製品 – とれまがニュース

経済や政治がわかる新聞社や通信社の時事ニュースなど配信

とれまが – 個人ブログがポータルサイトに!みんなでつくるポータルサイト。経済や政治がわかる新聞社や通信社の時事ニュースなど配信
RSS
製品 サービス 企業動向 業績報告 調査・報告 技術・開発 告知・募集 人事 その他
とれまが >  ニュース  > リリースニュース  > 製品

J-LinkがDual Memory Maps機能を追加し、外部メモリデバッグを簡素化-J-Linkの販売開始

ポジティブワン株式会社

2025年1月9日-ポジティブワン株式会社(本社:東京都渋谷区、SEGGER Microcontroller GmbH(ドイツ・モンハイムに本社)正規VAR代理店)は、SEGGERのJ-Linkデバッグプローブに新たな無料機能である“Dual Memory Maps”を追加したことを発表します。この機能により、外部メモリの初期化前に発生するデバッグロックアップ問題を効果的に解決します。

◆Dual Memory Mapsとは
プログラム開発者は通常、main()関数からアプリケーションが開始すると考えがちですが、実際にはmain()以前のプロセスで多くの重要な設定が行われます。この初期化中に外部メモリに誤ってアクセスすると、デバッグプロセスが停止する「デバッグハング」や「ロックアップ」が発生することがあります。

Dual Memory Maps機能は、以下の2段階のメモリマップでこの問題を防止します:

1.初期化前用メモリマップ:外部メモリへのアクセスを制限し、安全な状態でデバッグを開始可能
2.初期化後用メモリマップ:外部メモリへのフルアクセスを許可し、通常のデバッグプロセスを進行可能

これにより、外部メモリの初期化前に発生する問題を排除し、開発者がスムーズに作業を進めることができます。

◆背景-デバッグ中の問題と解決
Seggerの開発チームはXilinx XC7Z010ターゲットでDDR RAMの初期化前に外部メモリにアクセスする問題に直面しました。この問題は、以下の状況で発生しました:

デバッグセッション中に外部メモリの内容を表示するメモリウィンドウが開いていた。

・ メモリウィンドウが初期化前の外部DDR RAMのデータにアクセスし、デバッグプロセスが停止
・ ターゲットの電源を再起動しても問題が解消されず、作業が進まない状況に
 
この問題に対処するため、SEGGERはDual Memory Maps機能を開発し、初期化前後で異なるメモリアクセスルールを適用できるようにしました。

◆新機能の利用方法
Dual Memory Maps機能は、J-Link Control Panelを使用して簡単に設定できます:

・ 初期化前メモリマップでアクセスを制限する領域を追加
・ 初期化完了後に切り替わる第2のメモリマップで、外部メモリへのアクセスを許可

これにより、開発者はターゲットデバイスの外部メモリ初期化プロセスを安全かつ効率的に管理できます。

◆特定デバイス向けの追加サポート
XC7Z010のような特定デバイスについては、J-Linkソフトウェアに汎用的なセットアップステップを追加しました。この機能により、XC7Z010の外部DDR RAM領域はデフォルトで初期化前にアクセスが制限されます。このアプローチは、将来的に他の人気チップにも適用される予定です。

SEGGERのJ-Linkは、Dual Memory Mapsという新機能により、外部メモリデバッグの信頼性と効率性を向上させました。この機能はすべてのJ-Linkユーザーに無料で提供され、よりスムーズな開発体験を実現します。SEGGERは引き続き、最も要求の厳しい顧客のニーズを満たすために製品を改善していきます。このような問題に直面した場合、当社へ相談をしてください。SEGGER社とサポートを受けながら、解決したソリューションを用意していきいます。

ポジティブワンでは、これらのSEGGER製品を取り扱っており、組み込みシステムの開発を強力にサポートします。購入に関するお問い合わせは、ポジティブワンまでお気軽にご連絡ください。

【SEGGER Microcontroller GmbHについて】
SEGGER Microcontroller GmbHは、組み込みシステム向けのソフトウェア、ハードウェア、および開発ツールのフルレンジを提供するサプライヤーです。同社は、柔軟で使いやすいツールとコンポーネントを通じて、開発プロセス全体をサポートしています。また、IoTやエッジコンピューティングの成長に伴い、セキュアな通信とデータ保護のための包括的なセキュリティソリューションを提供し、業界のニーズに応えています。1992年の設立以来、SEGGERは組み込みシステムの分野で確固たる地位を築いています。本社はドイツ・モンハイムに位置しています。 https://www.segger-pocjapan.com/

【ポジティブワン株式会社について】
社名 ポジティブワン株式会社(POSITIVE ONE CORPORATION)
東京本社 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ・ウエスト22F

URL https://www.positive-one.com

ポジティブワン株式会社は、2004年の設立以来、世界の半導体メーカーと最先端技術を利用した製品開発に携わっています。世界の半導体メーカーの動向に合わせて、3つの事業を展開しています。海外の半導体関連製品(基板、開発~検証認証ツール、ミドルウエア)の輸入販売サポート、ODM・OEM向け製造サービス(仕様設計、回路設計、基板設計、ソフトウエア開発、筐体設計、信頼性試験)、EMV・CANopen・車載ネット―ワーク等の標準安全試験認証を行う第三者検査機関サービスを行っています。ハードウエアは高速デジタル回路設計、 3Dセンサー、ニューラルネットワークと深層学習の開発、ネットワーク・ソフトウェア・ハードウェアがクロスボーダーするような領域での開発を強みとしています。

【本件に関するお問い合わせ先】
ポジティブワン株式会社
メールアドレス:poc_sales@positive-one.com
TEL:03-3256-3933 FAX:03-4360-5301










配信元企業:ポジティブワン株式会社
プレスリリース詳細へ

ドリームニューストップへ

記事提供:DreamNews

記事引用:アメーバ?  ブックマーク: Google Bookmarks  Yahoo!ブックマークに登録  livedoor clip  Hatena ブックマーク  Buzzurl ブックマーク

ニュース画像

一覧

関連ニュース

とれまがマネー

とれまがマネー

IR動画

一覧

とれまがニュースは、時事通信社、カブ知恵、Digital PR Platform、BUSINESS WIRE、エコノミックニュース、News2u、@Press、ABNNewswire、済龍、DreamNews、NEWS ON、PR TIMES、LEAFHIDEから情報提供を受けています。当サイトに掲載されている情報は必ずしも完全なものではなく、正確性・安全性を保証するものではありません。当社は、当サイトにて配信される情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。

とれまがニュースは以下の配信元にご支援頂いております。

時事通信社 IR Times カブ知恵 Digital PR Platform Business Wire エコノミックニュース News2u

@Press ABN Newswire 済龍 DreamNews NEWS ON PR TIMES LEAF HIDE

Copyright (C) 2006-2025 sitescope co.,ltd. All Rights Reserved.