LIXILと旭化成ホームズ・旭化成リフォームが協業、使用済みアルミ部材を再生する資源循環スキームを構築
株式会社LIXIL

~サーキュラーエコノミーの実現に貢献~
株式会社LIXIL(以下 LIXIL)、旭化成ホームズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大和久 裕二、以下 旭化成ホームズ)および、旭化成リフォーム株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:篠崎 浩正、以下 旭化成リフォーム)の3社は、住宅の改修工事の過程で発生する、役目を終えたサッシなどを主とする使用済みアルミ部材を回収し、再び住宅用アルミサッシとして再生する資源循環スキームを構築しました。2026年4月から関東エリアより本スキームの運用を開始し、このたび正式にお知らせします。
本スキームにより、アルミ資源の効率的な循環を促進するとともに、住宅分野におけるサーキュラーエコノミーの実現に貢献してまいります。あわせて、本格運用に向け、使用済みアルミ部材の回収対象エリアを段階的に拡大し、再生プロセスのさらなる高度化を進めてまいります。
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Ⅰ.資源循環スキームの概要
旭化成リフォームが実施する改修工事の過程で発生した使用済みアルミ部材などを、旭化成ホームズが広域認定制度※を活用して適切なタイミングで回収します。回収後は、旭化成ホームズの社内施設において分離作業を実施し、再資源化に向けた準備を行います。選別された部材は、物流を担うセンコー株式会社による新築部材配送後の帰りのトラックを有効活用し、LIXILへと運ばれます。これにより、使用済みアルミ部材をリサイクラーやスクラップ業者を介することなくLIXILへ直接回収する仕組みを構築し、物流の効率化も実現します。回収したアルミ部材は、LIXILの独自技術により、リサイクルアルミ使用比率を高めた循環型低炭素アルミ「PremiAL」として再生され、旭化成ホームズの住宅用アルミサッシをはじめとする新たなアルミ製品に生まれ変わります。
本スキームは段階的に構築・検証を進めており、その一環として、関東エリアの改修工事物件において発生した使用済みアルミ部材(住宅用サッシやフェンス)などを対象に、回収から再生までの一連のプロセスをトライアルとして実施し、運用を開始しています。これにより、新地金の使用を抑制することで製造工程におけるCO₂排出量削減にも貢献する取り組みとなっています。
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※広域認定制度:環境大臣が産業廃棄物の再資源化に資する広域的な処理を行う者を認定し、関係する地方公共団体ごとの許可を不要とする特例制度。産業廃棄物の再資源化をより一層促進させるために創設された。
Ⅱ.背景
近年、資源枯渇への懸念や廃棄物の増加による環境問題の深刻化を背景に、資源を循環させ持続可能な形で活用する「サーキュラーエコノミー」への移行が、世界的な潮流となっています。住宅・建築分野においても、資源循環の促進や環境負荷低減に向けた取り組みの重要性が高まっています。
一方で、住宅部材は、改修・解体などによる廃材発生時期の不確実性や長期使用による劣化、時代による性能変化の影響から、適切な廃材回収や品質・製造管理を担保した再資源化が難しく、資源循環推進の課題とされてきました。
こうした背景から、旭化成ホームズおよび旭化成リフォームは、住宅の長寿命化を図ることで、改修工事を行いながら住み継ぐことができる住まいづくりを進め、製品としての価値を長期にわたり維持してきました。さらに、長期点検制度を通じて、竣工後も継続的に顧客との接点を持ち、住まいの状況を把握し続ける体制を構築しています。また、新築・改修工事の過程で発生する廃材についても、回収・分別・再資源化を推進し、住宅のライフサイクル全体を見据えた資源循環の高度化に取り組んできました。またLIXILは、限りある資源の持続的な利用および廃棄物削減を目指して、原材料の調達から製造、使用、廃棄、さらに再利用までの製品ライフサイクル全体において、持続可能な利用や省資源・再利用に配慮した設計などの資源循環の取り組みを推進しています。特にアルミにおいては、約30年にわたりリサイクル技術の開発に取り組み、業界トップクラスのリサイクルアルミ平均使用比率80%を実現しています。
今回、3社がそれぞれの強みを活かすことで、改修工事に伴い発生する使用済みアルミ部材などを、回収から再生・再供給まで一体的に連携する水平リサイクル型の資源循環スキームを構築しました。
今後も、それぞれの強みを活かした連携を通じて、資源循環のさらなる高度化を推進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
About LIXIL
LIXILは、世界中の誰もが願う豊かで快適な住まいを実現するために、日々の暮らしの課題を解決する先進的なトイレ、お風呂、キッチンなどの水まわり製品と窓、ドア、インテリア、エクステリアなどの建材製品を開発、提供しています。ものづくりの伝統を礎に、INAX、GROHE、American Standard、TOSTEMをはじめとする数々の製品ブランドを通して、世界をリードする技術やイノベーションで、人びとのより良い暮らしに貢献しています。現在約53,000人の従業員を擁し、世界150カ国以上で事業を展開するLIXILは、生活者の視点に立った製品を提供することで、毎日世界で10億人以上の人びとの暮らしを支えています。
株式会社LIXIL(証券コード: 5938)は、2026年3月期に1兆5,107億円の連結売上高を計上しています。
LIXILグローバルサイト:
https://www.lixil.com/jp/
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