家庭や学校の対話を考える無料研究レビュー「働く人の暮らしと対話」を公開
組織行動科学(R)︎

公共行動研究室(R)が、研究の知見を暮らしへ。小学校での対応への気づきをきっかけに、初回は「子どもの話を一人ずつ聴く意味」を取り上げ、身近な問いから役立つ研究を継続して紹介
980社・33.8万人の働く人のデータを基盤に、組織行動科学(R)の研究・教育開発を行うリクエスト株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:甲畑 智康)は、公共行動研究室(R)の取り組みとして、2026年10月6日、研究レビューサイトに新たな欄「働く人の暮らしと対話」を公開しました。
子どもが学校であったことを話してくれたとき。学校の対応を理解したいとき。身近な人の話をどう受け止めるか迷ったとき。家庭や学校、身近な関係での対話や支援を考える手がかりとして、外部研究の知見を短い日本語で紹介します。
毎回、一つの身近な問いから研究を読み、「研究で分かったこと」「暮らしの中で考える手がかり」「当てはめる際の限界」を分けて伝えます。登録不要・無料でお読みいただけます。
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「働く人の暮らしと対話」を読む(登録不要・無料)https://judgment-research-review.kohbata.chatgpt.site/#life-dialogue
公共行動研究室(R)は、家庭・学校・地域の身近な一場面から、互いが安心して関われる条件を考える当社の研究室です。
本レビューの研究の選定・確認・レビュー作成を担い、研究で確認されたことと当社の読み取り・提案、当てはめられる条件と限界を分けて届けます。
公共行動研究室(R):
https://requestgroup.jp/publicbehavior
組織で働く人の中には、子どもを育てている人も、先生を家族に持つ人もいます。相手を大切にしたいと思っていても、どのように話を聴き、何を確かめればよいかで迷うことがあります。
日々の経験だけでは見えにくい対話の条件を、研究の知見から考え直せるようにする。それが、この欄を設けた目的です。本人の経験や気持ちに耳を傾けながら、確認できた事実と、まだ分からないことを整理するための手がかりを届けます。
これまでのリーダー育成・経験設計・行動変容などを扱う研究レビューに加え、暮らしの場面にも知見を届けます。家庭や学校、身近な関係で役立つこと自体を大切にし、職場での応用や業績への効果を掲載の条件にはしません。
きっかけは、甲畑がある公立小学校の対応を知り、自社サイトに書いた個人的な投稿「話し合う場をつくるまでにも、大切な仕事がある」でした。
甲畑が知ったその学校での対応には、子ども同士の問題について、それぞれに個別に話を聴き、事実を確かめる段階がありました。そのうえで、関係者全員で面談することについて、被害を受けた側の子の同意を確かめる。とりわけ、全員で話す前に本人の意思を確認する段階があることに感心しました。
この気づきを出発点に、個別に話を聴くこと、発言する機会、対話への参加意思について、外部研究や実践指針を読み直しました。投稿で紹介したのは、甲畑が知った学校の対応であり、公立小学校全体の標準手順を示すものではありません。
きっかけとなった投稿:
「話し合う場をつくるまでにも、大切な仕事がある」
https://requestgroup.jp/archives/21767
初回は、子どもの記憶報告への会話の影響と、発言する機会が手続きの公平さの受け止めに与える影響を扱う、二つの実験研究を紹介しています。
子どもの記憶報告に、会話が与える影響
Candelら(2007)は、6~7歳と11~12歳の子ども計122人を対象に、動画の記憶を調べました。異なる内容の動画を見た子ども同士が話し合った条件では、個別の条件よりも、自分が見ていない別の動画の細部を報告する子どもが多くいました。
会話で他の人から得た情報が、自分の記憶の報告に入り込む場合があることを示した研究です。
自分の見方を伝える機会と、手続きの公平さ
Lindら(1990)は、大学生179人を対象とする目標設定の実験で、発言する機会がある条件では、ない条件よりも、手続きを公平だと評価する程度が高いことを確認しました。
自分の見方を伝える機会が、手続きの受け止め方に関わることを考える材料になります。
対話への参加意思と安全を確かめる
関連資料として、英国のRestorative Justice Councilによる登録教育機関向けの実践規範も紹介しています。関係の修復を目指す対話への自由な同意、同意の撤回、参加を迫らないこと、安全への配慮などを扱う資料です。効果を検証した実験研究とは区別して示しています。
これらの研究は、投稿で紹介した学校の対応全体や、その順序の効果を直接検証したものではありません。その学校が対応を採用した根拠も未確認です。個別に聴けば必ず正しい事実が得られる、全員での面談が常に望ましい、といった結論にはしません。研究対象や場面の違いを確かめながら、本人の話を丁寧に聴くこと、確認できた事実と未確認の内容を分けることを考える手がかりとして紹介します。
1.研究で分かったこと
どのような対象・方法・条件で、何が確認されたかを紹介します。
2.暮らしの中で考える手がかり
家庭や学校、身近な関係で考えられることを、研究結果と区別した当社の解釈として示します。
3.当てはめる際の限界
研究では直接確かめられていないことや、対象・場面が異なる点を明記します。
各研究の原題、著者、年、掲載先、DOIと原資料へのリンクを付け、全文・抄録のどこまで確認できたかも記載します。読者が必要に応じて、方法や限界を確かめられる構成です。
今回の個人的な投稿は、取り組みを始めたきっかけです。
今後は投稿の有無にかかわらず、暮らしや対話に役立つ問いと研究を選んで紹介します。研究から問いを立てる回も設けます。毎週火曜日の午前9時ごろ(日本時間)に研究の確認とレビューの作成を行い、掲載基準を満たす研究を1~2件紹介します。新しい論文に加え、過去の研究も関連する知見や限界とともに読み直します。十分な根拠を確認できる研究がない回は、掲載を見送ります。
欄の名称:働く人の暮らしと対話
担当:公共行動研究室(R)(リクエスト株式会社)
公開日:2026年10月6日
掲載先:リクエスト株式会社の研究レビューサイト内
閲覧:登録不要・無料
研究の確認・作成:毎週火曜日 午前9時ごろ(日本時間)
掲載内容:一つの身近な問い、研究1~2件。過去の研究も対象
初回:子どもの話を一人ずつ聴くことには、どんな意味があるか
「働く人の暮らしと対話」を読む(登録不要・無料)
https://judgment-research-review.kohbata.chatgpt.site/#life-dialogue
Candel, I., Memon, A., & Al-Harazi, F.(2007)
Peer discussion affects children's memory reports.
Applied Cognitive Psychology, 21(9), 1191-1199.
DOI:10.1002/acp.1355
出版社の論文情報・抄録
Lind, E. A., Kanfer, R., & Earley, P. C.(1990)
Voice, control, and procedural justice: Instrumental and noninstrumental concerns in fairness judgments.
Journal of Personality and Social Psychology, 59(5), 952-959.
DOI:10.1037/0022-3514.59.5.952
著者所属大学の論文情報・抄録
関連する実践指針:Restorative Justice Council
Restorative Educational Setting Code of Practice
英国の登録教育機関向け実践規範。研究結果とは別の資料として紹介しています。
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当社は「成果につながる方法を、本人が使える仕事へ。」を軸に、組織行動科学(R)の研究・教育開発に取り組んでいます。「知を社会へひらく。仕事を見直す、次の一歩へ。」という考えのもと、働く人が考え、確かめ、使い直すための知見や資料を公開しています。
980社・33.8万人は当社の研究・教育開発の基盤です。今回の欄は外部研究を紹介する取り組みであり、この人数を学校対応やレビューの効果検証の規模とするものではありません。
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会社名:リクエスト株式会社
代表者:代表取締役 甲畑 智康(こうばた ともやす)
本社所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目4番8号 京王フレンテ新宿3丁目4F
公式サイト:
https://requestgroup.jp/
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リクエスト株式会社
メール:request@requestgroup.jp
お問い合わせフォーム:
https://requestgroup.jp/request
公開内容、研究レビューの方針、取材に関するお問い合わせは、上記窓口までお寄せください。
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組織行動科学(R)の公開資料・プレスリリース一覧:
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/68315プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes