リテルヒューズ、使用頻度の高いデバイス向けに 200万回のサイクル寿命を実現する、タクタイルスイッチ「TLSMシリーズ」を発表
Littelfuse, Inc.
持続可能で接続性の高い、より安全な世界を実現する工業技術製造企業リテルヒューズ・インク（本社：米国イリノイ州シカゴ市、NASDAQ：LFUS）の日本法人であるLittelfuseジャパン合同会社（本社：東京都港区）は、表面実装技術（SMT）用タクタイルスイッチ「TLSMシリーズ」を6月中旬に発売します。本シリーズは最大で200万サイクルという並外れた長寿命性能を有しており、高い耐久性を備え、使用頻度の高い環境に最適な製品です。高さ3.45mmのコンパクトな単極双投（SPDT）構成により、回路の柔軟性向上と、より複雑で汎用性の高いアプリケーションへ対応します。
製品紹介：
https://players.brightcove.net/1799386164001/default_default/index.html?videoId=6372586143112「TLSMシリーズ」は、ノイズに敏感な環境でのユーザーエクスペリエンス向上にフォーカスしており、正確な触覚フィードバックを提供するソフトアクチュエータを特徴としています。IP54規格の防塵・防水性能を有しており、産業機器や屋外機器の過酷環境条件でも信頼性の高い動作を保証します。幅広い電圧範囲（DC1～16V）と電流範囲（10μA～50mA）に対応することで、さまざまな低電力アプリケーションとの互換性を確保。最新の電子設計にシームレスな統合が可能です。
■特長
・比類のない長寿命：最大200万回のサイクルに対応し、従来のタクタイルスイッチを大幅に上回る耐久性を実現。製品の長寿命化およびメンテナンス頻度の低減に寄与
・SPDT構成：2つの出力オプションにより回路設計の柔軟性が向上し、標準的なSPSTタクタイルスイッチの機能を拡張
・コンパクトで汎用性の高い設計：ゲーム機器用コントローラー、リモコン、産業機器の制御パネルをはじめ、スペースに制約のあるアプリケーションに最適
・静音動作のソフトアクチュエータ：ノイズを最小限に抑えると同時に正確な触覚フィードバックを提供。ノイズに敏感な使用環境に最適
・環境保護：IP54規格に準拠し、産業機器や屋外機器の過酷な使用条件を満たす信頼性の高い防塵・防水性能を装備
・効率的な製造：自動組立工程向けに最適化したテープ＆リールパッケージで提供
■用途と市場
本シリーズは、以下を含む幅広いアプリケーション向けに設計されています。
・産業機器向けアプリケーション：信頼性と耐久性が重視される制御パネル、計装、ロボット工学、エレベーターのボタン
・運輸機器：車両ダッシュボード、制御ユニット、ドアハンドル、EV充電システムにおける信頼性の高い動作
・民生用電子機器：リモコン、スマートホームデバイス、ロボット掃除機、芝刈り機、携帯型ガジェットのユーザーエクスペリエンスを向上
・医療機器：ポータブル診断ツール、ウェアラブル医療機器、手術器具、その他の精度と信頼性が求められる重要なヘルスケア機器に最適
■仕様
接点定格：10uA～50mA
電気的寿命（サイクル数）：2,000,000
絶縁抵抗：100MΩ min.
絶縁耐力：耐電圧AC250V（50 60HZ）、10mA、60±5s
動作温度：-40℃ to 95℃
接触抵抗：100mΩ max.
はんだ付け性：IEC61760-1に準拠した鉛フリーリフローはんだ工程
■入手方法
リテルヒューズ正規代理店にお問い合わせください。リテルヒューズの正規代理店は littelfuse.com でご確認いただけます。
■詳細情報
詳細については、タクタイルスイッチ「TLSMシリーズ」の製品ページ（
https://www.ckswitches.com/products/switches/product-details/Tactile/TLSM/TLSMDT3C020GLFS/ ）をご覧ください。
C&K Switchesについて
リテルヒューズにより2022年に買収された C&K Switches は、高性能な電気機械スイッチと相互接続ソリューションの設計および製造を行う大手企業で、車載用、工業、医療、輸送、航空宇宙、データ通信などの幅広い市場において世界各地に製品を提供しています。
リテルヒューズについて
リテルヒューズは、持続可能でつながりのある、より安全な世界を実現する、電子部品製造会社です。全世界で 20 か国以上に 1 万 6,000 の従業員を擁し、革新的で信頼のおけるソリューションを設計、提供すべくお客様とも連携しています。10 万社以上のエンドカスタマーに製品を提供し、我々の製品は産業機械向け、輸送機械向け、電子業界向けなどの様々な市場において、毎日、あらゆる場所で利用されています。詳細についてはリテルヒューズのウェブサイトlittelfuse.com をご覧ください。
本件に関するお問い合わせ
Littelfuseジャパン合同会社
E-mail：Contact_Japan@littelfuse.com
配信元企業：Littelfuse, Inc.
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記事提供：DreamNews
