JIG-SAW、米国特許商標庁より、動物行動解析分野における「AI算出によるベクトルデータをベースとしたアルゴリズム・システム」で特許査定を受領
JIG-SAW株式会社
JIG-SAW株式会社(東京都中央区、以下「JIG-SAW」)は、動物行動解析分野における「AI算出によるベクトルデータをベースとしたアルゴリズム・システム」につき、米国特許商標庁(USPTO)から特許査定(NOTICE OF ALLOWANCE AND FEE(S)DUE) を受領したことをお知らせします。
今後、所定の登録手続を経て、日本に続き、米国においても特許が成立します。
本特許の概要
本特許技術は、「視機能を検査するためのシステム、方法及びプログラム」を提供するもので、視覚再生を目指す当社の「NEW VISIONプロジェクト」の研究開発における動物実験において極めて有用なだけではなく、本特許技術単独でも、人間をも含めた視機能検査システムに応用可能な当社の独自技術です。
発明の名称
System, Method, and Program for Testing Visual Function of Test Animals
出願番号
17/804,223
出願日
2022年5月26日
具体的には、所定方向に移動する視覚情報に対向するように被検動物が配置されている場合に、所定期間取得された同被検動物の視線方向を示す情報に基づいて時間経過に従って変化する視線方向の移動速度を決定し、時間経過に従って変化する前記決定された視線方向の移動速度によって視線方向移動速度の周波数特性を決定し、前記決定された周波数特性に基づいて同被検動物の視機能を検査することを特徴とするテクノロジーです。
従来、動物の視力を判定する方法として、移動する縞模様画像に動物が追従する際の首振りを目視で測定した後、カメラで撮影した動物の首振り角度を回帰直線等で判定する方法が取られておりましたが、常に目視確認が必要な結果、しばしば誤判定が起こるという問題がありました。
本テクノロジーは、AI算出によるベクトルデータをもとに、データサイエンスによる線形性を維持したデータ解析技術を基礎することにより、人の目による目視確認での誤判定の問題を解決し、かつ、目視でも気づかない微細な首振りまでをもアルゴリズムにより解析することを実現する技術となっています。
JIG-SAWは、保有するコア技術をベースに、その応用によって多くの特許をグローバルで取得しており、今後も引き続き、テクノロジーによって世界を変革していくことを目指し、さまざまな角度から多様な分野で継続的に研究開発に取り組んでまいります。
「NEW VISIONプロジェクト」に関する詳しい情報につきましては、以下の当社NEW-VISIONサイトをご参照下さい。
https://www.newvision-prj.com/JIG-SAWについて
JIG-SAWは、IoT/クラウド/AIデータ等の制御・コントロールサービスを専門とするテクノロジー企業です。運用技術 (OT) とITのギャップを埋める独自技術をベースに、各種サービスの世界展開を目指しています。
・クラウド-エッジ(エンドトゥーエンド:E2E)IoTデータコントロールサービス
・独自アルゴリズムによる全自動IoT・クラウドデータ制御・エッジコネクトサービス
・最先端チップ開発及び各種通信制御、自動運転技術などの研究開発
会社概要
JIG-SAW株式会社
https://www.jig-saw.com/東京本社/東京都中央区八重洲2丁目2番1号
コントロールセンター/ 札幌2拠点(N83 & N44)、北米1拠点(TCC)
米国法人/サンフランシスコ、サンノゼ、ロサンゼルス
カナダ法人/トロント
配信元企業:JIG-SAW株式会社
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記事提供:DreamNews