【ニュースレター】あそび場減少や天候による子どものあそび不足にボーネルンドが提案 猛暑の夏に自治体があそび場を地域に届ける「移動式あそび場」
株式会社ボーネルンド

静岡県富士市の3日間限定「移動式あそび場」に978人が応募
近年、猛暑による屋外遊びの減少や都市化に伴う公園の減少、さらにデジタル技術の普及により、子どもたちが思いきり身体を動かす機会が限られてきています。こうした「子どものあそび不足」は地域の課題にとどまらず、現代社会で取り組むべき大きな課題です。特に郊外では、「身近に遊べる場所が少ない」「小さな子どもを連れて遠くまで出かけるのが難しい」といった保護者の声も多く聞かれます。
こうした中、ボーネルンドは全国の自治体と連携し、遊具だけでなく、あそびのプロ・プレイリーダーとともにあそびを届ける「移動式あそび場」を展開しています。
2026年8月、静岡県富士市では夏期休暇中のあそび場不足解消を目的として、3日間限定の「移動式あそび場」を開催しました。申し込み開始からわずか2日で当初の予定枠が満席となり、最終的な応募者数は978人(子ども549人、保護者429人)となりました。
猛暑の中でも安心して身体を動かせる屋内のあそび場へのニーズに加え、あそびの専門家であるプレイリーダーを介した親子・子ども同士の交流など、地域における「あそび場」の新たな価値が見えてきました。
【 あそびが不足する子育て環境 】
あそび場や経験の不足:大きなあそび場が身近になく、新しいあそびに出会う機会が限られています。
身体を動かす場所の制限:猛暑や天候の影響もあり、屋外で安心して思いきり身体を動かして遊びにくくなっています。
移動や外出の負担:身近な地域で多様なあそびに出会う機会が限られています。
子どもたちを取り巻くこれらの課題に対し、常設施設を新たにつくるだけではなく、地域にある体育館や公共施設などの既存資源を活用し、必要な場所へ「あそび」を届けるという方法が、自治体にとって新たな選択肢となっています。
【 静岡県富士市で「移動式あそび場」を実証 3日間で978人が申し込み 】
静岡県富士市では、夏休みのあそび場不足解消を目的として、2026年8月19日(水)~21日(金)の3日間、2025年4月にオープンした富士市総合体育館「北里アリーナ富士」にて、ボーネルンドの「移動式あそび場」を開催しました。あわせて、屋内のあそび環境に関する市内の子育て世代のニーズの検証として参加者へのアンケート調査も実施しました。屋内の開放的な空間を活用することで、猛暑や天候に左右されず、親子が安心して身体を動かしながら遊べる環境をつくりました。
< 受付開始わずか2日で満席 最終応募者は978人 >
今回の「移動式あそび場」は、生後6カ月〜小学2年生の子どもを対象に開催しました。申し込みを開始して2日で、当初予定していた各回子ども40名の予定枠が満席になり、追加募集を行った結果、最終応募者は978名(子ども549名、保護者429名)となりました。
定員を大きく上回る応募が寄せられたことからも、地域の子育て世代にとって、暑さや天候を気にせず、親子で安心して遊べる屋内のあそび環境への関心の高さがうかがえます。
< 猛暑の中でも、安心してからだを動かせる「あそび場」 >
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会場内には、赤ちゃんも楽しめる遊具や磁石ブロックのほか、ダイナミックに身体を動かせる大型遊具など約10種類の遊具を展開しました。
子どもたちはそれぞれ好きなあそびを見つけ、夢中になって遊んでおり、親子で一緒に遊ぶだけでなく、地域のあそび場だからこそ年齢の異なる子ども同士が自然と関わり、一緒に遊びをつくっていく場面も多く見られました。
保護者からは、「安心して親子やきょうだいと一緒に楽しめた」「プレイリーダーがいることで、いつもと違うあそびができた」「猛暑で外遊びができないので助かる」などの声が寄せられました。
< 富士市アンケートから見える「屋内あそび場」への期待 >
今回の実証実験では、参加者を対象にアンケートを実施しました。
結果からは、利用者が「天候が悪い日の室内あそび場」を求めていることに加え、「子どもの安全と成長を支える質の高い遊び環境」を強く求めていることがわかりました。
安心利用の項目で「プレイリーダー等の見守り・安全確認」が最多(183件)となった背景には、保護者目線での心理的負担の軽減やトラブルや危険の未然防止とあわせて、あそびの質の向上が求められていることが推察されます。また環境設定においては、安全と年齢にあったゾーニングの重要性も見えてきました。
今後の移動式あそび場の継続または常設のあそび場の新規設置を求める声は65%を超えるなど、定期的な利用ニーズの高さもアンケート結果から明確になりました。
アンケート結果
屋内のあそび場を安心して利用するために、特に重要だと思うことはなんですか。(最大3つまで選択可)
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屋内あそび場に期待することはなんですか。(複数選択可)
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来年度以降も「屋内遊び場」事業を継続するとしたら、どのような運営形態を希望しますか。
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整備されたら利用したい頻度は次のうちどれですか。
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< イベントの様子 >
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【 「あそび」を通じて、親子・子ども同士の交流を生むプレイリーダー 】
ボーネルンドの「移動式あそび場」の特徴は、あそびの専門家であるプレイリーダーが常駐していることです。プレイリーダーは、子どもたちが主体的に遊ぶ「きっかけ」をつくり、一人ひとりの「やってみたい!」に合わせてあそびを広げます。年齢の離れたきょうだいが一緒に楽しめる遊びを提案したり、保護者へ「こんな遊び方や関わり方もあるんだ」という新たな視点などを伝えます。
ボーネルンドの「移動式あそび場」は、遊具を提供し、ただ「遊ぶ場所」を提供するというだけではなく、自然と「あそびが生まれる環境」をつくっています。プレイリーダーが介入することであそびが広がり、親子だけでなく、地域住民同士の交流も生まれます。
【 既存施設を活用し、地域に「あそび」を届ける:「あそび場」を「地域の社会インフラ」へ 】
富士市では、廃校・廃園となった建物の跡地など、地域にある既存資源を活用したあそび場の展開の可能性を模索しています。新たな施設を整備するだけでなく、地域にすでにある体育館や公共施設、廃校・廃園などを活用し、そこに「あそび」という機能を加える。ボーネルンドはこうした地域の「既存資源×あそび」という考え方について、人口減少や施設の有効活用など、これからの地域づくりを考える上でも重要な選択肢の一つになると考えています。
子どもにとって「あそび」は、身体を動かすだけでなく、自分で考え、試し、他者と関わりながら成長するために欠かせないものです。同時に、親子が地域で過ごし、子ども同士や保護者同士がつながる「あそび場」は、地域コミュニティを育む場所にもなります。
ボーネルンドは、これからの「あそび場」は、単に遊具を設置する場所ではなく、子どもと大人が地域でつながり、ウェルビーイングを育む社会インフラのひとつになり得ると考えています。
全国の自治体との連携を通じて、地域ごとの課題やニーズに合わせて「あそび」を届けることで、子どもたちが自分らしく遊び、育つことのできる環境づくりに取り組んでいきます。
【 静岡県富士市について 】
静岡県富士市は人口約24.3万人(令和8年8月現在)で、県内では浜松市、静岡市に次ぐ人口規模を持つ都市です。
「『こどもまんなか』みんなではぐくむ やさしいまち ふじ」を基本理念に、令和7年度から令和13年度を計画期間とする「富士市こども計画」を策定し、「こどもにやさしいまち」の実現を目指しています。また、子育てガイド「はぐくむFUJI」の発行や家事育児サポート、こども医療費の助成など、地域全体で切れ目のない子育て支援に取り組んでいます。
・富士市HP:
https://www.city.fuji.shizuoka.jp/
【 ボーネルンドについて 】
ボーネルンドは、あそびを通して子どもの健やかな成長に寄与するため1981年に設立し、一貫して“あそびの道具と環境”を提供する事業を展開。一般家庭へ向け、子どもの成長に必要な生活道具としての“あそび道具”を提案し、全国42ヶ所で直営店舗を展開しています。同時に幼稚園や保育園、公園などにおいて、高品質な大型遊具や教育道具の提供を含めたあそび環境の開発を行い、現在までに手掛けた実績は国内約3万5千ヶ所に拡大しています。また、2004年からは親子で多様なあそびを体験できる屋内あそび場「キドキド」事業を開始し、「プレイヴィル」「PLAYLOT」を含む直営施設は全国20ヶ所、年間170万人以上の親子に利用されています。さらに自治体と連携したあそび場開発も全国70ヶ所以上に広がり、地域活性化にも寄与しています。
近年では、2024年に大阪・梅田に次世代型探究学習施設「PLAY CUBE」を開講しフリースクール事業を展開。さらに、あらゆる場所にプレイリーダーがあそび体験を届ける「移動式あそび場」も本格展開しています。あそびを通じて社会課題の解決に取り組むコンサルティング機能も強化し、子どもから大人までのウェルビーイング向上への貢献を目指しています。









記事提供:Digital PR Platform