医療の現場で答えが出ない「もやもや」に出会ったら、あなたはどうしますか?
書籍『対話から学ぶ臨床倫理コンサルテーション』8/29発売
株式会社医学書院
株式会社医学書院 (所在地:東京都文京区、代表取締役社長:金原 俊)は、新刊書籍『対話から学ぶ臨床倫理コンサルテーション』(編集 山本 圭一郎/徳原 真/中山 照雄/堂囿 俊彦/竹下 啓/高島 響子)を2025年8月29日に刊行しました。
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◆医療の現場で答えが出ない「もやもや」に出会ったら、あなたはどうしますか?
臨床での難しい決断を少しでも緩和し、できる限り当事者たちにとってベストとなるような意思決定を支援する臨床倫理コンサルテーション。
その実際を濃密な対話で表現し、さらに臨床倫理の専門家がその臨床倫理コンサルテーションを分析し解説します。
臨床での「もやもや」に悩む医療者を支援する1冊。
◆目次
第1章 臨床倫理コンサルテーションについて
当院における臨床倫理相談サービス(臨床倫理コンサルテーション)
当院における臨床倫理コンサルテーションの方法
ケースの構成
第2章 臨床倫理コンサルテーションの実際
ケース1 退院できる状態ではない患者の強い希望に寄り添えるか
ケース2 意思を表明できない患者の過去のリビングウィルをどう扱うか
ケース3 家族には病名を知らせないで,と言われたけれど……救命に関わる事態でどうする!?
ケース4 DNARを希望する理由がみえにくい時,どうするか──両親による虐待の可能性
ケース5 抑制をめぐり職種間で意見が分かれてしまったら!?
ケース6 家族は意思疎通困難な患者への積極的治療を望むが,リスクが大きくて……
ケース7 患者の状態を悪化させ,医療者にも危険性がある家族とどう向き合うか
ケース8 感染症などによる医療逼迫の可能性がある中,治療を拒否する患者にどう対応するか
ケース9 異文化を背景にもつ,安楽死希望の患者にどう向き合うか
ケース10 身寄りはなく意思表示もできない患者の人工透析の中止の判断はできるのか
◆編集者情報
山本 圭一郎
国立健康危機管理研究機構臨床研究センター臨床研究統括部
徳原 真
東海大学医学部専門診療学系緩和医療学
中山 照雄
国立健康危機管理研究機構国立国際医療センター患者サポートセンター
堂囿 俊彦
静岡大学大学院人文社会科学研究科
竹下 啓
東海大学医学部基盤診療学系医療倫理学
高島 響子
国立健康危機管理研究機構臨床研究センター臨床研究統括部
◆書誌情報
タイトル:対話から学ぶ臨床倫理コンサルテーション
編集:山本 圭一郎/徳原 真/中山 照雄/堂囿 俊彦/竹下 啓/高島 響子
発行月:2025年8月
判型:A5
頁数:280
定価:2,970円 (本体2,700円+税10%)
ISBN:978-4-260-05738-7
書籍詳細は下記弊社公式ウェブサイトをご参照ください。
https://www.igaku-shoin.co.jp/book/detail/111576
【株式会社医学書院について】
1944年の創業以来、「専門書出版社としての役割と責任を自覚し、医学・医療の進歩に必要な専門情報を的確に伝え、医学・医療の発展と社会の福祉に貢献すること」を使命として、常に最新の医学・医療情報を提供しています。
治療年鑑『今日の治療指針』、看護学生向け教科書シリーズ『系統看護学講座』など幅広い領域の専門書籍・雑誌を出版しており、毎年百数十点におよぶ書籍を刊行しています。近年では、Web配信サービス、電子書籍、電子雑誌、セミナー、オウンドメディアなど様々な形でのコンテンツ作成に取り組み、多くの医療専門職、学生の方々からご支持をいただいております。
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