【絵本出版賞 最優秀賞受賞作】人の本来のやさしさや思いやりのこころを伝える絵本『家族じゃないのに』10月20日発売
株式会社みらいパブリッシング
株式会社みらいパブリッシング(東京・高円寺/代表取締役:松崎義行)は、新刊『家族じゃないのに』を2025年10月20日に発売いたします。
ひとりでバスに乗って登校する、小学校四年生のはるかが主人公。
「知らない人には気を付けて」というお母さんの言葉から、身を固くしてバスに乗り込みます。
乗り合わせたのは障害をもつ中学生くらいの男の子。
初めは距離を取っていたはるかですが、その子の行動をきっかけに変化が起き、毎日顔を合わせるほかの乗客とも、次第にあたたかなつながりが生まれていきます。
さまざまな情報が飛び交い、他人に対する疑心暗鬼や不信感が蔓延する現代。
「知らない人どうしが心配しあうなんて、まるで家族みたい」というはるかのセリフには、「お互いを思いやる心を大切にしてほしい」「家族じゃなくても心はつながる。みんなで優しくなりたい」という著者の想いが込められています。
挿絵は絵本作家の、のむらうこさんが担当。これまで貼り絵作品を多く生み出してきましたが、今作では水彩中心の表現を用い、やさしい世界観をつくり出しています。
「小学生のよみものシリーズ」として、小学生に読みやすい仕上げになっています。読み聞かせなら、5歳くらいからがおすすめです。
第13回絵本出版賞 最優秀賞受賞作。
詳しくはこちら
https://www.amazon.co.jp/dp/4434365746お互いを思いやる心が人と人を繋いでいく
絵本出版賞 最優秀賞受賞作
はるかは、小学三年生の春休みに引越しをして、バス通学をはじめました。
親友のりんちゃんとはなれたくないというはるかの思いが叶い、
うきうきした気分でバス停のれつにならびます。
そんなある朝、はるかのお母さんはテレビのニュースを見ていいました。
「知らない人には気をつけるのよ。はるかと同じ四年生の子がゆくえふめいだって」
その大きなため息と心配そうな顔を思い出し、はるかはきんちょうしました。
人の顔をなるべく見ないようにしながらバスに乗り
バスの手すりぼうにつかまって窓のけしきを見ていると、
目の前の席にすわっていた中学生くらいの男の子が
運転手さんのまねをしてアナウンスをはじめました。
「次はつりかえばし、つりかえばし、おおりの方は近くのブザーをおしてください」
まわりのひとたちはみんな、男の子をあたたかい目で見守っています。
数日後、男の子はおばあちゃんと二人がけの席に座っていました。
はるかがいつものように手すりぼうにつかまって窓の向こうを見ていると、
バスの急ブレーキで男の子が大事ににぎっていた袋をおとしてしまいました。
すると、いろいろな色のビー玉がはじけ、ころころところがりはじめました。
毎朝乗るバスの中で、はるかが障害を持つ男の子と出会い、
乗り合わせる人たちと心を通わせていく物語。
【著者について】
作:さわゆきえ ・ 絵 のむらうこ
さわゆきえ
埼玉県在住。
人は誰でも誰かにとってのかけがえのない大切な存在。その心を子どもたちに伝えたいという思いで、物語を書き続ける。座右の銘は「心こそ大切なれ」。
本作品で第13回絵本出版賞最優秀賞を受賞。
のむらうこ
神奈川県厚木市在住。
京都大学農学部大学院在籍中に、縁あってデザインの楽しさに触れ、デザイン、イラスト、絵本制作を始める。
著書:『まんげつのよるのピクニック』、『うりぼうきょうだいのみつけもの』、『くるりんしっぽのラルゴとのはらのしらべ』(みらいパブリッシング) など多数。
【書籍概要】
書名:家族じゃないのに
作:さわゆきえ ・ 絵 のむらうこ
発売日:2025年10月20日
価格:1650円(税込)
体裁:A5判 48ページ ハードカバー
ISBN:978-4-434-36574-4
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会社名:株式会社みらいパブリッシング
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記事提供:DreamNews