企業の労務業務におけるAI活用に関する研究論文を発表 （労務担当者・専門家・ナレッジをつなぐ実務モデルを提案 ）
株式会社コマースロボティクス
「ITによりビジネスをより簡単に」をミッションに掲げる株式会社コマースロボティクス（本社：東京都港区、代表取締役：伊藤彰弘）は、企業の労務業務におけるAI活用に関する研究論文を発表しました。
【論文の公開ページ】
https://eerp.jp/roumu/news/paperpresentation/【AI RAGサービスページ】
https://eerp.jp/roumu/【note掲載記事】
https://note.com/ai_roumukun論文の主な内容・特徴
本研究では、AIを単なる自動応答ツールとして位置づけるのではなく、「根拠を提示し、労務担当者と専門家の判断を支援する存在」として活用する設計思想を提唱しています。
主なポイントは以下のとおりです。
1.労務に関する問い合わせを 自動回答難易度レベル1～5に分類し、AIが対応すべき範囲（レベル1～3）を明確化しました。
2.社員向け・管理職向け・労務担当者向けという 利用者別RAG活用モデルの整理しました。
3.RAGと労務担当者、RAGと社会保険労務士などの専門家がシームレスに連携する運用モデルの提案をします。
4.RAGの回答精度・自動回答比率から、企業の労務管理の整備状況を可視化・評価できる可能性を提示しています。
5.社会保険労務士事務所にとっての新たな支援モデル・ビジネス機会としてのRAG活用について考察しました。
労務担当者・社会保険労務士への示唆
本論文は、労務担当者に対しては「問い合わせ対応に追われる業務」から判断・ガバナンスを担う専門職としての役割高度化に向けた実践的示唆を提供します。
また、社会保険労務士事務所にとっては、RAGを活用した労務管理アセスメントや継続的な支援モデルなど、専門性を拡張する新たな可能性を示す内容となっています。
論文概要
論文タイトル：企業の労務業務におけるAI RAG（Retrieval-Augmented Generation）の効果的な活用方法に関する研究
著者：伊藤彰弘、庄子敬弥（社会保険労務士/公認会計士）
公開日：2025年12月22日
公開方法：自社ホームページ及びnote
対象読者：企業の労務担当者、管理部門責任者、社会保険労務士、HR・労務領域の専門家
今後について
本研究で提示したAI RAG活用モデルは、特定の業種・企業規模に限定されるものではなく、中小企業から大手企業まで幅広く適用可能な実務指針として位置づけられます。
今後は、本論文の知見をもとに、企業・専門家・ITベンダーが連携した労務DXの推進が期待されます。
株式会社コマースロボティクスは、自社開発のSaaS型AI RAGシステム「eeRP Bot（略称：eeBot）」を基盤とし、労務業務に特化して最適化したサービスのリリースを予定しています。
本サービスは、社会保険労務士と企業の労務担当者がAIを介してシームレスに連携し、労務課題の解決を支援することを目的としたものです。
あわせて、AIを活用した新たな労務業務モデルの確立に向け、社会保険労務士および企業労務担当者と共同で研究・検証を行うパートナーの募集も計画しています。
【株式会社コマースロボティクス会社概要】
代表者：伊藤 彰弘
所在地：
【本社】東京都港区新橋5-10-5 PMO新橋II 4階
【柏の葉オフィス】千葉県柏市若柴226番地44 KOIL TERRACE 301号室
【名古屋オフィス】愛知県名古屋市昭和区鶴舞1丁目2-32 STATION Ai
設立：2013年7月
資本金：6億6,592万円（資本準備金含む）
事業内容：SaaS事業、Global事業、AI事業、ERP事業
プライバシーマーク認証：第21004646
ISMS認証：IA190213
URL：
https://commerce-robotics.com配信元企業：株式会社コマースロボティクス
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記事提供：DreamNews
