2014年09月03日
サンフランシスコ
(ビジネスワイヤ) -- 米国の独立系税金コンサルティング大手のWTASは、象徴的なブランドである「アンダーセン」を使用する権利を取得し、アンダーセン・タックスに社名を変更します。
2002年に最高経営責任者(CEO)のマーク・フォアザッツと旧アーサー・アンダーセンの22名のパートナーにより設立されたWTASでは国際業務が急成長しており、グローバルな展開を象徴する共通のアイデンティティーを必要としていました。グローバル規模で使用し、維持していくことのできるブランド名を探す努力の中で、WTASは、顧客第一、受託責任、透明性、業界最高水準のソリューションを柱とするWTASの企業文化を最も的確に表すブランド名は「アンダーセン」であるとの考えに至りました。
フォアザッツは次のように述べています。「私たちは共通した文化に根ざしており、中核的な価値観を共有しています。グローバルなプラットフォームの構築に際して、共通した価値観と共通したアイデンティティーに基づく総合的で専門的なサービス・モデルの確立が不可欠であると判断しました。」
WTASと同様、アンダーセン・タックスは、提供するサービスの信頼性や整合性を損なう恐れのある監査実務に従事しない独立したグローバルな税金コンサルティング会社を目指します。アンダーセン・タックスは、大半が旧アーサー・アンダーセンまたは4大会計事務所の一つに勤務した経験のあるパートナーにより全額保有されます。
顧客の国際的なニーズの拡大を受けて、WTASは米国以外のコンサルティング会社との包括的な関係の確立に注力してきました。様々な選択肢やネットワークを検証した結果、国際的に極めて質の高い顧客サービスを提供するためには、独自のグローバル・プラットフォームの構築が最善の策であるとの結論に達しました。
過去14カ月の間に、欧州の9カ所の拠点で新たに40名近いパートナーと150名を超える専門家がWTASに加わりました。イタリアのストゥディオ・アソチアート・デ・ベッキ、パリに拠点を置くSTCパートナーズ、スイスのプライムタックス、そしてオランダとロシアのタックスペリエンスがWTAS傘下に入っており、年内にさらにいくつかの企業がグループに加わる見通しです。
フォアザッツは、次のように述べています。「私たちは、世界中でシームレスなトップクラスのサービスを提供することのできる独立した一流の税金コンサルティング会社を確立するというビジョンを共有しています。この目標を達成するためには、一つの共通の名称が必要でした。そこで、社名をアンダーセン・タックスに変更することを決定しました。」
ピーク時には、アーサー・アンダーセンおよびその関連会社の従業員数は世界で85000名を超えていましたが、米テキサス州のエネルギー企業エンロンの会計監査を担当しながら粉飾決算に加担していたことが明らかになり、2002年、米国内の会計業務の閉鎖を余儀なくされました。
フォアザッツは、次のように述べています。「エンロン事件は、多くの人々や組織に深刻な影響を与えました。しかしながら、最盛期のアーサー・アンダーセンは、世界トップクラスの教育を受けた世界トップクラスの人材により質の高さと客観性を礎に創設され、運営されていました。アンダーセン・タックスにとって、独立性と客観性が最も重要な意味を持ちます。ここで明確にしておきたいのは、当社は監査法人ではなく、監査サービスを提供する考えはないということです。設立当初からの当社の目標は、会計監査業務に従事するのが一般的な大手会計事務所の優れた代替となり、独立性と客観性を具現する一流コンサルティング会社となることにあります。」
現在、アンダーセン・タックスは欧米業務を拡大させており、将来的にはアジアや中南米への進出を視野に入れています。
フォアザッツは、次のように述べています。「社名は変わりますが、当社の中核的な価値観は変わりません。熟練した最高水準の専門家による最良の包括的な税務サービスを世界中の顧客が受けられる恒久的な場を創ることが、アンダーセン・タックスの使命です。」
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