アート・工芸作品のプラットフォーム「B-OWND」、
古賀崇洋 展「破・わびさび」とアート茶会を茶の湯の聖地・堺で開催
株式会社丹青社

商業施設・⽂化施設などの空間づくりをおこなう株式会社丹⻘社(本社:東京都港区/代表取締役社⻑:小林 統/以下、丹⻘社)がサービスを提供するアート・工芸作品のプラットフォーム「B-OWND(ビーオウンド)」は、2026年3月1日(日)から3月7日(土)まで、現代のアート工芸と茶の湯の精神を融合させた展示会『古賀崇洋 展「破・わびさび|in Sakai: Birthplace of Rikyū」』を開催します。また、本会期中には、利休生誕の地である大阪府堺市と連携し、利休ゆかりの茶室で古賀崇洋の作品を用いたアート茶会と伝統的なわび茶会などを対比して味わう体験の実証事業を行います。
本取組により、B-OWNDが推進する現代のアート工芸に茶の湯とその聖地である堺市の歴史的な文化資源を掛け合わせ、新たな価値の創出と海外への発信可能性を探ってまいります。
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開催地:さかい利晶の杜 外観 イベントメインビジュアル
■取り組みの背景
B-OWNDと堺市の連携は、2025年大阪・関西万博でのイベント開催においてはじまりました。
堺市は、中世より貿易都市として栄え、自由と自治の気風のもとで海外の文化や価値観を柔軟に受け入れ、育みながら発展してきた都市です。こうした歴史の中で育まれた「堺の自由の精神」が、利休に代表される茶の湯文化をはじめ、ものづくりや日本の美しさ、美意識として、時代ごとに新たな価値を生み出すイノベーションの土壌となり、現代にまで受け継がれてきました。
本取組は、利休をリスペクトしながら作品のテーマである「NEO WABI-SABI」を掲げている陶芸家・古賀崇洋が作品群のルーツである利休生誕の地・堺を舞台に、B-OWNDが目指す現代アート工芸に茶の湯とその聖地にある歴史文化資源を掛け合わせることで、新たな表現や価値創出へとつなげ、イノベーションを生み出していく試みであり、今後のさらなる連携強化を見据えて実施に至りました。
■『古賀崇洋 展「破・わびさび|in Sakai: Birthplace of Rikyū」』開催概要
【展示テーマ】
当展示は古賀がリスペクトする利休への現代的応答である。利休は、豪奢が権力の証となった戦乱の時代に、装飾を極限まで「削る」ことで人が人として向き合う場をつくり敵味方の境界すら一碗の前で溶かした。
だが現代では「わびさび」は洗練の記号として安全に消費されがちだ。だから古賀は、利休をリスペクトするがゆえに、あえて「盛る」。光沢、色彩、量感、装飾の過剰——視線を奪い、息をのませ、価値観を揺らすほどに突き詰めることで、逆に静けさが立ち上がる瞬間をつくる。派手さを軽薄ではなく、感覚を再起動するショック療法として現代的視点で提示する。ここで起こるのは単なる派手さではなく過剰=ノイズという通念の転倒である。視覚が飽和する瞬間、逆説的に輪郭を得るのは沈黙だ。それは逃避としての静寂ではなく、暴力と同調圧力の時代に対して、感覚と判断を自ら引き受ける“選び取った平和”の触覚となる。展示空間は堺という利休生誕の地の茶道三千家命名の茶室を舞台に、ホワイトキューブの中立性に寄りかからず、導線と間合いをメディウムとして作動させる。鑑賞者の影、距離、滞留時間までもが作品の一部として編み込まれ、物質(陶)と制度(展示)と身体(観客)の三者がせめぎ合う、その場限りのコンポジションが成立する。派手さで静けさを取り戻す提案である。
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■『古賀崇洋コラボレーションアート茶会』開催概要
堺ならではの「伝統と革新」が交差する茶の湯体験を創出するため、利休ゆかりの茶室という特別な空間にて、古賀崇洋の作品を用いたアート茶会を開催いたします。利休が北野大茶湯で構えた四畳半茶席を再現した茶室「無一庵」を会場に、古賀崇洋とコラボレーションしたアート茶会を開催します。古賀崇洋の茶器や作品に囲まれた空間で、実際にお茶を点て、味わう体験をお楽しみください。また、利休作で唯一現存する国宝・妙喜庵「待庵」を創建当初の姿で復元した茶室「さかい待庵」の解説付き見学も実施します。
※併催するわび茶会は、一般募集はありません。詳細は下記の堺市のプレスリリースをご確認下さい。
(堺市プレスリリース:
https://www.city.sakai.lg.jp/shisei/koho/hodo/hodoteikyoshiryo/index.html)
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■古賀 崇洋(Takahiro Koga)プロフィール
1987年生まれ。日本文化の「不完全性を愛でる」という美意識がわびさび的な簡素なものだけではなく、派手な歌舞伎や、アニメなどのかわいい文化にも垣間見られることに着目。「簡素な静の文化」と、「派手な動の文化」を包含した“NEO WABI-SABI”というコンセプトを軸に制作を行っている。モノの存在感を際立たせる豪華な色彩と無数のスタッズが特徴的。日本美術の造形をアップデートし、現代社会の問題意識を反映させた作品を制作している。
■丹青社 B-OWNDプロデューサー 石上 賢 コメント
B-OWNDとして、昨年の万博での堺市との連携に続き、今回は千利休と与謝野晶子の精神が交差するさかい利晶の杜で、古賀崇洋が追い求めてきた“NEO WABI-SABI”のコンセプトを最も反映した展示と茶会を実施します。道具かアートか・日常か非日常かという二元論の問いを超えた概念として「工芸」を捉え直す実験を是非ご覧ください。
■ 「B-OWND」について
2019年5月よりサービスを開始した、日本の美を表現する最高峰のアートとしての工芸作品を取り扱うオンラインマーケットです。(URL:
https://www.b-ownd.com/)アーティストと作品を丁寧に紹介することで、作家と購入者を繋ぐ場としてのプラットフォームを目指しています。また、B-OWNDでは、ブロックチェーンによるデジタル作品証明書付きの作品を購入することができ、個々人の美意識がアート工芸の歴史に刻まれていきます。
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※ニュースリリースに掲載された内容は発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
本件に関するお問合わせ先
株式会社丹青社 広報室 担当:石綿、寺戸
Mail: pr-staff@tanseisha.co.jp
Tel: 03-6455-8115
お問い合わせフォーム:
https://www.tanseisha.co.jp/contact/pr
関連リンク
丹青社ウェブサイト
https://www.tanseisha.co.jp/news/release/2026/post-69635


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