「撮影工数95%削減」の衝撃。磁石設置や細切れ撮影から解放された、ナカノフドー建設の配筋検査DX
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社

株式会社ナカノフドー建設 小野所長・堤様に聞く、配筋検査DXの実際
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株式会社ナカノフドー建設 小野所長(右)・堤様
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- 符号数や写真枚数が多い現場:まとめて動画を撮るだけで完了する圧倒的な効率化。- 基礎など、「気軽に行けない」撮影が発生する現場:現地での磁石・スタッフ設置の手間を動画撮影に置き換え、負担を軽減。- 規模の大小を問わない全社的な標準運用:4週8閉所などの働き方改革にも資する業務改善効果。
──トッタロー導入前、配筋検査に関してどのような課題をお持ちでしたか。
小野所長「とにかく時間がかかる作業で、現場の人数が少ないと、なおさら手間に感じていました。磁石やスタッフを現地で設置するのが大変で、時間が迫っている中、気候に関係なく狭いところに潜って設置する必要があります。撮影のタイミングも限られていて、梁幅が大きい場合は片方の型枠を返すと磁石が設置できなくなってしまいます。現場の進捗を考えながら、待ち時間も発生していました。」
帳票作成の負担も大きかった。撮った写真を1枚ずつ選んで順番通りに貼り付け、説明文を書くだけでも多大な時間を要していたという。撮影後、時間をおいてから帳票を作ろうとしても、後から振り返ってはわからなくなってしまうため、撮影後すぐにこなしておく必要があった。
小野所長「2002年に入社して、フィルムのカメラで現場を撮影していた時代もありました。現像してみたら写っていなかった、ということもあったくらいです。磁石を設置するという行為が、当時からずっと一番面倒でしたね。」
──トッタローを知ったきっかけを教えてください。
小野所長「現場としては特段トッタローのようなサービスを探していたわけではなく、従来通りの手法で進めていくのだろうと思っていました。」
きっかけは社内での紹介だった。技術研究所の杉浦様がトッタローの展示会を見学したのが2025年12月、その後2026年2月に現場へ紹介があったという。当時の工事部長からトライアル利用の話があり、概要を聞いてみたところ、「これはすごいな」というのが第一印象だった。
──導入の決め手はどのような点でしたか。
小野所長「確認検査機関がトッタローの利用を承諾してくれたことで、導入を積極的に進められることになりました。設計監理者も興味を持っていましたし、確認検査機関がOKであれば問題ないとの見解をいただいていました。」
大きかったのは、時間短縮の効果を示す資料を実際に見たことだったという。そのうえで、完全導入の最終判断を後押ししたのは、デジタルメジャーの精度を含め、設計監理者・確認検査機関にすんなりと承諾を得られたことだった。
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インタビューに応じる小野所長
──定量的にはどの程度の効果を実感されていますか。
堤様「既存ツールを使っていた頃は、鉄筋屋さんの配筋状況を見ながら、配筋した次の日に型枠が設置されるという流れだったので、作業の様子を見ながら撮る必要がありました。トッタローだと、最終日の夕方にまとめて撮影できる。細切れだった作業を、まとめて片付けられるようになったのが大きかったです。」
撮影そのものの速さも実感されている。通常の配筋写真であれば1日以上かかるところを、トッタローであれば1時間で済ますことができたという。特にこの現場は全数撮影だったため、既存ツールとの差が際立った。帳票が翌日には出てくる点もありがたかったという。
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インタビューに応じる堤様
小野所長「今回は壁構造だったので撮る量自体は少なかったですが、規模の大きい現場であればもっと効果が出るはずです。配筋写真は中間検査で提出するもので、1階の立ち上がり時に確認検査機関による検査を受けます。写真帳票の作成もお任せできたので、いつもは整理できているか不安に感じていましたが、今回は安心して検査に臨めました。」
導入効果を分析したところ、732枚の配筋写真に対し、既存ツール利用時と比較して作業工数は80%以上削減、撮影工数は95%削減されていた。
小野所長・堤様「写真帳票の納品は速かったです。事前の段取りも工程表と図面だけでOKなのがよかった。現場は撮るだけでいい、というのが助かりました。」
良かった点として、速さに加え、事前段取りが工程表と図面だけで完了する点が挙げられた。現場は動画を撮影するだけでよく、出来栄えにも問題はなかったという。
一方で、率直な改善要望も聞かせていただいた。
小野所長・堤様「撮影できる動画の長さがもう少し長くなる(注:現行は最大5分)とありがたいです。360度カメラだと全部映ってしまうので、現場の片付けが必要となるほか、不安全行動などが映り込んでしまうリスクもありました。今後は定着長やカットオフ長など、詳細の収まり写真も作成できるようになるとうれしいです。」
──同じ業界で、どのような企業・現場におすすめできますか。
小野所長・堤様「符号の数が多かったり、写真の枚数が多かったりする、規模の大きい現場の方が効果は出やすいと思います。ただ、規模に関係なく小さい現場でも利用するべきだと思いますし、基礎の撮影などは動画の方が楽だと感じます。」
背景には、働き方改革や4週8閉所への対応もある。写真整理のためだけに休日出勤が発生していたこともあったといい、休むための業務改善としても、トッタローの採用を後押しする理由になっているという。
編集後記
磁石を設置する作業も、帳票を1枚ずつ作成する手間も、これまで現場が黙々とこなしてきた“作業”だった。ナカノフドー建設での導入が示すのは、規模の大小や構造の違いを問わず、細切れだった作業をまとめて片付けられるようになるという価値だ。「規模に関係なく小さい現場でも利用するべき」という言葉には、働き方改革の一助として現場に浸透していく可能性が表れている。
プレスリリース提供:PR TIMES



記事提供:PRTimes