S-CADE.、GNSS計測と映像分析を統合したアスリートトラッキングシステム「ATHTRAS」を提供開始
株式会社S-CADE.

海外製の主要GPSデバイスと同等の精度を、端末1台24,000円(税抜)から。走りのデータと試合映像を同じ画面で振り返り、販売・修理まで日本語でサポート
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148883/9/148883-9-c42081744ad68f7db9bcbaab62907070-1734x907.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社S-CADE.(本社:東京都中野区、代表取締役:山口翔大)は、2026年10月20日、GNSS(衛星測位)による走行計測と映像分析をひとつのシステムに統合したアスリートトラッキングシステム「ATHTRAS(アストラス)」の提供を開始しました。製品名は、Athlete(アスリート)とTracking System(トラッキングシステム)を組み合わせた造語です。
ATHTRASは、Digitalyst製のGNSS端末で選手の走行距離・速度・加減速・スプリントを毎秒10回記録し、試合映像と同じ画面・同じ時刻で振り返ることができる分析ソフトウェアです。
海外製の主要GPSデバイスと同時に装着した比較計測では、速度・加速度ともに同等の精度を確認しました。端末1台24,000円(税抜)からの価格と、販売・修理まで日本語で対応する国内サポートにより、プロクラブから、これまでGPS計測の導入が難しかった高校・大学の部活動やクラブチームまで、幅広い現場での活用を見込みます。
選手の走行データを扱うGPS/GNSSトラッキングは、プロクラブを中心に普及が進んできました。一方で、育成年代の現場からは次のような声が聞かれます。
- 研究で使われるグレードの機器は高額で、周辺機器を含めると100万円単位の費用がかかる- 走行距離や速度が数字で出ても、試合のどの場面だったのかが分からず、指導に生かしにくい- 多くの製品が海外メーカー製で、説明書が英語のみ。修理の問い合わせにも時間がかかる
とくに高校の部活動には専任のアナリストがほとんどいません。データを「取ること」はできても、翌日のミーティングで使える形にするまでの負担が、導入の壁になっていました。
ATHTRASは、この「価格」「映像との結びつき」「日本語での運用」の三つに答えることを目標に開発したシステムです。
【1】端末1台24,000円(税抜)から、精度は上位帯
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148883/9/148883-9-563e0896a6afdf60b129ae21ba0d0359-982x691.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
計測には、Digitalyst製のGNSS端末 Type Xを使います。Basicの端末は1台24,000円(税抜)。GPS・QZSS(みちびき)・GLONASS・Galileo・BeiDouの衛星を使い、位置と速度を毎秒10回(10Hz)記録します。海外製の主要GPSデバイスと同時に装着した比較計測でも、速度・加速度は同等の精度でした。
【2】GPSの数字と試合映像を、同じ画面・同じ時刻で
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148883/9/148883-9-60fe5ad6c391dae0a3ddf99503ce6b22-1440x1214.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ATHTRASの最大の特長は、GNSS計測と映像分析が同一システムに統合されている点です。走行速度グラフのスプリントの山をタップすると、その場面の映像へ移動できます。逆に、映像に付けたタグからパスや対人などのプレー回数を時間帯ごとに集計することもできます。走行距離が同じ12kmでも「攻めた12km」なのか「走らされた12km」なのかは、数字だけでは判断できません。映像と並べて初めて、走行量が意味を持ちます。
[画像4:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148883/9/148883-9-94a46cbde932c7ed5fad2234a028895c-1223x1208.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
また、ボールを失った直後の対応を自動で抽出する「切り替え分析」、ACWR(急性:慢性作業量比)や加減速ゾーン別回数などを用いた負荷管理、走行量とプレーへの関与を合わせて見る貢献度の可視化にも対応しています。
【3】57gの軽量設計と、アナリストがいなくても回せる日本語サポート
[画像5:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148883/9/148883-9-be65ad92f104f0d85d550fcb7c7bf2cf-795x816.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
本体は77.8×48.9×18.8mm・質量57g。専用ベストで肩甲骨の間に装着し、選手の動きを妨げません。防水性能はIPX5で、World Rugby認証(WRM-371-YKQ)を取得しています。
用語集・FAQ・画面写真つきのガイドはすべてアプリ内に日本語で収録しており、専任のアナリストがいないチームでも運用できる設計としました。端末の製造・供給はDigitalyst(株式会社デジタリスト)、ATHTRASの開発と、端末を含めた販売・修理の窓口は株式会社S-CADE.が担当します。導入時の初期設定から日々の運用、故障時の対応まで日本語でサポートし、不具合があった場合もS-CADE.が間に入って対応します。端末には納品から6ヶ月の保証が付きます。
[画像6:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148883/9/148883-9-e364eb4d20d60a127cd6c131233ebb61-1150x758.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Live仕様の端末から、走りのデータを2.4GHzのWi-Fiで受け取り、その場で画面に表示します。選手ごとのカードには、総走行距離と目標距離への達成率、ジョグ・高速・スプリントの距離、加速・減速の回数、最高速度が並び、目標距離に届くとカードの色が変わります。データはWi-Fiアンテナキットで受け取るため、インターネット回線のないグラウンドでも使えます。ライブ機能には、Live仕様の端末とWi-Fiアンテナキットが必要です。
[画像7:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148883/9/148883-9-63f4608d624c8d0fcc4706d061ccccdd-922x898.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「安価なGPSは精度が落ちるのではないか」という懸念に対し、ATHTRASでは海外製の主要GPSデバイスとの同時装着による比較計測を実施しています。
選手の背中に海外製の主要GPSデバイスとATHTRAS用GNSS端末を並べて装着し、同一のプレーを同時に計測しました。
[画像8:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148883/9/148883-9-8b0e3dda4aad5561ab270131b6439c64-1900x262.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
速度の比較
[画像9:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148883/9/148883-9-7eace86f5bc12ef3074cccd364c008b0-1900x326.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
加速度の比較
計測の結果、両者の速度・加速度は同じタイミングで、ほぼ同じ波形を示しました(社内での比較計測)。
- 装着:ウォームアップ前にベストへ端末を入れる- 回収:試合後に端末を回収し、ログを取り出す- 取り込み:ATHTRASにログと映像を読み込む- レポート:自動集計。翌日のミーティングでそのまま印刷して使える
チーム・期間・個人・統合・映像の5種類のレポートをPDFで出力できます。ソフトウェアはブラウザで動作し、インストールは不要。iPadでもPCでも使用でき、オフラインでも動作します。
[画像10:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148883/9/148883-9-9446988d07121514e58aff01952ac07b-1182x812.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社S-CADE. 代表取締役 山口翔大
私自身、高校サッカー部のフィジカルコーチとして現場に立っています。走行データが指導に役立つことは分かっていても、機器一式で100万円を超える費用と、英語のみの説明書、修理に時間がかかる体制が、部活動での導入を止めていました。ATHTRASは、この現場の事情から逆算して作ったシステムです。端末1台24,000円で海外製デバイスと同等の速度・加速度が取れること、走った数字をその場面の映像と同じ画面で確認できること、設定から修理まで日本語で対応することの3点にこだわりました。専任のアナリストがいないチームでも、試合翌日のミーティングで数字と映像を並べて話せる状態を、無理のない費用で実現したいと考えています。
株式会社デジタリスト 代表取締役 高橋 怜香
当社は、ハードウェア・ソフトウェア・データを通じて、スポーツの現場を支えるGNSSシステムを提供しています。社名の由来である「Digital Catalyst」には、チームや一人一人に化学反応を起こす、デジタルな触媒になりたいという想いを込めています。品質と信頼性を大切にしながら、変わりたいと願う誰もが活用できる価格で、自ら考え、判断し、行動するための環境を広げることが、私たちの目指す姿です。
今回の連携は、当社が培ってきたGNSS計測技術と、S-CADE.のスポーツ科学・指導現場の知見、映像分析を組み合わせることで、データの新たな活用につながるものと考えています。両社の強みを活かし、チームの目的や指導スタイルに合った選択肢を届けることで、より多くの現場で、選手と指導者の気づきや成長を後押ししていきたいと思います。
[画像11:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148883/9/148883-9-0908f59edd09302d61a9d9ace5cbfdc7-664x689.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
GNSS端末は1台24,000円(税抜)からご用意しています。導入時の初期設定と研修は無料です。端末の仕様ごとの価格や導入例は、ATHTRASの製品ページでご案内しています。
- 海外製の主要GPSと同等の精度を、費用を抑えて全選手分そろえたいプロクラブ- 走行データを取りたいが、従来のGPS製品は予算が合わなかった高校・大学の部活動- 専任のアナリストがいないクラブチーム- 走行量だけでなく、プレーへの関与まで含めて選手を評価したい指導者- 練習中に、選手全員の走りをその場で確認したいコーチ(ライブ機能)- 連戦期の負荷管理とケガ予防に取り組むトレーナー・S&Cコーチ- フィジカルテストの結果とGPSデータを一元管理したい組織(アスリートマネジメントシステム「CORISE」へのCSV取り込みに対応。API連携は順次対応予定)
[表:
https://prtimes.jp/data/corp/148883/table/9_1_1b7b8062d65dd8551826a5af867932e1.jpg?v=202610201715 ]
S-CADE.は、フィジカル測定機器「Voltono」シリーズ、アスリートマネジメントシステム「CORISE」に続く製品として、走行計測の領域にATHTRASを投入します。今後は、CORISEとのAPI連携を順次進め、フィジカルテストの結果と走行データをより手軽に一元管理できるようにします。
科学的データをすべての人の身近なものに。S-CADE.は、日本の現場から生まれた計測技術を、育成年代からトップチームまで届けていきます。
ATHTRAS 製品ページ:
https://www.top.s-cade.com/athtras
会社名:株式会社S-CADE.
代表者:代表取締役 山口翔大
設立:2021年
資本金:31,650,000円
所在地:〒165-0025 東京都中野区沼袋4-2-12
事業内容:スポーツのフィジカル測定、トレーニング・運動指導、体験型スポーツ科学教育、自社測定機器の開発・販売
URL:
https://www.top.s-cade.com/
慶應義塾大学 スタートアップ制度 認定スタートアップ
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes