ベトジェット、2025年第3四半期の堅調な業績により通期計画の97%を達成~2025年第4四半期には名古屋 - ホーチミン線を週4便へ増便~
べトジェット・アビエーション・ジョイント・ストック・カンパニー
(東京, 2025年11月5日) - ベトジェット・アビエーション・ジョイント・ストック・カンパニー(HOSE: VJC)は2025年第3四半期において通期計画の97%を達成し、安定かつ堅調な業績を発表しました。同社は日本とベトナム間で10路線の直行便を運航する航空会社として、日本での存在感をさらに確立しました。
堅調な増収・増益を達成
2025年第3四半期における航空事業の売上高は16.72兆ドン(約974億円)で、税引前利益は3,930億ドン(約22.8億円)となりました。
本年初頭からの9か月間の累計では、航空運送収益は52.32兆ドン(約3,040億円)、税引前利益は1.98兆ドン(約115.6億円)となり、前年同期比で28%増となりました。
同期間の連結売上高は52.76兆ドン(約3,070億円)、利益は2.05兆ドン(約120億円)で、前年同期比で17%増となりました。
付帯収入は6.89兆ドン(約401億円)で航空事業収入の41%を占め、前年同期比で19%増となりました。
国際フライトネットワークを拡大
ベトジェットは現在、日本とベトナムの間で、東京(成田/羽田)、大阪、名古屋、福岡 - ハノイ/ホーチミン、広島 - ハノイを結ぶ直行便10路線を運航しています。名古屋 - ホーチミン線において、運航便数を週3便から週4便へ増便し、従来の火・土・日に加えて木曜日の運航を追加しました。このスケジュールは2026年3月まで維持される予定で、日本からベトナムへの渡航機会がさらに広がります。
2025年9月30日時点で、ベトジェットは98機の保有機材を用いて219路線(国内50路線、国際169路線)を運航し、2,150万人もの乗客を輸送しました。
20%の株式配当で強固な財務基盤を反映
ベトジェットの取締役会は20%の株式配当計画を承認し、総額1.18兆ドン(約69億円)相当の1億1,830万株以上を発行する予定です。この決定は堅調な業績と強固な財務基盤に基づき、株主に長期的な利益を還元することを目的としています。
持続可能な発展に向けた投資
ベトジェットはロンタイン空港に新たな航空機整備センターを建設しており、持続可能な航空燃料(SAF)を導入すると同時に、ベトジェット・アビエーション・アカデミーにおける優秀な人材の育成に取り組んでいます。
市場環境の改善、燃料価格の下落、強固な技術・財務基盤をもとに、ベトジェットは2026年も力強い成長を見込んでいます。
配信元企業:べトジェット・アビエーション・ジョイント・ストック・カンパニー
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記事提供:DreamNews