メール訓練だと察知されないための新機能をリリース 標的型攻撃メール訓練サービス「Selphish」 「自動振り分け・ランダム配信」機能を追加
株式会社神戸デジタル・ラボ
情報セキュリティサービスを提供する株式会社神戸デジタル・ラボ(兵庫県神戸市中央区、代表取締役社長 玉置慎一、以下 KDL)は、7月25日、クラウド型標的型攻撃メール訓練サービス「Selphish(セルフィッシュ)」において、複数パターンの訓練メールを訓練対象者に自動で振り分ける「ランダム配信機能」をリリースします。
■ランダム配信機能リリースの背景
メール訓練において訓練であることが対象者(受信者)に察知されてしまうと、教育効果や訓練結果の信頼性が低下するなど、メール訓練の本来の目的である「リスクの評価・分析と対応力の向上」が十分に達成されない状態に陥ります。特に、同じ内容のメールが部署・チーム内の複数のメンバーに同時に届くと、「訓練ではないか」と気づかれやすく、実際の攻撃を想定した対応が難しくなるという課題がありました。
このような課題に対し、Selphishでは複数パターンの訓練メールを対象者ごとに割り当てて送信する機能を提供してまいりましたが、従来の機能ではその割り当てを手動で設定する必要がありました。今回リリースする「ランダム配信機能」は、あらかじめ用意した複数パターンの訓練メールを、対象者に自動で振り分けて送信設定できるものです。さらに、訓練メールの送信順をランダムに設定する機能も追加。受信のタイミングの偏りを避け、実践的かつ効率的な訓練の運用を実現します。
■ランダム配信機能の概要
送信の順番をランダムに設定
送信対象者リストの取り込み時に、順番をランダムに並び替えて取り込むことが可能です。
訓練メールは、取り込まれたリストの順に送信されるため、例えばリスト内で同じ部署の対象者が並んでいる場合、同一部署の対象者に訓練メールが連続して送信されることになります。本機能によりリストの順番をランダムにすることで、配信のタイミングの偏りを防ぐことができます。
さらに、訓練メールの送信時間帯や間隔を任意に設定できる「スケジュール設定機能」(Selphishで提供中)と組み合わせて活用することで、部署もタイミングも分散して配信することができ、訓練であることが察知されにくくなります。
複数パターンの訓練メールを自動で振り分け
1回のトレーニング内で、送信対象者に対して複数パターンの訓練メールをランダムに振り分けて送信することができます。また、特定の送信対象者グループに対して、あらかじめ指定した複数パターンの訓練メールの中からランダムに振り分けるなど、カスタマイズも可能です。
■「Selphish(セルフィッシュ)」とは
メールを起点としたサイバー攻撃から組織を守るための、セキュリティ教育とリスク管理を提供する標的型攻撃メール対策サービスです。
メール訓練機能では、最新の脅威に基づく訓練テンプレートを多数ご用意。多彩なレポート機能や、日々のメールの脅威に対する管理機能など、メール攻撃によるリスクの分析と予防を包括的に支援します。
【会社概要】
会社名 :株式会社 神戸デジタル・ラボ
代表者 :代表取締役社長 玉置慎一
所在地 :〒650-0034 兵庫県神戸市中央区京町72番地 新クレセントビル
設立 :1995年10月
資本金 :5,000万円
従業員数:175名(2024年7月1日現在)
URL :
https://www.kdl.co.jp/【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 神戸デジタル・ラボ
デジタルビジネス本部 苦木 大輔(にがき だいすけ)
info@kdl.co.jp / 電話:078-327-2280
※テレワーク推進企業です。メールでご連絡いただけますと幸いです。
取材など随時対応しますので、お気軽にお問い合わせください。
配信元企業:株式会社神戸デジタル・ラボ
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記事提供:DreamNews