AIデータ社、コール対応の品質とスピードをAIが改革- RAG対応ナレッジチームドライブ搭載、コールセンター業界向けに「AI孔明TM on IDX」提供開始
AIデータ株式会社
企業データとAIの利活用カンパニー、AIデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木隆仁 以下AIデータ社)は、コールセンター業務における応対品質・業務効率を劇的に向上させるAIソリューション「AI孔明TM on IDX」に、RAG(検索拡張生成)対応のナレッジチームドライブを搭載したコールセンター業界向けモデルの提供を開始いたします。
本モデルでは、応対スクリプト(商品別/ケース別)、よくある質問(FAQ)DB、クレーム対応テンプレート、エスカレーションルール、対応履歴ログ分析など、コールセンターに必要なナレッジ資産をチームドライブ上に体系的に格納し、生成AI「AI孔明」が即座に回答します。新人オペレーターからスーパーバイザーまで、誰が対応しても、変わらぬ知識レベルで一貫した対応が可能な環境を実現します。
■主な利用シーン
・「この商品の問い合わせでよく使う応対スクリプトを表示したい」
・「似たようなクレーム対応履歴があるか調べたい」
・「このケース、エスカレーションが必要か確認したい」
・「FAQに載ってないけど過去に同様の問い合わせがあったか?」
・「コール後対応の手順とテンプレートを確認したい」これらの問いに対し、AI孔明はナレッジチームドライブ内の情報をRAGによって即時検索・自然文で回答し、「この回答は『商品B_対応スクリプト_2024年版.pdf』に基づいています」と根拠ファイルを出典付きで提示します。
■ナレッジチームドライブ構成例(コールセンター仕様)
・商品・サービス別の応対スクリプト
・カスタマータイプ別対応トーク例(高齢者/法人/クレーマー対応等)
・よくある質問(FAQ)と回答テンプレート
・エスカレーションルール(緊急度別/部門別)
・クレーム対応マニュアル・謝罪文テンプレート
・対応履歴ログ分析(キーワード別/満足度別/対応時間別)
・オペレーター教育資料(研修内容、評価項目、対応フロー図)
■ナレッジチームドライブの特長
・文書フォーマット(PDF、Word、Excel、PowerPoint)を問わず格納可能
・RAG対象としてチームドライブを優先指定し、文脈に合った正確な回答を実現
・ファイル階層・タグ・命名規則をAIが理解し、オペレーションと連動した回答を可能に
・出典情報を常に明示し、監査対応や二次確認にも強い
・SaaS構成で、複数拠点・委託先センター間でもナレッジを即時展開
■導入メリット
・新人教育の負担を軽減:対応スクリプトやFAQをAIが案内、研修時間の短縮
・応対の品質を標準化:全オペレーターが最新マニュアルに基づいた対応が可能に
・顧客満足度の向上:即時回答・的確なエスカレーション判断によりCXを向上
・クレーム・事故リスクを低減:過去履歴や対応ルールを参照し、リスクの芽を先回りで処理
・応答ログからのナレッジ蓄積:音声・チャットログもナレッジとして再活用可能
今後は、業種別コールセンター(金融/通販/通信/官公庁等)に対応したナレッジテンプレートの提供に加え、FAQチャットボットとの連携、音声認識システムとのデータ統合(※1)により、リアルタイムナレッジ支援型のAIコールセンター構築を支援してまいります。
※1:オプション対応
PoC・デモ体験・導入マニュアルなどは無料でご提供しています。
■ 導入や資料請求はこちら
コールセンター業界向け「AI孔明TM on IDX」
https://www.idx.jp/ai/【AIデータ株式会社について】
名 称:AIデータ株式会社 代表者:佐々木 隆仁
設 立:2015年4月 所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本: 1億円(資本準備金15億2500万円)
URL:
https://www.aidata.co.jp/AIデータ社は、データインフラと知財インフラを基盤に、20年以上にわたり企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。9,000社以上の企業、90万人以上のお客様から信頼を得ており、データ共有、バックアップ、復旧、移行、消去を包括する「データエコシステム事業」では、BCNアワードで16年連続販売本数1位を獲得しています。
データインフラでは、IDXのクラウドデータ管理や復旧サービスを提供するとともに、経済産業大臣賞を受けたフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。
一方、知財インフラでは、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、知財管理と収益化を支援。これらを統合し、生成AI『AI孔明TM』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開しています。
また、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力し、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化に貢献しています。
配信元企業:AIデータ株式会社
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記事提供:DreamNews