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【プラント保全の知見を鉄道インフラへ】岡野バルブ製造、サーモグラフィーを活用した「標識柱点検」の概念実証(PoC)をJR九州と共同実施

岡野バルブ製造株式会社

【プラント保全の知見を鉄道インフラへ】岡野バルブ製

~職人の「経験と勘」からデータによる「トリアージ(優先順位付け)」へ。全国の社会インフラに応用可能な点検手法の確立を目指す~


 岡野バルブ製造株式会社(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:岡野 武治、以下「岡野バルブ製造」)は、九州旅客鉄道株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:古宮 洋二、以下「JR九州」)が保有する標識柱の点検において、サーモグラフィーカメラを活用した概念実証(PoC)を実施いたしました。
 
 本取り組みは、当社が発電プラントの過酷な環境下で培ってきた非破壊検査の知見を、鉄道インフラの課題解決へと応用するものです。従来、作業員の経験と勘に依存していた点検作業に対し、本テクノロジーを用いた手法が確立されれば、鉄道路線内に無数に存在する標識柱点検の大幅な省力化が期待されます。今後は関係各社とのさらなる実証を経て評価基準の策定を進め、本手法を多様な社会インフラの老朽化対策へと幅広く展開し、実用化を目指してまいります。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/76027/25/76027-25-882fce9dab5dcf9f6e43c8083bebc7a9-842x256.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■実施に至った社会課題(ソーシャルイシュー)

《1. 直面する構造的な社会課題》
 JR九州は九州全域に約2,300kmの営業キロによる鉄道網を展開し、地域の重要な移動手段としての役割を担っています。一方、安全運行を維持するため、線路や車両をはじめとする鉄道設備の維持管理には多くの人員とコストを要しています。

 中でも、線路上や駅構内に設置された標識柱の点検は、列車運行終了後の限られた時間内で実施する必要があり、作業者の経験や知見に基づく判断に依存する場面も少なくありません。設備の老朽化や労働力不足が進む中、より効率的で客観性の高い点検手法の確立が求められています。

《2. 当社が向き合ってきた課題》
 当社は1926年の創業以来、発電用バルブの製造・メンテナンスというニッチな分野で実績を重ねてまいりました。生活に欠かせない電力インフラを陰で支え、守り続けることを使命に、社会の安心・安全な暮らしと産業の発展に寄与しています。

 近年ではこうした使命のもと、さまざまなインフラを対象に最新テクノロジーを活用したソリューションの提供にも取り組んできました。今回のPoCは、発電プラント設備の保全や非破壊検査で培った知見を生かし、JR九州に提案する形で実施する運びとなりました。

■今回実施した実証について

 JR南福岡駅(福岡市博多区)構内で実施したPoCでは、構内に設置されている標識柱を対象にサーモグラフィーカメラを用いて表面温度を計測し、温度分布と標識柱の状態との関係性について検証しました。

 今回の検証は、「減肉などによって柱の健全性が変化した場合、その状態が表面温度の違いとして現れる可能性がある」との仮説に基づき実施したものです。撮影時には日照条件や周辺環境など、温度分布へ影響を及ぼす要因も考慮しながらデータを取得し、実際の点検への適用可能性について検証を進めました。
 
 本PoCは、各種インフラやプラントの非破壊検査を手がける計測検査株式会社(北九州市八幡西区)と共同で実施しました。撮影条件や測定方法を確認・調整しながら検証を進めた結果、今回の実証では直ちに交換が必要と判断される標識柱は確認されませんでした。一方、一部の標識柱では温度分布と設備状態との関連性が示唆される傾向が確認され、今後の検証や評価基準の構築に向けた知見を得られました。

■各社の役割
《岡野バルブ製造》:PoCの企画・提案、検証方法の策定
《JR九州》:標識柱点検における課題や実証場所の提示
《計測検査》:サーモグラフィーカメラでの撮影

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/76027/25/76027-25-a6f26c083b0f647f202b11a0f0665add-2081x1561.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/76027/25/76027-25-44e6cecbdfe20b61383444831c5029e2-366x280.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■今後の展開(創出を目指すシナジー)


 今回のPoCで得られた知見を踏まえ、今後は人為的に減肉状態を再現したサンプルを用いた検証を予定しています。減肉量が既知であるサンプルを用いることで、サーモグラフィによる温度分布との相関をより詳細に検証し、設備状態を客観的に評価できるかを確認します。
 
 また、実証を通じて取得したデータを蓄積・分析することで、設備状態を定量的に評価する判定基準の構築を進めます。将来的には、設備の健全性に応じて点検・補修の優先順位を客観的に判断できる評価手法(トリアージ)の確立を目指し、作業者の経験や勘に依存しない標準化された点検の実現に取り組んでまいります。

■VQ事業について

 
 岡野バルブ製造のVQ事業はバルブのメンテナンスで培った知見を生かし、プラント現場をはじめ社会インフラのさまざまな現場における設備保全の省力化・効率化につながるソリューションを展開しています。詳細は以下のサービスサイトでもご覧頂けますので、ご興味のある方はご覧の上、お気軽にお問い合わせ頂けますと幸いです。

サービスサイトはこちら

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/76027/25/76027-25-d26dbe13b139a4938953481506db0a7e-1890x766.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 
▼岡野バルブ製造について
・会社名:岡野バルブ製造株式会社
・代表取締役社長:岡野武治
・本社所在地:福岡県北九州市門司区中町1-14
・創業:1926年11月3日
・事業内容:発電用高温高圧バルブの開発・製造・保守その他工業製品の受託生産
      工業プラントにおける各種工事
      研究開発の受託
      DXの実施・支援
      産業振興、地域振興の実施・支援
・ウェブサイト:https://okano-valve.co.jp/

▼JR九州について
・会社名:九州旅客鉄道株式会社
・代表取締役社長:古宮洋二
・本社所在地:福岡県福岡市博多区博多駅前3-25-21
・設立:1987年4月1日
・主な事業内容:旅客鉄道事業
        旅客自動車運送事業
        旅行業
        駐車場業
・ウェブサイト:https://www.jrkyushu.co.jp/

▼計測検査について
・会社名:計測検査株式会社
・代表取締役社長:坂本 敏弘
・本社所在地:福岡県北九州市八幡西区陣原1-8-3
・設立:1974年11月1日
・事業内容:各種インフラ構造物やプラントなどの非破壊検査
・ウェブサイト:https://www.keisokukensa.co.jp/
〈実証に関するお問い合わせ先〉
岡野バルブ製造株式会社 VQ事業部
vq-support@okano-valve.co.jp

〈リリースに関するお問い合わせ先〉
岡野バルブ製造株式会社 経営企画室
kouhou@okano-valve.co.jp

プレスリリース提供:PR TIMES

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記事提供:PRTimes

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