Microchip社、MCU/MPUをインテリジェントなリアルタイム意思決定エンジンに変える量産対応のフルスタック エッジAIソリューションを発表
マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社
2026年2月11日[NASDAQ: MCHP] - AI(人工知能)およびML(機械学習)の革新における次の大きなステップは、MLモデルをクラウドからエッジへ移行させ、今日の産業、車載、データセンター、コンシューマ向けIoT(モノのインターネット) ネットワークにおいてリアルタイムの推論および意思決定アプリケーションを実現する事です。Microchip Technology Incorporated(日本法人: 東京都港区浜松町、代表: 櫟晴彦 以下Microchip社)は本日、エッジAIソリューションを拡充し、Microchip社のMCU(マイクロコントローラ)とMPU(マイクロプロセッサ)を活用した量産対応アプリケーションの開発を効率化するフルスタック ソリューションを提供する事を発表しました。MCUとMPUは、エッジの多くのセンサの最も近くに配置され、センサデータの収集、モータ制御、アラームやアクチュエータの起動等を実行するデバイスです。
Microchip社の製品は長年にわたり組み込み設計の主力を担ってきました。しかし、今回の新しいソリューションにより、Microchip社のMCUとMPUは、セキュリティと効率性と拡張性を兼ね備えたインテリジェンスをエッジにもたらすための完全なプラットフォームへと生まれ変わります。Microchip社は、エッジAIの性能、消費電力、セキュリティに関する課題を解決しながらエッジAIの実装を簡単にする、シリコン、ソフトウェア、ツールから成る成長し続けるフルスタック製品ポートフォリオを急速に構築、拡大してきました。
Microchip社のEdge AI事業部担当副社長Mark Reitenは次のように述べています。「エッジAIはもはや実験段階ではありません。クラウドでの実装に比べて多くの利点があるため、当然の選択肢となっています。我々は、Microchip社のMCU、MPU、FPGAを、最適化済みのMLモデル、モデル アクセラレーション、堅牢な開発ツールと統合するために、エッジAI部門を設立しました。今回リリースされたのは計画されているアプリケーション ファミリの第一弾です。これにより、要求の厳しい市場に即展開可能な、セキュアかつ効率的なインテリジェント システムを素早く設計する事が可能になります」
この新しいMCUおよびMPU向けフルスタック アプリケーション ソリューションには、事前学習済みの展開可能なモデルだけでなく、各種環境に合わせて修正、拡張、適用が可能なアプリケーション コードも含まれています。これらは、Microchip社の組み込みソフトウェアおよびML開発ツール、またはMicrochip社パートナー企業が提供する組み込みソフトウェアおよびML開発ツールを通じて実行できます。この新しいソリューションに含まれる内容は以下の通りです。
● AIベースの信号解析による危険なアーク放電故障の検出と分類
● 予兆保全のための状態監視と機器の健全性評価
● デバイス上でセキュアな本人確認を可能にする生体検知機能付き顔認識
● コンシューマ、産業、車載用のコマンド制御インターフェイス向けキーワード スポッティング
エッジAI向け開発ツール
エンジニアは、使い慣れたMicrochip社の開発プラットフォームを利用してAIモデルのプロトタイプ作成と展開を迅速に行う事ができます。これにより、複雑さが軽減され、設計サイクルを短縮できます。Microchip社のMPLAB(R) X IDE(統合開発環境)は、MPLAB Harmonyソフトウェア フレームワークおよびMPLAB ML Development Suiteプラグインと共に、最適化済みのライブラリを通じて組み込みAIモデルの統合をサポートする、統一されたスケーラブルなアプローチを提供します。例えば、8ビットMCUを使ったシンプルなPoC(概念実証)タスクで開発をスタートし、後でMicrochip社の16ビットまたは32ビットMCUを使った量産対応の高性能アプリケーションに移行する事もできます。
FPGAに関しては、Microchip社のVectorBloxTM Accelerator SDK 2.0(
https://www.microchip.com/en-us/products/fpgas-and-plds/fpga-and-soc-design-tools/vectorblox) AI/ML推論プラットフォームが、エッジにおけるビジョン、HMI(ヒューマン マシン インターフェイス)、センサ分析、その他の演算負荷の高いワークロードを高速化すると同時に、一貫したワークフロー内でトレーニング、シミュレーション、モデル最適化を可能にします。
その他のサポートには、リアルタイムなエッジAIデータ パイプラインにおけるデータ抽出向けに、同社のdsPIC(R) DSCを採用したモータ制御リファレンス デザインをはじめ、スマート電力量計における負荷分離、物体検出およびカウント、モーション監視向けの各種トレーニングおよびイネーブルメント ツールが含まれます。Microchip社はまた、製品の設計と開発に必要な補完的なコンポーネントを通じて、エッジAIの課題解決を支援しています。これには、エッジにおける組み込みコンピューティングを接続するPCIe(R)デバイスや、産業用オートメーションやデータセンター アプリケーションにおけるエッジAIを可能にする高密度パワー モジュール等が含まれます。
アナリスト企業IoT Analytics社は、2025年10月の市場レポート(
https://iot-analytics.com/iot-mcu-market-7-billion-opportunity-by-2030-driven-by-industrial-edge-ai/#:~:text=Technology%20shift%203%3A%20Edge%20AI%20capabilities%20are%20being%20embedded%20directly%20into%20MCUs,-The%20STM32N6%20Discovery&text=Advanced%20AI%20and%20machine%20learning,into%20intelligent%20decision%2Dmaking%20hubs)において、業界のトレンドトップ4の1つとして、エッジAI機能をMCUに直接組み込む事を挙げ、これにより「遅延を低減し、データプライバシーを強化し、クラウド インフラストラクチャへの依存度を低減する」AI主導のアプリケーションが可能になると述べています。Microchip社のAIイニシアチブは、同社のMCUおよびMPUプラットフォーム、そしてFPGAを通じてこのトレンドを強化します。エッジAIエコシステムでは、多様なメモリ構成を持つ複数デバイス上で、ソフトウェアAIアクセラレータと統合ハードウェア アクセラレーションの両方をサポートする事がますます必要とされています。
在庫/供給状況
Microchip社は、フルスタック アプリケーション ソリューションの顧客と積極的に連携し、様々なモデル トレーニングやその他のワークフロー サポートを提供しています。また、開発者に展開可能な追加オプションを提供するソフトウェアを持つ複数のパートナー企業とも連携しています。Microchip社のエッジAI製品および新たなフルスタック ソリューションの詳細はwww.microchip.com/EdgeAIを参照してください。各ソリューションの詳細は、2月17日から開始されるMicrochip社のオンデマンドのエッジAIウェビナー シリーズ(
https://event.on24.com/wcc/r/5204255/2078D7982CECB1F71D21EFDC1AEB9513/6538356)でご確認頂けます。リソース
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください。掲載に許可は不要です。
● アプリケーション画像: www.flickr.com/photos/microchiptechnology/55062918660/sizes/o/
Microchip Technology社について:
Microchip社は、幅広い半導体製品を提供する半導体サプライヤであり、新しい技術を市場投入する際の重要な課題を解決するトータルシステム ソリューションを通じて、革新的な設計をより簡単に実現する事に尽力しています。使いやすい開発ツールと包括的な製品ポートフォリオにより、コンセプトの創出から完成までの設計プロセス全体にわたってお客様をサポートします。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、産業、車載、民生、航空宇宙と防衛、通信、コンピューティングの市場で優れた技術サポートとソリューションを提供しています。詳細はMicrochip社ウェブサイト(
https://www.microchip.com)をご覧ください。詳細については、以下にお問い合わせください。
Helen Tang (Microchip社): Helen.Tang@microchip.com
配信元企業:マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社
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記事提供:DreamNews