◆関西大学の学生が台湾の学生と共同制作◆「情熱棒球」上映会&シンポジウムを開催◆
関西大学
関西大学社会学部の学生と台湾の国立屏東大学の学生が協力し、台湾のプロ野球チーム「台鋼ホークス」を取材したドキュメンタリー映画「情熱棒球」がこのほど完成。完成後初の上映会とシンポジウムが2月15日(土)13:30~、千里山キャンパスの第三学舎ソシオホールで開かれます。球団GM(ジェネラルマネジャー)を務める劉東洋氏が本学の大学院社会学研究科を修了した縁で、両大学の学部が国際交流の部局間協定を結び学生たちとの共同作業として映画づくりが行われました。
シンポジウムには劉氏のほか、関西大学野球部の早瀬万豊・前監督、内田雅也・スポーツニッポン編集委員、映画のディレクターの一人である社会学部4年次生の溝淵千夏さんが参加して、日本と台湾の野球、文化の違いや交流の歴史などについて話し合います。WBSCプレミア12優勝などで世界に注目される台湾のプロ野球について知る機会として注目されます。
【本件のポイント】
・2月15日に日本と台湾の野球について話し合う「日台野球シンポジウム」を開催
・台湾のプロ野球チームを関西大学社会学部の学生が台湾の大学生と共に取材。記録映画に
・完成した映画「情熱棒球」(34分)の上映。シンポジウムには台鋼ホークスのGMも参加
学生たちは2024年夏ごろ、チームを取材。2022年設立の新しいチームである台鋼ホークスの工夫や直面する困難、乗り越えようとする情熱に劉氏らへのインタビューを通じて迫っています。台湾の学生たちとは言語の壁を越えてコミュニケーションを取りつつ、共同作業を進めました。34分のドキュメンタリー作品で、YouTubeなどを通じて多くの人に見てもらう計画です。
■ 記念上映会・シンポジウム実施概要
【日 時】 2月15日(土)13:30~16:00
【場 所】 関西大学千里山キャンパス第三学舎ソシオホール
【登壇者】 劉東洋(台鋼ホークスGM)▽早瀬万豊(関西大学野球部前監督)▽内田雅也(スポーツニッポン編集委員)▽溝淵千夏(本学社会学部4年次生)
【司 会】 黒田勇・本学名誉教授 =敬称略
【入場料】 無料
■ プロジェクトに参加した学生たちのコメント(*全員、社会学部4年次生 メディア専攻)
▽ 稲葉 朱璃(いなば・あかり)
取材や編集を行うにあたり、言語の壁は一番の課題でした。作業が順調に進まない不安もありましたが、台湾の学生や(ゼミ担当の)齊藤潤一教授の精力的なサポートのおかげで、日本と台湾をつなぐ素晴らしい作品になったと感じています。
▽ 溝淵 千夏(みぞぶち・ちなつ)
台湾取材を通して言語の壁を乗り越える大変さを改めて痛感しました。しかし、劉GMをはじめ、台湾のみなさんの温かさに触れ、濃い期間を過ごすことができ、私の人生の中で大きく成長することができました。この経験を今後の社会人生活で活かしていきたいです。
▽ 宮本 光志朗(みやもと・こうしろう)
今回の台湾プロジェクトでの1番の苦労はカメラ撮影でした。気温や湿度も日本とは違う環境で、劉GMの表情や言動を逃さないように、試合終了後までカメラを向け続けるということが体力面においてとても苦労しました。
▽ 石田 瞳(いしだ・ひとみ)
国境を越えたドキュメンタリー制作に携われたこと、とても良い経験でした。言語や文化、制作経験も異なる台湾の学生たちと、苦労したこともありましたが同じ気持ちを持って約1ヶ月間本気で制作活動に取り組むことができました。
▼本件の詳細▼
関西大学プレスリリース
https://www.kansai-u.ac.jp/ja/assets/pdf/about/pr/press_release/2024/No63.pdf
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