コンテナトイレ11基のうち「N³ エヌキューブ」9基が熊本県内7か所の被災地へ迅速に派遣されました。
NTN株式会社(本社:大阪府)自然エネルギー商品ユニットは、この派遣される防災用コンテナ型トイレを提供するメーカーの一社として、近畿・九州地方整備局および熊本県内自治体と連携し、現地での稼働支援を実施しました。災害時こそ、人の尊厳を大切に--「設置してからが本番」という自然エネルギー商品ユニットのポリシーのもと、現地レポートおよびこれまでの歩みをあわせてご報告いたします。
[画像1:
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7月28日に発災の熊本震災に際し、国土交通省 近畿地方整備局、九州地方整備局との連携のもと、近畿・九州の道の駅に設置していた災害時に移動活用できる防災用コンテナ型トイレの「N³ エヌキューブ」9基を熊本県内の7か所の被災地へ移動させました。
「N³ エヌキューブ」は、太陽光パネル・風車・蓄電池を搭載した移動可能なコンテナで、インフラのない場所でも独立電源として活用できます。今回派遣した防災用コンテナ型トイレは、この「N³ エヌキューブ」に浄化処理システムを搭載したもので、排水を浄化・再利用することで上下水道がなくても利用可能です。平時は離島や観光地などで清潔な常設トイレとして、有事には被災地へ派遣する防災設備として活用できます。
災害時は物資支援だけでなく、生活環境も重要です。特にトイレは被災生活の質を左右する重要課題であり、私たちはストレスの少ない避難生活を支援してまいります。
[表:
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[画像3:
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派遣された「N³ エヌキューブ」 (熊本県氷川町 道の駅「竜北」)
【現地派遣者からの気づき|梅本秀樹コメント】
道の駅「竜北」の「N³ エヌキューブ」では「こんなきれいなトイレがあるとは思わなかった」といった感謝の言葉や、評判を聞き、猛暑にもかかわらず長い距離を歩いて来られる方も多く、非常時と言えども、トイレは"あればいい"というものではない、人の尊厳に関わる問題だと痛感させられました。
私たちは、「N³ エヌキューブ」を設置したら終わりとは考えていません。これまで設置を進めてきた中で、特に自治体は、住民の命を守るのが仕事であるため、設置後、有事にスムーズに稼働できるかどうかや、地域住民の防災意識の向上等取組に伴走することを重視しています。
■ 自治体との連携協定
- 奈良県大淀町とは、災害時のトイレ問題解決や、防災教育などを含む包括連携協定を締結。
(2026年2月)
- 町が離島のみで構成される沖縄県竹富町とは、島間の無線通信ネットワーク構築も視野とした締結
を行いました。(2026年7月)
■ 平時の使いやすさも追求
コンテナ型・自然エネルギー発電の特性を生かした、カスタマイズで平時の使いやすさも追求
- 三重県桑名市では温度管理が必要な物資を保管する防災倉庫への活用
- 静岡県吉田町役場前に設置のモデルは、平時には、自然エネルギーによる給電で、バス利用者も充
電可能なバス待合所として活用
(静岡県吉田町役場前に設置のモデルはエアコンが完備されクーリングシェルターとしての機能も持
っている)
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「N³ エヌキューブ」とは
「N³ エヌキューブ」は、太陽光パネルと風車と蓄電池を搭載した移動可能なコンテナとして2019年に誕生。有事には支援物資を積み、トラックやヘリで被災地に移動、インフラのない場所でも迅速な給電が可能な機動性の高いモデルです。
2019年 台風15号(千葉県)|起点となった派遣
同年に発生した台風15号被害で千葉県(鋸南町や富津市)に「N³ エヌキューブ」が出動した際には、停電後のさまざまな不安を、電力供給で解消しました。
- 機能停止となった携帯基地局アンテナの機能補完
- 携帯端末への給電により、情報不安を解消
- 充電拠点(公共施設)が、被災者の情報交換の場に
- 夜間照明を行うことで「灯台のようで心強い」と暗闇の不安解消に寄与
2025年 能登半島地震
2025年1月の能登半島地震発生時は、奈良県五條市が導入の「N³ エヌキューブ」を、同市の支援意向も受け、石川県能登町のボランティアセンターに派遣。安心できる清潔なトイレとして高い評価を受けました。
※五條市は、ヘリコプターでも輸送可能な防災用コンテナ型トイレの「N³ エヌキューブ」(空飛ぶトイレ)を1年間ご利用いただいております。
2026年 熊本地震(今回)
熊本県内7か所へ「N³ エヌキューブ」9基を派遣。国土交通省九州地方整備局との連携のもと、被災地の生活環境改善に取り組んでいます。
[画像5:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/186331/6/186331-6-22701c6d57c20b0ef6f832ce2023b6fb-3533x2660.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
伴侶動物(ペット)避難問題への向き合い
日本獣医生命科学大学獣医学部との連携により、「N³ エヌキューブ」を用いて災害発生時に人と伴侶動物(ペット)の命を守る取り組みを開始しています。
災害時に、家族同様のペットがいることで避難所に入れない、もしくは躊躇することが原因で、結果、命を危険に晒す被災者が少なくありません。今後は、環境省が策定した「人とペットの災害対策ガイドライン」に基づく、実証実験や、災害時におけるペットの安全確保や、負傷したペットの治療などの課題にも向き合っていきます。
大学との連携|大阪大学「災救マップ」
大阪大学とは稲場圭信教授を中心に、産学連携の取り組みを行っており、自然エネルギーを活用し、停電時にも通信を可能にするシステムや、避難所情報を共有するための寺社や学校、公民館などの指定避難所や緊急避難場所を合わせた、約30万件の施設情報を集約し、インターネット上で公開した「災救マップ」などでの連携を行っております。
SXアワード奨励賞受賞
SXアワードは、サステナビリティトランスフォーメーション(SX)の実現に寄与することを目的とした表彰制度です。この度、NTN株式会社の移動型独立電源「N³ エヌキューブ」が 奨励賞 を受賞いたしました。
■ 受賞概要
項目 内容
表彰受賞 奨励賞
受賞者名 NTN株式会社
受賞案件 移動型独立電源「N³ エヌキューブ」
■ 選評(事務局より)
NTN株式会社は、小型風力発電や太陽光発電を活用した移動型独立電源「N³ エヌキューブ」を開発し、防災と日常利用を両立する地域インフラとして高い実装性を示した点が評価されました。
独立電源である特性を活かし、山間部や河川敷、防潮堤など多様な場所で利用可能であることに加え、暑熱対策や災害時の電源確保といった社会課題に対して具体的な解決策を提示している点に特徴があります。
再生可能エネルギーを活用した分散型エネルギーシステムを基盤としながら、クーリングシェルター機能など複数の価値を統合し、環境価値と社会価値の両立を実現している点も高く評価されました。
平時から非常時まで幅広く活用できる実践的なモデルとして、今後の地域インフラ整備や多様な用途への展開が期待される先進的な取り組みです。
今回の熊本震災出動を機に、私たちは防災・減災や被災地支援などのさまざまな取り組みについて、継続的に発信してまいります。
■ 続く配信予告
- 連載『梅さんの「それ、ほっとかれへん!」』第1回 「檀家の安全と安心を願う後輩の頼みは、断れへん。」--願生寺・梅本秀樹より
- 「市民と行政の思いが結実した、先進的な協働事例」(香川・鶴澤様ご夫妻)
- 「昭和の工場から令和のスマートファクトリーへ」(NTN和歌山製作所)
派遣者一人ひとりの想いは、ブログ連載でお届けしてまいります。あわせてお読みいただければ幸いです。
■ 会社概要
会社名:NTN株式会社
所在地:〒530-0005
大阪市北区中之島3丁目6番32号 ダイビル本館
創業:1918年3月
事業内容:軸受、ドライブシャフト、精密機器商品等の製造及び販売
NTN株式会社 WEBサイト:
https://www.ntn.co.jp/japan/index.html
■ 担当部門
未来創造開発本部 自然エネルギー商品ユニット
自然エネルギー商品WEBサイト:
https://n3.ntn.co.jp/
自然エネルギー商品YouTube:
https://www.youtube.com/@ntn-green_energyプレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes