アストンマーティンDB12 S パフォーマンスとスタイルの最高峰
Aston Martin Japan
DB12 S、アストンマーティンの伝説的なDBの血統に連なる新しいハローモデル
最高出力は700PSに強化する一方、0-60mph加速を3.4秒に短縮
シャシーの強化に集中し、快適性と洗練を妥協せずに敏捷性を最大化
標準装備のカーボンセラミックブレーキにより、制動力向上と27kgの大幅なバネ下重量の軽量化を実現
スロットルペダルのキャリブレーション変更とギアシフトの高速化により、更にシャープなレスポンスとドライバーとの一体感をもたらす
印象的な魅力を放つエアロダイナミクスパッケージとクアッドエキゾーストテールパイプで、見紛うことのない個性を持った新しいデザインが誕生
「S」専用のインテリアスタイリングはモノトーン、デュオトーン、トライトーンのデザインをフルセミアニリンレザーまたは独自の「S」レザーとアルカンターラから選択可能、ドライブモード用ロータリーダイヤルのレッドのアノダイズド仕上げをはじめとする「S」専用オプションも豊富
DBX S、Vantage Sに続くDB12 Sによって、アストンマーティンのハイパフォーマンス「S」モデルの復活がさらに拡大
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2025年10月8日、ゲイドン(英国):
アストンマーティンはDB12の新たなハローモデル、DB12 Sを発表します。DB12 Sはドライバーを中心に据えたスリリングなDB12をベースに、出力と優れた動的性能をさらに高めることによって躍動感あふれるウルトラ・ラグジュアリーなパフォーマンスを実現する、アストンマーティンの先駆的な手法に基づいて誕生しました。エクステリアの印象的な変更と、インテリアの大幅な強化の両面で、スーパーツアラーの新たな頂点に君臨します。
DBX SとVantage Sに続くDB12 Sは、既存モデルのハイパフォーマンス仕様の末尾に「S」を付ける、アストンマーティンの長年の伝統に連なる最新モデルです。この伝統は、1953年に登場した公道走行も可能な輝かしいレーシングカー、DB3Sにさかのぼります。近年では、2004年と2016年にそれぞれ発売されたVanquish Sの第1世代と第2世代、2011年と2013年のV8およびV12のVantage S、同じく2013年に登場した4シーターの名車Rapide がありました。
DB12 Sの心臓部には、驚異のアストンマーティン4.0リッターV8ツインターボをさらに強力に進化させたエンジンが鎮座しています。20PSの出力アップにより700PS @ 6000rpmを叩き出し、最大トルクは3000rpmから6000rpmの間で800Nmを発揮するDB12 Sは、生き生きとしたレスポンスと容赦ない加速で、最高速度は202mph(325km/h)に達します。
この高揚したスピリットを体現するかのように、DB12 Sは特長的な新しいエキゾーストサウンドが備わります。新しいクアッドテールパイプはステンレススチール製のスポーツエキゾーストシステムで、全回転域を通じてエンジン周波数を際立たせるようにチューニングされ、深さと力強さを加えます。オプションのチタニウム製エキゾーストシステムは、サウンドを増幅して低音、中音、高音域の周波数をさらに高め、サウンドレベルを1.5dB高めます。また、ステンレススチール製のシステムに比べ、11.7kg軽量化します。
パワートレインのキャリブレーション変更により、ローンチ・コントロール・システムを最適化することにより、ギアシフト時間が50%以上削減されたほか、0-60mph加速が0.1秒短縮してわずか3.4秒としました。スロットルペダルのキャリブレーション調整も行われ、S専用の新しいドライブ・バイ・ワイヤのスロットルマップでより進歩的なスロットルペダルのフィーリングが得られ、ドライバーの一体感とコントロール感を高めています。
シャシーの広範な強化により、ドライバーにもたらされる敏捷感、一体感、精度感を高め、フィールと安定性の向上が実現されました。ロールおよびピッチのコントロール向上を図るためにビルシュタインDTXダンパーのソフトウェアに加えられた変更は、剛性を高めたリアのアンチロールバー、およびキャンバー、トー、キャスターのジオメトリ設定と調和します。これらの変更を組み合わせることで、フロントの安心感と全体的な敏捷感の向上がもたらされます。
ステアリングのキャリブレーションとリア電子制御ディファレンシャル(E-デフ)のさらなるチューニングにより、アストンマーティンのシャシーエンジニアは、より自然で直感的なフィーリングを実現する一体感とレスポンスをさらに向上させました。コーナー進入から脱出まで、より早い時点でスロットルを積極的に利用して、DB12 Sは卓越した敏捷性と操作性の完璧なバランスを達成すると同時に、究極の信頼感と楽しみをもたらすベースとなる安定性も実現しています。
もう一つのDB12 Sの大きなアップグレードが、カーボンセラミックブレーキ(CCB)の標準装備化です。フロント直径410mm、リア360mmのCCBは、ブレーキ性能と熱容量の向上とともにバネ下重量を大幅に軽量化し、リニアなブレーキレスポンスと一貫したペダルフィールに加え、極めて高い対フェード性も備えています。また、スチール製ブレーキに比べてバネ下重量が27kg軽量化するため、乗り心地、ステアリングフィール、ハンドリングの向上にもつながります。
DB12 Sには、インテグレーテッド・ブレーキ・スリップ・コントロールとインテグレーテッド・ビークル・コントロールの各モジュールとの連携を最適化する、次世代コーナーブレーキコントロール(CBC)システムも装備されています。CBC に搭載された予測機能により、コーナー進入時のトレイルブレーキングでも最適な安定性を維持します。リアブレーキの性能を最大限に活用することで、コーナー進入から頂点(アペックス)までよりタイトなラインを描くことが可能になります。
CBCでは、ドライバーがより遅い時点でより高い安定性を保ちながらブレーキをかけることができます。インテグレーテッド・ブレーキ・スリップ・コントロールがリアアクスルのトルクベクタリングを行い、曲がりくねった郊外の道、高速道路のジャンクション、サーキット走行など、どのような走行環境にあっても予期した通りの、正確で安定したコーナリングを行えます。
アストンマーティンの車体性能担当ディレクターであるサイモン・ニュートンは次のように述べています。「DB12で導入した技術によって、この車体プラットフォームにおける特性と能力の深掘りを幅広く行うことが可能になりました。DB12 Sでは、改良のレベルを大きく維持しながら車体性能を大幅に向上させ、ドライバーとの一体感を高める数多くの細かい変更を入念に開発しました。DB12 Sにより大きな動的特性と性能の幅を持たせたことで、スーパーツアラーの精神が心躍る新たな段階へと高められたと考えています」
外観的にも、大幅に向上した性能とスポーティーなフィーリングを反映した印象的な姿の新型DB12 Sは目を引きます。まずフロントに目を向けると、それぞれが機能的な役割と美的な役割の二役を果たす新しいフロントスプリッターとボンネットルーバーによって、これがDB12 Sであることが一目で分かります。
スプリッターはDB12 Sを低く、幅広く見せる一方で、存在感を演出しながらダウンフォースを発生させ、フロントのホイールアーチ内外の空気の流れを導いて流れを安定させることでリフトをさらに抑制します。グロスブラック仕上げまたはオプションの2x2ツイルカーボンファイバー仕上げのボンネットルーバーは、「ホットV」構成の4.0リッターV8 エンジンの熱気排出を助けると同時に、DB12 Sのアグレッシブなフロントの外観を締めくくる要素ともなっています。
サイドに目を移すと、グロスブラックのシルの追加が特徴的で、新しいフロントスプリッターが描くラインからつながり、重心の低いたたずまいを強調しています。DB12 Sも、重要なポイントに「S」のバッジを配置する伝統を受け継ぎ、サイドストレーキのすぐ下のフェンダーに備えています。ブライトクロームまたはダーククロームにレッドのガラスエナメルで仕上げられた手作りの鍛造「S」バッジは、さりげなくもパフォーマンスを示す不朽のシンボルです。
DB12 S のリアデザインは、力強さ、研ぎ澄まされたダイナミクス、そして心に残るサウンドトラックの本質を象徴する、印象的な存在感を放ちます。ここでも、エアロダイナミクス面において大きな役割を担い、固定式リアスポイラーがドラマティックな走りを生み出し、高速時の安定性を向上させます。その下の新しいリアディフューザーは、リフトを抑制しながら2本ずつ縦に並ぶ特徴的なエキゾーストテールパイプのためのスペースを確保しています。テールパイプは幅広なリアバンパーの枠内に収められ、視覚的なインパクトを最大限にまで高めています。
アストンマーティンで復活した「S」バッジの他モデル同様、DB12 Sのインテリアにも、この最高峰モデル専用のこだわりのディテールが数多くちりばめられています。中でも代表的なのが、ローレット加工された金属製のドライブモード用ロータリーダイヤルのレッドアノダイズド仕上げで、この色がシートベルト、シートのコントラストウェルト、コントラストステッチ、ヘッドレストの刺繍にも展開されています。
DB12 Sには、アルカンターラ™のヒーテッド・スポーツ・ステアリングホイールや、シートのヘッドレストのアイコニックなアストンマーティン・ウィングをはじめとする魅力的なオプションも用意されています。ヘッドレストのアストンマーティン・ウィングは業界初の技術によるエンボス加工とデボス加工によって、これまで以上の精度と彫刻のような深みを実現しました。
DB12 Sのインテリアトリムは「アクセレレート・レザーとアルカンターラ・トリム」「インスパイアSセミアニリンレザーとアルカンターラ」「インスパイアSフルセミアニリンレザー」の3種の中から選べます。インスパイアSの2つのパッケージには、Sヘリンボーン・キルトとマイクロパーフォレーション、アルカンターラのヘッドライニングが含まれます。DB12 Sは16方向調整可能スポーツプラス電動フロントシートを標準装備するほか、オプションでカーボンファイバー製パフォーマンスシートも選択できます。
DB12 SはCoupeとVolanteで予約注文をお受けしています。世界で最初の納車は2026年第1四半期に開始される予定です。
こちらのプレスリリースに関する素材は、下記よりダウンロード可能です。
https://we.tl/t-PIzPancl1F
アストンマーティン・ラゴンダについて
アストンマーティンは、世界でもっとも熱望されるウルトラ・ラグジュアリー・ブリティッシュ・ブランドとなることを目指し、人々を魅了してやまないハイパフォーマンス・カーを作っています。
ライオネル・マーティンとロバート・バンフォードによって1913年に設立されたアストンマーティンは、スタイル、ラグジュアリー、パフォーマンス、エクスクルーシブネスを象徴するグローバル・ブランドとして知られています。アストンマーティンは、最先端のテクノロジー、卓越したクラフトマンシップ、美しいスタイルを融合させ、Vantage、DB12、Vanquish、DBX707に加え、同社初のハイパーカーであるValkyrieなど、高い評価を得ている一連のラグジュアリー・モデルを生み出しています。また、Racing. Green.サステナビリティ戦略に沿って、アストンマーティンは2025年から2030年にかけて、PHEVとBEVを含むブレンドドライブトレインアプローチによる内燃エンジンの代替システムの開発にも取り組んでおり、電気自動車のスポーツカーとSUVのラインナップを持つという明確なプランを描いています。
英国のゲイドンを拠点とするアストンマーティン・ラゴンダは、ラグジュアリー・カーを設計、製造、輸出し、世界で50以上もの国で販売しています。スポーツカー・ラインナップはゲイドンで製造されており、ラグジュアリーSUVのDBXは、ウェールズのセント・アサンで製造されています。同社は、2030年までに製造施設をネットゼロにする目標を掲げています。
ラゴンダは1899年に設立され、1947年にアストンマーティンとともに故デビッド・ブラウン卿に買収され、現在は「Aston Martin Lagonda Global Holdings plc」としてロンドン証券取引所に上場しています。
2020年には、ローレンス・ストロールが同社のエグゼクティブ・チェアマンに就任し、未来の重要な分野に対して新たな投資を行うと同時に、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1®チームとともにモータースポーツの頂点へと復帰し、英国を象徴するブランドとして新たな時代へと乗り出しています。
記事提供:Digital PR Platform