シリコン・ラボ、画期的な超低消費電力のWi-Fi 6/Bluetooth LE 5.4モジュール「SiWx917Y」を発表
シリコン・ラボラトリーズ有限会社
プラグアンドプレイのシンプルさと、グローバルなRF認証済みの新型モジュールがデバイス普及を促進
テキサス州オースティン - よりコネクテッドな世界のために安全かつインテリジェントなワイヤレス技術を提供する先進企業のシリコン・ラボラトリーズ(本社: 米テキサス州オースティン、NASDAQ: SLAB、以下 シリコン・ラボ)は、米国時間2024年12月3日、超低消費電力のWi-Fi(R) 6/Bluetooth(R) LE 5.4モジュールである「SiWx917Y」 <
https://jp.silabs.com/wireless/wi-fi/siwx917y-wireless-modules?source=Public-Relations&detail=Press-Release&cid=pub-prr-wfi-120324 > を発表しました。
高い評価を得ているシリーズ2プラットフォーム <
https://jp.silabs.com/wireless/gecko-series-2?source=Public-Relations&detail=Press-Release&cid=pub-prr-wfi-120324 > の延長線上にあるSiWx917Yは、デバイスメーカーにおけるWi-Fi 6 <
https://jp.silabs.com/wireless/wi-fi?source=Public-Relations&detail=Press-Release&cid=pub-prr-wfi-120324 > デバイスの複雑な開発・認証プロセスの効率化を目指して設計されています。新しいSiWx917Yモジュールは、画期的な電力効率を備えながら、堅牢なワイヤレス接続と先進的なセキュリティ、さらに機能をフル装備したアプリケーション・プロセッサを提供します。それによってデバイスメーカーの設計課題を減らし、製品の小型化、コスト削減、収益実現までの期間短縮を実現します。SiWx917Yは、各種のグローバル規格における事前認証を取得し、最適化されたアンテナも内蔵しているため、時間のかかるRF関連の最適化や認証取得の必要がありません。
シリコン・ラボのWi-Fiソリューション担当副社長Irvind Ghaiは次のように述べました。「IoT向けのWi-Fiは大幅な進化を遂げ、刺激的なイノベーションの可能性を生み出しています。SiWx917Y Wi-Fi 6モジュールは、デバイスメーカーが製品開発を加速できるよう開発されました。事前認証済みモジュールであるため、最先端のコネクティビティをデバイスに容易に組み込める、効率化されたソリューションとなっています。そのためメーカーは、開発に関わるさまざまなコストを抑えつつ、ソリューション自体の差別化に集中できます」
SiWx917Yは、スマートホーム、ビルオートメーション、医療デバイス、産業向けセンサー、資産追跡など、各種産業における低消費電力Wi-Fiアプリケーションに最適です。
多機能・高効率のSiWx917Yモジュールで最先端のワイヤレス機能を実現
SiWx917YモジュールはWi-Fi 6、Bluetooth LE 5.4<
https://jp.silabs.com/wireless/bluetooth?source=Public-Relations&detail=Press-Release&cid=pub-prr-blu-120324 >、ARM Cortex-M4 <
https://jp.silabs.com/mcu/32-bit-microcontrollers/arm-cortex-m4-32-bit-microcontroller?source=Public-Relations&detail=Press-Release&cid=pub-prr-mcu-120324 > アプリケーション・プロセッサ、ワイヤレス・ネットワーク・プロセッサ、大容量メモリ、豊富な周辺機器を、コンパクトな16mm x 21mm x 2.3mmのパッケージに内蔵しています。主な特長は以下の通りです。
● インテリジェントなパワーマネジメント機能を備えた超低消費電力Wi-Fi 6接続
● 専用のアプリケーション・プロセッサおよびワイヤレス・プロセッサを備えたデュアルコア・アーキテクチャ
● Matter <
https://jp.silabs.com/wireless/matter?source=Public-Relations&detail=Press-Release&cid=pub-prr-mat-120324 > over Wi-Fiに対応
● 内蔵アンテナ、RFピン、世界中のRF認証取得
● 複数の構成とオペレーションで柔軟な設計に対応
SiWx917Yはインテリジェントなパワーマネジメント機能を備え、TWT(ターゲット・ウェイク・タイム)と60秒のキープアライブ間隔によって、接続スリープモードの電流を20μAにまで抑えます。このため、スマートロック、サーモスタット、スマートカメラ、カメラ付きインターホン、産業用センサーなどのバッテリー寿命を数年単位にまで延ばすことができます。内臓のARM Cortex-M4プロセッサ、大容量メモリ、周辺機器により、高度なエッジコンピューティング機能も実現します。
SiWx917Yには2つの動作モードがあります。すべてのアプリケーションのコードをARM Cortex-M4コアで実行できるSoC(ワイヤレスMCU)モードのSiWG917Yと、アプリケーションは別のMCUで実行しながらWi-Fiモジュールが通信機能を担うNCPモード(ネットワーク・コプロセッサ)のSiWN917Yです。
増大するIoT接続需要に応える
IoTデバイスの活発な普及は、より効率的で安全なWi-Fiソリューションに対する需要を押し上げています。Wi-Fi使用の低消費電力IoTアプリケーションが年間10億台規模まで拡大する中、デバイスメーカーはエネルギー効率、セキュリティ、開発のしやすさへの懸念に対応した上で、堅牢な接続機能も組み込んでいかなければならないという課題に直面しています。
発売時期
SiWx917Yモジュールは現在、一般提供されています。シリコン・ラボのSiWG917YおよびSiWN917Y Wi-Fi 6/Bluetooth LEモジュールについての詳細は、こちら<
https://jp.silabs.com/wireless/wi-fi/siwx917y-wireless-modules?source=Public-Relations&detail=Press-Release&cid=pub-prr-wfi-120324 >をご覧ください。
シリコン・ラボについて
シリコン・ラボは、IoTワイヤレス接続分野のパイオニアです。同社は、サステナビリティ戦略の基盤として、半導体業界の持続可能性におけるリーダーになるという企業価値とビジョンを掲げています。シリコン・ラボが提供する統合型ハードウェアとソフトウェアのプラットフォーム、直感的な開発ツール、比類のないエコシステムサポートにより、同社は高度な産業、商業、家庭、およびライフ・アプリケーションの構築において理想的で長期的なパートナーとなっています。高性能、低消費電力、セキュリティ面における業界のリーディングカンパニーとして、シリコン・ラボは幅広いマルチプロトコル・ソリューションをサポートしています。詳細は(Silabs.com)をご参照ください。
Silicon Laboratories, Silicon Labs, S ロゴ, Silicon Laboratories ロゴ, Silicon Labs ロゴは、Silicon Laboratories Inc.の商品名は商標である可能性があり、各所有者にその権利が帰属します。
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記事提供:DreamNews