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「多動だから」「こだわりだから」で考えるのを止めない。発達支援の“見立て”を育てる実践書を刊行

特定非営利活動法人ここのば

「多動だから」「こだわりだから」で考えるのを止めな

NPO法人ここのば代表理事・百瀬 洋介が、療育・保育の現場で出会う10のケースから、「なぜだろう?」を起点に支援を組み立てる考え方を一冊に


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/129725/21/129725-21-e0abe80be8ac6240dc53dbbe7c32515f-1600x2560.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

NPO法人ここのば(所在地:大阪市淀川区、代表理事 百瀬 洋介)は、療育・保育・特別支援教育など発達支援に携わる方に向けた実践書『療育で変えるのは、子どもではありません ― 発達が気になる子の見立てを育てる、10のことば』を、Amazon Kindle Direct Publishing(KDP)を通じて刊行しました。
本書のテーマは、支援方法や対応の「正解」を覚えることではありません。
目の前の子どもの行動に対して、
「この子には、何が起きているんだろう?」
と問い、子どもの様子を丁寧に見ながら情報を集め、仮説を立て、支援を試し、必要に応じて見直していく。そのための「見立て」の力を育てることを目指した一冊です。

書籍販売ページ(Amazon)
https://www.amazon.co.jp/dp/B0HM3DQXZF




「知識はある。でも、目の前の子どもにどう使えばいいのか分からない」
発達支援には、ことばの発達、心理、感覚、行動、保育、教育、医療など、さまざまな専門領域が関わっています。研修や書籍などを通じ、支援者が専門的な知識を学ぶ機会も増えています。

一方、実際の療育・保育の現場では、
「この知識を、この子の支援にどう使えばいいのだろう」
と迷う場面が少なくありません。
例えば、子どもが活動中に走り回っているとき、「多動だから」と説明することはできます。
しかし、それだけでは、その子にどのような支援が必要なのかは分かりません。
体を動かすことで感覚を得ようとしているのかもしれません。
活動の意味や見通しが分からないのかもしれません。
難しい課題から離れようとしているのかもしれません。
あるいは、その活動自体が本人にとって楽しいのかもしれません。
同じように見える行動でも、その背景は子ども一人ひとり異なります。
だからこそ、
「なぜ、この行動が起きているのだろう?」
と考えることが、支援の出発点になります。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/129725/21/129725-21-694e4f73c4530b7d03abd0f04ba0ea05-2000x1333.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

著者の百瀬は、療育・保育事業の運営に携わる一方、自らも継続して子どもの個別支援を担当してきました。
その経験から本書では、専門的な知識そのものを解説するだけではなく、知識を目の前の子どもの支援へつなげる「考え方のプロセス」を重視しています。



「多動だから」「こだわりだから」で、考えるのを止めない
療育や保育の現場では、
「多動だから」
「こだわりが強いから」
「わがままだから」
「発達特性があるから」
といった言葉で、子どもの行動を説明したくなる場面があります。
こうした言葉は、子どもの状態を理解するための一つの手がかりにはなります。
しかし、行動に名前をつけただけでは、その子への具体的な支援は決まりません。
なぜ走っているのか。
なぜ切り替えが難しいのか。
なぜ言葉で伝えられないのか。
なぜ学校へ行くことが難しくなっているのか。
そこには、一人ひとり異なる理由や背景があります。
本書では10の具体的なケースを通して、ことばの発達、感覚、コミュニケーション、行動、動機づけ、環境調整、保護者支援などの視点から、
「目の前の子どもに何が起きているのか」
を考えていきます。
答えを先に書かない。10のケースから「見立て」を考える
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/129725/21/129725-21-1defadc73ce10fb5abef763db8b52d14-2000x1333.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

本書の各章は、ひとりの子どものケースから始まります。
最初から、
「この子には、この支援が正解です」
と答えを示す構成にはしていません。
ケースに書かれた情報をもとに、



何が起きているのか
↓
どんな可能性が考えられるのか
↓
何を観察し、確かめるのか
↓
どんな支援を試してみるのか
というプロセスをたどります。
考えた仮説が外れることもあります。
それでも構いません。
大切なのは、ひとつの説明に飛びついて子どもを決めつけることではなく、子どもの姿を見ながら仮説を更新し、その子に合った支援を探し続けることです。
本書では、知識を「覚える」だけではなく、実際のケースを通して支援者自身が考えることを大切にしています。
本書の3つの特徴
1.すべての章が、現場で起こる具体的なケースから始まる
「行こう」と声をかけただけなのに泣き出した。
突然、友だちに手が出た。
いつもと違う予定になると崩れてしまう。
ずっと走り回っている。
聞けば答えられるのに、自分からは伝えられない。
学校へ行けない。
保護者と支援者の見方が合わない。
療育・保育・教育の現場で出会うような具体的な場面を入り口に、「なぜだろう?」と考えます。
2.行動の名前ではなく、その背景を見る
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/129725/21/129725-21-b087d9afb70f3ab351045a8367f257b8-2000x1333.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

「多動」「こだわり」「わがまま」といった言葉だけで子どもを理解するのではなく、ことば、感覚、環境、コミュニケーション、経験、本人の動機など、複数の可能性から行動を考えます。
一つの説明だけで決めつけず、
「ほかの可能性はないだろうか」
と考える視点を重視しています。



3.子どもだけを変えようとしない
支援とは、子どもに何かを「できるようになってもらう」ことだけではありません。
伝え方を変える。
環境を分かりやすくする。
見通しを持ちやすくする。
選択肢をつくる。
成功しやすい条件を整える。
大人側の期待を調整する。
子どもを集団や環境に合わせるのではなく、子ども一人ひとりに合った環境や関わり方を整えることも支援であるという考え方を、本書全体を通して伝えています。
本書で扱う10のテーマ
1.「行こう」と言っただけなのに
ことばが届いていないとき、何が起きているか
2.誰も、その瞬間を見ていない
仮説を洗い出し、絞り込む
3.こだわりに、こだわらない
「いつもと違う」が難しい子をどう見るか
4.体幹が弱いのでは、ない
感覚と身体から行動を見る
5.聞けば答える。でも、自分からは言わない
コミュニケーションのどこでつまずいているか
6.「多動だから」で、止まらない
走る・動く行動の背景を考える
7.わがままかどうかは、決めなくていい
要求の奥にあるニーズを見る
8.「なぜ行けないの」には、答えられない
不登校を原因探しだけで終わらせない
9.ちょうどいい期待が、分からない
子どもの現在地と、大人の期待を考える
10.「うちの子は問題ありません」と言われた
保護者とともに支援を続ける
「変える」のは、子どもだけではない
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/129725/21/129725-21-f7c76cd5e051cf1823675d7a5adeffba-2000x1333.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

本書のタイトル『療育で変えるのは、子どもではありません』には、著者が発達支援で大切にしてきた考え方を込めています。
支援では、どうしても、
「子どもに何ができるようになってもらうか」
に目が向きがちです。




しかし、子どもの行動には、周囲の環境や大人の伝え方、課題の難しさ、見通しの持ちにくさ、本人の感覚や興味関心など、さまざまな要因が関係しています。
子どもだけに変化を求めるのではなく、
- 伝え方を変える- 環境を分かりやすくする- 選択肢をつくる- 見通しを持ちやすくする- 成功しやすい条件を整える- 子どもの「好き」や「得意」を支援の入り口にする- 大人側の期待や関わり方を見直す
ことも、大切な支援です。
子どもをよく知り、その子に合った環境を整える。
そして、子ども本人が、
「ここなら大丈夫」
「これならやってみたい」
と思える経験を積み重ねていく。
その考え方が、本書の根底にあります。
著者コメント
NPO法人ここのば
代表理事 百瀬 洋介
「発達支援には、ことば、感覚、心理、行動など、さまざまな専門知があります。
ただ、その知識を知っていることと、目の前の子どもの支援に使えることは、必ずしも同じではありません。
私がこの本で伝えたかったのは、支援の『正解』ではなく、『なぜだろう?』と考え続けるための見方です。
『多動だから』『こだわりだから』『わがままだから』。
そう名前をつけた瞬間に、その子について考えることが止まってしまうことがあります。
同じ行動でも、その背景は一人ひとり違います。
まずは、その子の特性や困りごと、好きなこと、得意なことを丁寧に知る。
そして、子どもを変えようとする前に、私たち大人の見方や環境、伝え方、関わり方を変えられないかを考える。
それが、私が発達支援で大切にしてきたことです。
この本が、明日出会う一人の子どもについて、もう一度『なぜだろう?』と考えてみるきっかけになればうれしく思います。」
NPO法人ここのばが取り組む「子どもへの支援」と「支援者への支援」
NPO法人ここのばでは、子ども一人ひとりの発達特性、興味関心、得意・不得意、安心できる関わり方を大切にした発達支援・不登校支援に取り組んでいます。
子どもを集団に合わせるのではなく、子どもに合った環境を整え、「好き」や「得意」を起点に支援を設計することを重視しています。
また、子どもへの直接支援だけでなく、療育・保育に携わる支援者が専門性を高め、学んだ知識を日々の実践につなげるための研修事業にも取り組んでいます。
発達支援×マンツーマンのオンラインフリースクール「SUPER SCHOOL」
SUPER SCHOOLは、発達支援の考え方を取り入れたマンツーマンのオンラインフリースクールです。
発達支援の専門スタッフが、子ども一人ひとりの特性、興味関心、得意・不得意などを踏まえて個別支援計画を策定し、オンラインで個別活動を提供します。
マインクラフト、Roblox、Canva、Scratch、AIツール、イラスト、動画制作など、子どもの「好き」や「得意」を活動の入り口にしながら、安心して参加できる関係性を土台に、意欲や自己肯定感、他者とのかかわり、学習への土台づくりを支援しています。
学校復帰だけをゴールにするのではなく、本人の状態や意思を尊重しながら、その子らしい次の一歩につなげていきます。
SUPER SCHOOL
https://coconova.or.jp/school/
マインクラフト×発達支援のオンライン個別支援「GLOBAL GAME」
GLOBAL GAMEは、教育版マインクラフトを活用したオンライン個別支援サービスです。
専門スタッフがマンツーマンで子どもの活動を支援し、建築、探検、村づくり、共同作業など、子ども自身が楽しめる活動を通じて、コミュニケーション、社会性、問題解決、他者との協同経験などにつなげていきます。
一般的なゲーム教室ではなく、発達支援の視点にもとづき、子ども一人ひとりの特性や発達課題、興味関心に合わせて活動を設計することを特徴としています。
ゲームを「やめさせるもの」ではなく、子どもとつながり、その子を理解し、次の経験につなげるための入り口として活用しています。
GLOBAL GAME
https://coconova.or.jp/game/
療育・保育の学びの場「Shinka Studio」
Shinka Studioは、療育・保育に携わる支援者に向けた学びの場です。
発達支援、個別支援計画、保護者支援、就学支援、虐待防止、感染症、BCPなど、日々の療育・保育の現場で必要となるテーマについて、オンライン研修や動画コンテンツを提供しています。
NPO法人ここのばでは、研修を「知識を得て終わるもの」ではなく、
学んだことを、目の前の子どもへの支援にどう生かすか
という視点を大切にしています。
今回刊行した『療育で変えるのは、子どもではありません』も、こうした「専門知と日々の実践をつなぐ」という考え方から生まれました。
Shinka Studio
https://coconova.or.jp/shinka/
書籍概要
書名
『療育で変えるのは、子どもではありません』
サブタイトル
発達が気になる子の見立てを育てる、10のことば
著者
百瀬 洋介
対象
療育者、保育士、児童指導員、児童発達支援管理責任者、教員、発達支援に携わる専門職、保護者など
形式・価格
ペーパーバック:1,980円(税込)
Kindle版:1,200円(税込)
販売
Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/B0HM3DQXZF
著者プロフィール百瀬 洋介(ももせ ようすけ)
NPO法人ここのば 代表理事。
IT、医療・介護、保育などの分野で事業運営に携わった後、発達支援・不登校支援の領域へ。
事業運営だけでなく、自らも継続して子どもの個別支援に携わり、療育と保育、経営と現場、テクノロジーと福祉という複数の視点から、子ども一人ひとりに合った支援のあり方を考えてきました。
現在はNPO法人ここのばにおいて、発達支援×マンツーマンのオンラインフリースクール「SUPER SCHOOL」、マインクラフトを活用したオンライン個別支援「GLOBAL GAME」、療育・保育に携わる支援者の学びの場「Shinka Studio」などを運営しています。
今後の展望
NPO法人ここのばでは、今後も、子どもへの直接支援と、療育・保育に携わる支援者への学びの提供の両面から、発達支援の質の向上に取り組んでまいります。
子どもの行動を単一の言葉で捉えるのではなく、
「なぜだろう?」
と考え、一人ひとりの特性や興味関心、環境に合わせて支援を組み立てていく。
その視点を、書籍、研修、オンラインでの個別支援などを通して、より多くの支援現場へ広げていきます。
また、保護者と支援者が子どもの姿について共通認識を持ち、必要に応じて学校・福祉・医療・相談支援機関等とも連携しながら、子ども本人が安心して次の一歩へ進める支援体制づくりを進めてまいります。
団体概要
団体名:NPO法人ここのば
代表者:代表理事 百瀬 洋介
所在地:大阪市淀川区
事業内容:不登校支援、発達支援、オンラインフリースクールの運営、マインクラフトを活用したオンライン個別支援、子ども・保護者支援、関係機関連携等
URL:https://coconova.or.jp/

本件に関するお問い合わせ
NPO法人ここのば
担当:百瀬 洋介
URL:https://coconova.or.jp/
E-mail:[問い合わせ用メールアドレス]

プレスリリース提供:PR TIMES

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記事提供:PRTimes

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