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持続可能な農業と地域活性化を目指して、静岡県牧之原市が取組む「オーガニックまきのはら推進事業」に賛同

株式会社伊藤園

株式会社伊藤園(社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区)は、静岡県牧之原市が推進する環境にやさしい農業の推進と荒廃農地の収益化を目的とした取組み「オーガニックまきのはら推進事業」に賛同し、持続可能な農業と地域活性化を支援していくことを決定しました。今後、本事業の推進に向けた支援と当社契約農家の茶畑においてバイオ炭やメタン発酵消化液の活用を検証するなど、持続可能な農業と地域活性化に向けた取組みに協力してまいります。

「オーガニックまきのはら推進事業」(※1)は、環境にやさしい農業の推進と荒廃農地の収益化を目指す取組みです。農業を起点とした新しい産業の創出を図ることで、牧之原市の持つ魅力を向上させ、ゼロカーボンシティの実現を目指すことを目的としています。具体的には、早生樹(早生桐)の利活用促進や、改植や耕作放棄に伴い発生した茶樹を原料とするバイオ炭の製造と活用、バイオガス発電プラントのメタン発酵消化液の活用などを通じて、持続可能な農業を実現します。また、荒廃農地の収益化に向けて、バイオ炭の事業化やカーボンクレジット(※2)の創出、レモンや茶の栽培による商品開発、耕作放棄茶樹を活用した工業用カテキンの開発・製造を行います。

本事業において当社は、特に茶園の有効活用や茶由来のカーボンクレジット、有機栽培の推進に関心を持っており、本事業の推進に向けた支援のほか、茶畑におけるバイオ炭やメタン発酵消化液の活用方法の検証など、持続可能な農業と地域活性化に向けた取組みに協力してまいります。
当社は、1974年に「静岡相良工場」を設立し、1986年には「中央研究所」を設立するなど、牧之原市との深い関係を築いてきました。2023年には牧之原市と「お茶を活用した地方創生に関する包括連携協定」を締結しています。今後も、牧之原市と多様な連携による活動などを通じて、持続可能な農業と地域活性化に向けて協働してまいります。


(※1)本事業の詳細は下記をご参照ください
牧之原市「オーガニックまきのはら事業について」https://www.city.makinohara.shizuoka.jp/soshiki/21/51384.html
(※2)本事業によるカーボンクレジットは、市の委託事業者であるシンコムアグリテック株式会社が2025年1月7日の審査において「J-クレジット制度」の登録認証を受けています。なお、本プロジェクトでは、Jクレジット申請にあたり、茶農家の組合として「静岡茶炭」の名称を用い、組織的な取組みを展開しています。

記事提供:Digital PR Platform

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