2025年10月30日
サウジアラビア・リヤド
(ビジネスワイヤ) -- サウジアラビア資本市場庁(CMA)は、投資口座の開設および運用手続を定める規制枠組みに対する一連の改正を承認しました。これらの改正は、より幅広い外国人投資家層の市場アクセスを容易にし、サウジアラビアの規制および技術面での進展と整合させることを目的としています。
これらの改正は、サウジ資本市場における投資環境の強化と投資家層の拡大に向けたCMAの継続的な取り組みの一環です。
湾岸協力会議(GCC)加盟国のいずれかに居住する外国人個人投資家に対する投資口座開設要件が整備されました。あわせて、これらの投資家が直接投資できる有価証券の範囲には、サウジメイン市場(TASI)に上場する企業の株式が新たに加えられました。
これらの緩和措置が導入される前は、投資対象は債券市場、パラレル市場(Nomu)、投資ファンド、デリバティブ市場に限定されていました。さらに、メイン市場での取引は、資本市場機関とのスワップ契約に基づく最終受益者であるか、または投資判断を代行する資本市場機関の顧客である場合にのみ認められていました。
さらに、今回承認された改正により、かつてサウジアラビアまたはGCC諸国に居住していた外国人個人投資家も対象となります。これらの投資家は、サウジアラビアで投資口座を開設していた場合に限り、居住資格を失い自国に帰国した後も、メイン市場に上場する株式への投資や口座運用を継続できるようになります。これは初の措置です。
CMAの戦略・調査・国際関係担当副総裁であるアブドゥルアジーズ・アルモジェルは、次のように述べています。「これらの強化策は、国内外の投資家にとって透明性が高くアクセスしやすい投資環境を構築するという、当庁の継続的な取り組みの一環です。口座手続を円滑化し、投資家の対象範囲を拡大することで、サウジ資本市場の基盤を強化し、国家経済の発展を支える先見的な規制当局としての役割をさらに高めています。」
2024年末時点で、サウジ資本市場における外国人保有額は4230億サウジアラビア・リヤルに達し、2023年比で5.5%増、2020年比では103%増となりました。
サウジアラビアは、IPO調達額で世界第7位(43億米ドル)、上場件数で第9位(2024年は44件)となりました。外国投資の純流入額は2180億サウジアラビア・リヤル(前年比10%増)に達し、運用資産残高は1兆サウジアラビア・リヤルを突破しました。
*出典: AETOSWire
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