2015年02月06日
米ペンシルベニア州ニュータウンスクエア
(ビジネスワイヤ) -- 依然として組織は、プロジェクトやプログラムへの投資額10億ドル当たり平均1億900万ドルを無駄に費やしています。その理由は、十分な成果が得られなかったことにあります。しかしながら、プロジェクトマネジメント協会(PMI)が本日発表した2015年パルス・オブ・ザ・プロフェッション調査:プロジェクトマネジメントの価値の実現によれば、優れた成績を上げている組織では成果の乏しい組織に比べて投資の無駄は13分の1にとどまっています。好業績をあげている組織は、組織の成功と競争優位性の確保の礎としてプロジェクトおよびプログラム管理の基礎的な実務に熟練している点が、両者間の大きな違いです。
多国籍企業や政府系機関の2800名のプロジェクト管理リーダーと実務担当者を対象に実施された本調査によれば、最も高い業績を上げている組織は、ビジネスモデルと人材管理の実務をプロジェクトマネジメントの本質的に健全で実証済みの基本原則に沿ったものとすることに前向きです。
プロジェクトマネジメントの価値の十分な理解 積極的にプロジェクトに関与するエグゼクティブ・スポンサーの存在 戦略に沿ったプロジェクトの構築 プロジェクトマネジメントに従事する人材の育成と維持 統制のとれた効果的なプロジェクトマネジメントオフィス(PMO)の確立 組織全体にわたる標準化されたプロジェクトマネジメント実務の活用高い実績をあげている組織、すなわちプロジェクトの80パーセント以上が予定期間内に予算内で当初の目標を達成している組織を見ると、プロジェクト、プログラムおよびポートフォリオの実証済みの管理実務を踏襲することにより、リスクの低減、コスト削減、成功率の向上が実現していることがわかります。このことは、どの組織にとっても、知識の移転、リスク管理、組織的な機敏性、利点の実現といった基礎的な要素を優先することにより、無駄を減らし、生産性を高める必要があることを如実に示しています。プロジェクトマネジメントを重視した企業文化の構築により、組織は持続的な競争優位性を確保しやすくなります。
たとえば、習得した知識を従業員間で維持・共有する知識移転の重要性は大きく、欠くことのできない要素です。これは、団塊の世代が定年を迎え、X世代や新世紀世代がプロジェクト、プログラム、ポートフォリオの管理においてリーダー的役割を果たすようになっている昨今の人口動態に直接関係しているとも考えられます。PMIの調査によれば、知識移転のプロセスが確立されている場合、プロジェクトの成果が著しく向上します。好業績をあげている組織の75パーセントでは、知識移転システムが確立されています。これに対して、業績の低い組織の同比率はわずか35パーセントです。
PMIのマーク・A・ラングレー社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「今回の調査では、健全なプロジェクトマネジメントの基礎を習得し、その結果標準化された実務を重視するトップダウンの企業文化の醸成、重要な役割を果たすエグゼクティブ・スポンサーの重視、プロジェクトマネジメントの専門家の育成と研修に対する時間と経営資源の投資を実践している組織は、競争面で優位にあることが明らかになりました。こうした基本的な要素が整い、最も効率の高い状態で機能することにより、組織はプロジェクトで優れた成果を達成し、戦略的なイニシアチブを成功させることができるのです。」
さらに、パルス・オブ・ザ・プロフェッション調査は、リスク管理実務がプロジェクトマネジメントにおいて優れた成果をあげるために欠くことのできない要素の1つであることを明確に示しています。業績の良い組織の83パーセントが頻繁にリスク管理を実践している一方で、業績の低い組織の同比率は49パーセントにとどまります。なお、頻繁にリスク管理実務を行っている組織の割合が2012年の71パーセントから64パーセントに低下していることが注目されます。
その他の注目点
機動的/反復的/漸進的なプロジェクトマネジメント実務を頻繁に活用する組織が増えており、その割合は2013年の水準から8パーセント上昇して38パーセントに達しています。 利点の実現度が高水準に達しているとしている組織の割合は5組織に1組織にとどまりますが、2013年に比べるとその割合は63パーセント増加しています。 プロジェクトの当初からその望ましい成果を理解している組織の方が、実際にその成果を達成し、その後の努力も実を結ぶ傾向が強くなっています。詳細については、www.PMI.org/Pulseをご覧ください。
PMIのパルス・オブ・ザ・プロフェッション調査について
2006年から実施しているPMIのパルス・オブ・ザ・プロフェッションは、世界のプロジェクトマネジメントの実務担当者を対象に年1回行われている調査です。パルス・オブ・ザ・プロフェッションは、プロジェクトマネジメントの最新情勢と今後の動向を調査しており、プロジェクト・プログラム・ポートフォリオ管理担当者の意見や洞察をまとめた独自の市場調査に加えて、第三者のデータの分析も行っています。
最新版のパルス・オブ・ザ・プロフェッションでは、北米、アジア太平洋地域、欧州・中東・アフリカ(EMEA)地域、中南米・カリブ海地域の2800名を超えるプロジェクト管理リーダーおよび実務担当者の意見や洞察を取り上げています。
プロジェクトマネジメント協会(PMI)について
プロジェクトマネジメント協会は、プロジェクト、プログラム、ポートフォリオ管理専門職のための世界有数の専門職会員制非営利組織です。1969年に設立されたPMIは、世界のほぼすべての国の290万人以上の専門職に、世界的な提唱、協力、教育、調査を通して、価値を提供しています。PMIは、世界的に認められた基準、資格認定、リソース、ツール、学術研究、刊行物、専門職開発コース、ネットワーキングの機会を通して、キャリアを強化し、組織的成功を向上させ、プロジェクト管理の専門職をさらに成熟させています。PMIファミリーの傘下企業として、ヒューマン・システムズ・インターナショナル(HIS)は、主要な企業や政府に組織的評価およびベンチマーキングサービスを提供しており、ProjectManagement.comとProjectsAtWork.comは、より多くのリソース、優れたツール、大きなネットワーク、幅広い視点を提供するオンラインの世界的コミュニティーです。
www.PMI.org、www.facebook.com/PMInstitute、ツイッター(@PMInstitute)をご覧ください。
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Karen Flanagan, +1 610-356-4600 x1092
Karen.Flanagan@pmi.org
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Maguire Kelly, +1 610-356-4600 x7030
Megan.Kelly@pmi.org
記事提供:ビジネスワイヤ
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