【銀座 蔦屋書店】パク・ソンオク 個展「Dear Today, Becoming Yesterday」を4月29日(水・祝)より開催。喪失の余韻を、反復する鉛筆の線で刻む。
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC ART LAB)

銀座 蔦屋書店(東京都 中央区 GINZA SIX 6F)では、パク・ソンオクの個展「Dear Today, Becoming Yesterday」を4月29日(水・祝)~5月19日(火)の期間、店内イベントスペースGINZA ATRIUMにて開催します。
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《In strawberry season, a wind unheld comes undone》 木製パネルに貼り込まれた紙に鉛筆および金粉、910×730mm (2026年)
特集ページ|
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概要
パク・ソンオクは、韓国・釜山出身。鉛筆で線を繰り返し引く行為を通して、存在と時間の気配を静かに記録してきたアーティストです。初期には少女や花などを描き、内面や感情を形や色彩で探ってきましたが、やがて表現はモノトーンの鉛筆画へと移行し、装飾を削ぎ落とした反復的な線描が画面を支える中心的な手法となっていきます。その転機のひとつが、猫たちと共に暮らした経験でした。周縁にいた猫は次第に主要なモチーフとなり、観察と描写を重ねるなかで、「生」に対する私たちの感情や関係性をあらためて見つめ直すパクの視点が作品に刻まれていきます。
本展の作品群は、長年寄り添ってきた猫「ガロ」を失った経験を大きな契機として生まれました。作家は「少しずつ消えていく記憶を、どこかに留めようとしている」と綴り、喪失と向き合いながら、失われゆく存在の痕跡を描き留めようとします。移ろいのなかに美を見出す「もののあはれ」にも響き合いながら、反復される線は、ひとつの存在とともにあった時間を静かに画面へ刻み続けています。
アーティスト・ステートメント
Dear Today, Becoming Yesterday(昨日になりゆく今日へ)
毎日書く言葉と、毎日描く絵は、私にとって大きな違いはない。溢れ出す気持ちは同じで、少しずつ薄れていく記憶を、ただどこかに留めているだけなのだ。
言葉になる線として、絵になる点として。
何かを失うというのは、とても悲しいことだ。
実際に経験してみて、なおさらそう思う。
喪失を知って初めて、これまで抱きしめきれなかった数多くの別れや悲しみに悔い、限りがあるからこそ美しいものを、いっそう大切に思うようになった。
毎日、何かと別れていない人はいない。
私たちは、今日という時間とも日々別れている。
今日の陽に別れを告げ、今日の温度を忘れ、今日の心を手放す。そしていつか、昨日の陽に再び出会い、昨日の温度や心を思い出す。
恋しかったものたちと、また巡り会う。
いつかすべてが消えてしまうことは、わかっていた。
だからこそ、あの熱かった夏の夜も、二度と戻らないときめきも、やがて昨日になってしまうことを知っていたから、流れていく時間がいっそう惜しく思えた。
もしかすると、別れたからこそ、私はより深く愛することができたのかもしれない。私と別れていったすべてのものが、今の私をつくっているのだろう。
限りあるすべてに、愛おしさとぬくもりを感じながら、季節のように留まることのないこの心も、大切にしまっておきたくて、昨日になる今日へ、私は毎日手紙を書く。
線で、点で。
プロフィール
パク・ソンオク(SungOk Park)
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略歴
1981年韓国・釜山生まれ。慶星大学写真学科卒業。
鉛筆による繊細な線描を用い、日々の反復的な制作行為を通して時間や記憶、存在の痕跡を描き出す。近年は猫を主なモチーフとし、個人的な体験や関係性を起点に、静謐で内省的な世界観を展開している。
■個展
2023年「Warmth」OKNP(釜山)
2021年「Tiger Cat」Beonwho bookshop Gallery space Boda(釜山)
2021年「Harmless Friends」Gallery ZEINXENO(ソウル)
2020年「微猫」Beonwho bookshop Gallery space Boda(韓国)
2019年「33GIRLS」Gallery ZEINXENO(ソウル)
2018年「A Calm Line」Gallery 1326(昌原)
■主なグループ展
2025年「PACE」FFF(ソウル)
2025年「Quiet Currents」CDA(ソウル)
2024年「WE, OKNP」OKNP(釜山)
2024年「SUMMER COLLECTION」OKNP(釜山)
2024年「玄, 검정, BLACK」銀座 蔦屋書店(東京)
2022年「Fairy Tale」Shinsegae Gallery(釜山)
2022年「Sense and Point of View」Gallery Mac(釜山)
2021年「Art Collection」The Hyundai(ソウル)
2017年「Happy Paintings 10-100」Gallery Mac(釜山)
2016年「Affordable Art Fair」DDP(ソウル)
■主なアートフェア
Galleries Art Fair(韓国)、KIAF(韓国)、Art Busan(韓国)、ONE ART Taipei(台湾)、Affordable Art Fair(香港・韓国)、Asia Contemporary Art Show(香港)ほか出展多数
作品販売について
会場展示作品は、4月29日(水)11:00より販売開始。
プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
展覧会詳細
Sungok Park「Dear Today, Becoming Yesterday」
会期|2026年4月29日(水)~5月19日(火)
時間|11:00~20:00 ※最終日のみ18時閉場
オープニングレセプション:2026年4月29日(水)18:00~20:00
会場|銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM
主催|銀座 蔦屋書店
協力|OKNP(韓国)、株式会社FOG
入場|無料
お問い合わせ|info.ginza@ccc.co.jp
特集ページ|
https://store.tsite.jp/ginza/event/art/53788-1014580406.html
銀座 蔦屋書店
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CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
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