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AMED『医学系研究支援プログラム(総合型)』に 藤田医科大学が採択

学校法人藤田学園

~医師の研究環境改善による先駆的・革新的な研究支援の推進が高く評価~

藤田医科大学(愛知県豊明市 学長:岩田仲生)は8月26日、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)による『医学系研究支援プログラム(総合型)』に採択されました。本プログラムは、国際競争力の低下が危惧される日本の医学系研究の再興をめざし、医学部および大学病院の研究基盤を抜本的に強化するとともに、医学系研究を先導する拠点の形成を目的としています。
その背景には、▽働き方改革や医療現場の繁忙などによる研究時間の確保の難しさや、▽他分野・他機関との連携強化の難しさがあります。
『医学系研究支援プログラム』は、それら現状の課題を打破して、先駆的・革新的な研究を支援するもので、国の戦略的な政策と位置付けられ、文部科学省の補助金ベースにAMEDが審査・採択しています。総合型と特色型(注1)の2種あり、総合型の補助金は1件あたり7.2億円(上限)で期間は2025年10月~2027年度末までとなっています。また、総合型の採択は全国で6大学のみという狭き門でした。

【参照】令和7年度医学系研究支援プログラムにおける採択課題の決定について
https://www.amed.go.jp/news/release_20250826.html
(国立研究開発法人日本医療研究開発機構[AMED]サイトより)


◇がんと精神・神経疾患に「感染症の影響」の視点を加えた疾患横断的研究による新たな医療を創出
本学の研究では、がんおよび精神・神経疾患に対し、感染症の影響という新たな視点を加え、従来の疾患別研究の枠を超えた横断的アプローチを展開します。一見別のものに見えるこれらの疾患が相互に作用していることを、ウイルスや腸内細菌叢がもたらす慢性炎症や免疫異常などから解明し、分子レベルでメカニズムを探っていきます。
それらの基盤として生体試料(がん組織、死後脳、血液、エクソソームなど)と医療データ(電子カルテ、画像情報等)を統合し、遺伝子情報やAIを活用した解析により、疾患を予測するモデルの構築や創薬・バイオマーカーの検証を行います。


◇持続可能な研究環境と「藤田モデル」による人材育成
今回の採択では、先進的な研究構想に加え、持続可能な研究医育成システムとして、次の3点が高く評価されました。研究者が成果を生み出し続けるための研究環境を、持続的・戦略的に整えています。


「臨床研究支援部門」を創設し、データサイエンティストや臨床研究コーディネーターなどの専門スタッフが、データ解析や倫理審査、知財・治験管理などをサポート
「研究医認定プログラム」を設け、「研究重視型」「バランス型」「臨床重視型」と個人の志向やライフスタイルに合ったキャリアパスを支援
開業医などの地域の医師の研究も支援する「准研究医認定制度」を作り、大学病院を核とした分散型の人材育成ネットワークモデルを構築し、全国へも展開



◇社会への貢献を見据えた研究基盤の強化
本学はこれまでにも、文部科学省による「橋渡し研究支援機関」※および「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」※に採択されるなど、研究基盤の強化に継続的に取り組んできました。本プログラムを通じて、研究成果の社会実装を視野に入れたトランスレーショナル研究の中核拠点を形成し、医療の現場から生まれる課題を、基礎研究・臨床研究・創薬・実用化へとつなぐ循環型の研究推進を進めてまいります。

※「橋渡し研究支援機関」とは……橋渡し研究とは、大学等の基礎研究が生み出した成果を、新しい医薬品や医療機器として実用化に結び付けるための非臨床研究・臨床研究を指し、それらを支援できる優れた機能を有する機関を文部科学省が「橋渡し研究支援機関」として認定するものです。(本学認定年:2024年)
※「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」とは……特定分野の研究で強みを持つ研究大学が、他大学・企業と連携し、社会の課題解決や研究の国際展開、社会実装に取り組むことを支援する文部科学省・日本学術振興会の事業。(本学認定年:2024年)


【用語解説】
注1
【総合型】
基礎と臨床の協働、分野間の連携等を通じて、原理・病態解明から治療法の創出まで波及効果の高い総合的な研究力の向上をめざし、我が国の医学系研究を先導する拠点としての役割を担う。実施機関は医学部を有する1機関とし、他機関とも連携しながら取り組むことも可。
【特色型】
臨床研究等において各機関に強み・特色のある取組について、ネットワーク等を活用して多くのデータや知見を共有し、優れた成果の創出をめざすとともに、複数の大学病院・医学部がチームを形成し、特定の領域において相乗効果を発揮する共同研究拠点としての役割を担う。実施機関は医学部を有する複数の機関とし、他機関とも連携しながら、ネットワークとして活動する。



本件に関するお問合わせ先
学校法人 藤田学園 広報部 TEL:0562-93-2868 e-mail:koho-pr@fujita-hu.ac.jp

関連リンク
文部科学省「橋渡し研究支援機関」に認定
https://www.fujita-hu.ac.jp/news/j93sdv000000z3yh.html
文部科学省・日本学術振興会の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択
https://www.fujita-hu.ac.jp/news/j93sdv0000010ub8.html

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