2013年10月18日
ロンドン
(ビジネスワイヤ) -- カノニカルは本日、サーバーおよびクラウド環境向けUbuntu(ウブントゥ)の新版を2013年10月17日にリリースすると発表しました。
ウブントゥ創立者であり、カノニカル製品担当バイスプレジデントを務めるマーク・シャトルワースは、次のように述べています。「Ubuntu 13.10は最新かつ最高のOpenStackを提供し、スケールアウト型コンピューティング向けのプラットフォームとして最高のスピードと柔軟性を備えています。Ubuntuは非常に大規模に導入されるのが一般的ですが、この新リリースでは、開発・検証環境向けに非常に小規模なクラスターにおけるクラウド導入体験の調整も行いました。」13.10リリースは、わずか5台のサーバーにも完全なOpenStackクラウドを導入でき、あらゆる規模のUbuntu OpenStackクラウドを管理できる高度なLandscapeダッシュボードを備えています。
カノニカルの最新の開発サイクルでは、企業によるOpenStackクラウドの管理とその作業負荷を重視しました。ウブントゥでサーバー製品管理を統括するFederico Lucifrediは、次のように語っています。「Landscapeにより、企業コンプライアンスチームや管理チームの負担を軽減できました。そのために搭載したコンプライアンス、性能監視、セキュリティーアップデートのツールは、あらゆるクラウド環境と物理環境で利用できます。このリリースでは、OpenStackクラウドのために、リアルタイムのダッシュボードも追加しました。」
Ubuntu自体はオペレーティングシステムですが、カノニカルとUbuntuコミュニティーによる最近の取り組みは、Ubuntu上で完全なソリューションとアプリケーションを提供することが中心です。カノニカルの画期的なサービスオーケストレーションツールのJujuにより、ブラウザまたはコマンドラインから作業負荷の計画・展開・管理・拡張を安全かつ容易に行うことができます。13.10版のJujuは、使いやすいJuju GUIから直接、ソフトウエア環境やサービスの全体をひとまとめに導入することができ、個別コンポーネントを導入していた以前の状況を改善しています。これによって複雑性が軽減され、管理者はいくつもの関連する要素から成る複雑な作業負荷全体を共有できるようになります。
Ubuntuは、OpenStackとVMWare vSphereとの統合を率先して行い、ESXiユーザーにOpenStackとの相互運用性を提供しています。マーク・シャトルワースは、次のように述べています。「Ubuntu OpenStackをESXiと共に導入し、その両方にまたがるオーケストレーションを可能にする能力は、OpenStackを企業の一般的な仮想化業務の中心にもたらす上で非常に重要です。」
13.10版ではJujuによるLXC管理機能を提供し、同じ物理マシンまたは仮想マシンで複数のサービスを実行できます。これによりシステム管理者は密度を大幅に高め、サービス実行に必要なマシン台数とコストを削減することができます。
新しいインストーラーにより何千ものノードを非常に素早くプロビジョニングでき、これは従来のLinuxの最高のインストールプロセスと比べて通常5倍の速度に匹敵します。Ubuntuは大規模なデータセンターにおける高速なプロビジョニングと再プロビジョニングに特に適しています。13.10版のUbuntu LXCアップデートは、Ubuntu独自の機能で目も眩むような早さ(1秒未満)で効率的にコンテナをクローンし、コンテナ化したサービスをより高速に拡張できます。
UbuntuのOpenStackディストリビューションは、複雑なクラウド環境に当社の名高い「Ubuntu Just Works」の使い勝手をもたらし、それがプライベートであれパブリックであれ、クラウドを容易に設計・導入・拡張できるようにしています。Ubuntu 13.10にはOpenStack最新版のHavana(ハバナ)のほか、検針・監視向けのCeilometerや自動拡張向けのHeatなど、新ツールや改良されたツールが含まれています。
Ubuntu 12.04 LTSのユーザーは、カノニカルの12.04クラウド・アーカイブからHavanaを入手できます。つまりLTSユーザーは最新のUbuntu OpenStack、ツール、機能を利用しながら、現行のLTSを支える安定性と保守のコミットメントの恩恵を受けることができます。
提供について
Ubuntu Server 13.10は、2013年10月17日よりhttp://www.ubuntu.com/downloadからダウンロードできます。OpenStack Havanaのリリースノートは、https://wiki.openstack.org/wiki/ReleaseNotes/Havanaをご覧ください。
カノニカルについて
Ubuntuを背後で支えるカノニカルは、企業向けUbuntu導入サービスを提供する大手企業です。カノニカルは開発者、サポートスタッフ、エンジニアセンターから成る世界的チームを持ち、その独自の立場を利用してパートナーや顧客がUbuntuをフル活用できるように支援しています。消費者向けには、クロスプラットフォームのパーソナルクラウドサービスのUbuntu Oneを運営しています。カノニカルは非公開企業です。
Ubuntuはクライアント、サーバー、クラウドコンピューティング向けのオープンソースプラットフォームです。Ubuntuは、トラフィック量上位1000に含まれるウェブサイトで最も広く普及しているLinuxです。OpenStack導入の参照プラットフォーム、パブリッククラウドで最も人気が高いゲストOSでもあり、デル、レノボ、HPなどのブランドが出荷するPCに搭載されています。Ubuntuは2004年のリリース以来、フォーチュン500企業からハードウエアメーカー、コンテンツプロバイダー、ソフトウエア開発者や消費者まで、デスクトップコンピューティングやスケールアウト型コンピューティングの望ましいOSとして選ばれています。
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