高精度3次元データから生成したOpenCRGのサンプルデータを公開 AIネイティブデータのラインアップを拡充
ダイナミックマッププラットフォーム株式会社

ダイナミックマッププラットフォーム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:吉村 修一、以下「当社」)は、路面の細かな凹凸を表現する標準データ形式「ASAM OpenCRG」のサンプルデータを生成し、Hugging Faceで公開している高輪台エリアのデータセットに追加しました。
本データは、AIでの利用を前提に設計した「AIネイティブデータ」の一つで、当社が自動運転や先進運転支援システム(ADAS)向けに整備・蓄積してきた高精度3次元データを活用して生成したものです。
- 公開URL:
https://huggingface.co/datasets/dynamic-maps/hard-intersection-multimodal-sample
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63188/237/63188-237-a0dd6ee9dd4e1ea26b4d93efd05b76a6-834x549.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
高輪台エリアのOpenCRGデータイメージ
当社は高精度3次元データの整備にあたり、車両にレーザースキャナーやカメラなどを搭載したMMS(モービルマッピングシステム)を用いて道路を計測しています。計測は路面方向にもレーザーを照射して実施しており、こうして取得したデータをOpenCRGの生成にも活用しています。
今回のサンプル公開を通じて、車両制御やアクチュエータの開発・評価、詳細な路面情報を用いたシミュレーションなど、ユーザーニーズに応じたAIネイティブデータのラインアップを拡充します。
■企業ニーズを受け、AIネイティブデータのラインアップを拡充
当社では、AI向けデータ提供事業「Data for AI」の一環として、AIモデルの開発やシミュレーションでの利用を想定した「AIネイティブデータ」の整備・提供を進めています。 2026年6月には、高精度3次元データを活用したサンプルデータセットをHugging Faceで公開しました。
その後、企業へのヒアリングを進める中で、複数社からOpenCRGデータに対するニーズが寄せられました。これを受け、OpenCRGデータを新たに生成し、そのサンプルを公開しました。
■自動運転向けに蓄積した高精度3次元データをOpenCRG生成に活用
当社は自動運転やADAS向けの高精度3次元地図データの整備を通じて、MMSによる道路計測で取得した高精度3次元点群データを蓄積してきました。今回、こうした計測データと、当社が整備したOpenDRIVE形式の高精度3次元地図データを活用し、OpenCRGデータを生成しました。
■路面の細かな凹凸を表現するOpenCRG
OpenCRG(Curved Regular Grid)は、道路表面を詳細に記述するための標準データ形式です。道路に沿って格子状のデータを配置し、それぞれの位置に高さなどの値を持たせることで、路面の細かな凹凸を表現します。
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63188/237/63188-237-2d944a806b6763dc9a60d9c39832063a-1750x985.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
OpenCRGによる路面形状の再現イメージ
OpenDRIVEが道路形状、車線、道路上のオブジェクトなどを含む道路ネットワークを表現するのに対し、OpenCRGは道路表面を詳細に表現する役割を担います。両者を組み合わせることで、道路構造に加えて詳細な路面形状を反映したシミュレーションに活用できます。
OpenDRIVEとOpenCRGの違いや、路面形状をシミュレーションに反映する意義などについては、当社エンジニアによるコラムで詳しく紹介しています。
- COLUMN「【テックブログ】道路は『平ら』ではない マップエンジニアが解説するOpenCRGと路面再現」
https://www.dynamic-maps.co.jp/column/column-2077/
当社は今後も「Data for AI」の取り組みを通じて、自動運転をはじめ、AIモデル開発やシミュレーション利用などにおけるニーズを捉え、自動運転・ADAS向けのデータ整備を通じて蓄積してきた技術・知見・データ資産を幅広い用途へ展開することで、AIでの開発・評価の高度化に貢献していきます。
【参考リリース】
2026年6月17日「ダイナミックマッププラットフォーム、フィジカルAI向けデータセット事業を始動 高精度3次元データを統合したAIネイティブデータのサンプルを公開」
https://www.dynamic-maps.co.jp/news/news-1656/
<ダイナミックマッププラットフォーム株式会社について>
当社は日本政府によるバックアップのもと、国内自動車メーカー10社等の出資により設立されました。日本をヘッドクオーターに、北米・欧州・中東・韓国に拠点を構え、現在26ヶ国で事業を展開。自動運転や先進運転支援システム(ADAS)をはじめ、シミュレータ環境構築、インフラ管理、除雪支援など、幅広い用途に向けて高精度3次元データを提供しています。
「Modeling the Earth」=地球のデジタル化をビジョンに、高精度3次元データのプラットフォーマーとして、様々な産業分野におけるイノベーションを共創します。
設立: 2016年6月
本社: 東京都渋谷区
代表者: 吉村 修一
事業内容: 自動運転・ADASをはじめ多様な産業を対象とした高精度3次元データの提供
公式サイト:
https://www.dynamic-maps.co.jp/
公式X:
https://x.com/dynamic_mapsプレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes