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SABIC、優れた接着性と機械的特性を兼ね備えた、初の難燃性PBTナノ成形材料を発表

SHPPジャパン合同会社



・ SABICは、消費者向け電子機器のナノ成形部品に用いられる難燃性LNP(tm) THERMOTUF(tm)コンパウンドを発表。
・ 2025年のエジソン賞を受賞した新しいLNP THERMOTUF WF0087Nコンパウンドは、耐衝撃性をはじめとする優れた機械的特性と難燃性を兼ね備えた、初のナノ成形用PBTベース材料。
・ 主な用途は、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチのアンテナ・スプリッターなど、各種構造部品。

日本・東京、2025年7月25日 - 化学業界のグローバルリーダーであるSABIC(日本法人:SHPPジャパン合同会社、東京都千代田区)は本日、特殊コンパウンドLNP(tm) THERMOTUF(tm)ファミリーの新製品として「LNP THERMOTUF WF0087N」を発表した。この新しいLNP THERMOTUF WF0087Nコンパウンドは、ポリブチレンテレフタレート(PBT)をベースとした業界初のナノ成形技術(NMT)向け材料であり、優れた難燃性(FR)と高い機械的特性を兼ね備えている。消費者向け電子機器分野では、スマートフォンのミドルフレームに使用される、軽量で耐久性に優れる金属とプラスチックのハイブリッド部品に対する需要が高まっており、SABICのLNP THERMOTUF WF0087Nは、そうした需要に応える製品である。さらに、本新製品は優れた難燃性を備えており、消費者向け電子機器の安全規格である「IEC 62368-1第4版」に準拠した製品の開発に貢献します。SABICのLNP THERMOTUF WF0087Nコンパウンドは、2025年エジソン賞(https://edisonawards.com/2025-winners/)を受賞している。

SABICのスペシャリティー事業部で、APAC地域のフォーミュレーション&アプリケーション担当ディレクターを務めているJenny Wangは、「スマートフォンは、デザイン性、ワイヤレス接続、充電速度といった機能面で大きく進歩しており、産業界ではこれらの進化に対応可能な先進的な材料を必要としています。新しい難燃性ナノ成形用LNP THERMOTUFコンパウンドは、SABICが消費者向け電子機器マーケットに注力していることの表れです。当社は、画期的な材料の提供を通じて、スマートフォンをはじめとする各種デバイスの性能、安全性、製造性、ならびにコンプライアンスの向上に取り組んでいるお客様の取り組みをサポートしてまいります」と話している。

◆ナノ成形技術のメリットを拡張
ナノ成形技術は、化学処理された金属表面に樹脂材料を注入し、両者を強固に結合させたハイブリッド材料を製造するプロセスである。この技術は、ダイカストやインサート成形と比較して、軽量・薄肉設計、電波透過性、優れた外観、効率的な製造工程を実現している。さらに、電子機器を水や埃から保護する上でも、ナノ成形技術は効果的な成形手法である。

こうしたメリットに加え、LNP THERMOTUF WF0087Nコンパウンドは、薄肉難燃性(UL94 V0 @ 1.0mm)を備えており、接着強度や耐衝撃性など、優れた機械的特性を発揮している。また、金属との接着強度は、一般的な難燃性PBT樹脂と比較して約60%高く、要求の厳しいIP68防水・防塵規格を満たすことが可能である。

さらにLNP THERMOTUF WF0087Nは、過酷な陽極酸化処理に対応可能な高い耐薬品性を備えており、魅力的な外観を実現するカスタム着色性も有している。また、LNP THERMOTUF WF0087Nの誘電特性は、複数のアンテナを搭載したデバイスにおいて、高い信号性能の確保に寄与している。

本コンパウンドの主な用途としては、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチ、ノートパソコンに使用されるアンテナ・スプリッターなど、各種構造部品が挙げられる。

エジソン賞は、毎年発表される国際的な賞であり、新製品や新サービスの開発、マーケティング、デザイン、イノベーションにおける優れた業績を表彰している。2025年度の受賞者は2025年4月2日に発表されている。


SABICについて
SABIC(サウジ基礎産業公社)は、サウジアラビアのリヤドに本社を置く化学製品のグローバルカンパニーである。SABICはアメリカ大陸、ヨーロッパ、中東およびアジア太平洋地区を拠点として、化学品、汎用製品、高機能性プラスチックス、肥料といった差別化された製品の世界規模での生産活動を行っている。
SABICは、主要産業におけるビジネスチャンスを特定し、最終用途のアプリケーションを開発することで、自動車、衛生・ヘルスケア、電気電子、包装、農業、消費財、建築・建設、といった産業に携わる顧客をサポートしている。
SABICは世界140か国以上の顧客にサービスを提供し、2万8,000人以上の従業員を全世界で雇用している。SABICでは、イノベーションと独創性の育成を促進するため、グローバルで11,000件以上の特許取得および特許出願を行っているほか、テクノロジー&イノベーションセンターのグローバルネットワークを有している。

SHPPジャパン合同会社について
SABICは、2020年4月1日付で日本法人の称号をSABICジャパン合同会社からSHPPジャパン合同会社に変更しました。



配信元企業:SHPPジャパン合同会社
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記事提供:DreamNews

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