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日本BD、ミッドラインカテーテル「パワーGlide Pro」を発売 血管確保が困難な患者への新たな選択肢として患者と医療従事者双方の負担軽減に寄与

日本ベクトン・ディッキンソン株式会社

日本BD、ミッドラインカテーテル「パワーGlide Pro」を発売
血管確保が困難な患者への新たな選択肢として
患者と医療従事者双方の負担軽減に寄与


日本ベクトン・ディッキンソン株式会社(代表取締役社長:長瀬 信弥) は、血管確保が困難な患者さんにも適用でき、ガイドワイヤが一体型となったデザインのミッドラインカテーテル「パワーGlide Pro(読み:パワーグライド プロ)」を2026年7月に発売予定で、市場への展開を順次進めていきます。


[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2639/137203/550_216_202606261441436a3e111712931.png


点滴による薬剤投与の際に血管内にカテーテルなどを留置する静脈路確保(血管確保)は医療現場で日常的に行われます。しかし、腕などの末梢静脈が見つかりにくい、いわゆるDIVA(Difficult IV Access)の患者さんでは、血管確保までに繰り返し血管への穿刺が必要になるケースがあります。また、一般的に使用される末梢静脈留置カテーテル(PIVC)では、合併症やカテーテルの機能不全などにより予定外に抜去に至るケースも少なくなく、その発生頻度は約40~50%と報告されています(※1)。このような状況は、患者さんの身体的・心理的負担の増加や、医療従事者による処置時間の増加につながります。

こうした課題に対し、近年、末梢静脈に留置し一定期間使用できる「ミッドラインカテーテル」が注目されています。ミッドラインカテーテルは、上腕(肘より上の腕)の深くてしっかりした血管に留置するため、一般的な末梢静脈留置カテーテル(PIVC)より安定して長期間の使用が可能となり、これまで繰り返し血管確保が必要だった患者さんおよびその診療にあたる医療従事者にとって、負担軽減につながる新たな選択肢と考えられています。

2025年には日本VADコンソーシアム編纂のガイドライン『輸液カテーテル管理の実践基準』の改訂において、血管アクセスデバイス選択基準として、6日~14日未満の侵襲性の低い薬剤投与時の選択肢としてミッドラインカテーテルが追加されました(※2)。

本製品はガイドワイヤが一体型で人間工学に基づく直感的な操作が可能なデザインのため、血管穿刺、ガイドワイヤ送達、カテーテル挿入の一連の手技が、通常の末梢静脈留置カテーテル(PIVC)と近い手技手順で行える設計となっており、血管確保が難しい患者さんにおける血管確保をサポートします。これにより、繰り返し穿刺の減少や処置の効率化が期待されます。また、カテーテル素材も柔軟性の高いものを使用しており、留置後の臨床現場での使いやすさにも配慮しています。

■患者さん・医療従事者双方への主なベネフィット
本製品は、患者さんと医療従事者双方に以下のような臨床的ベネフィットが期待されます。
患者さん:血管確保時の繰り返し穿刺や、留置後の頻回なカテーテル交換が減ることで 、1回の治療を1回のカテーテル留置で終えることが期待でき、心身の負担軽減につながります。
医療従事者:血管確保が難しい患者さんにおける新たな選択肢が増えることで、繰り返し穿刺に伴う処置時間の低減や手技負担の軽減が期待されます。

■グローバルでの展開と実績
本製品は、2016年に米国FDAの承認(※3)を取得して以降、海外の臨床現場で使用されており、臨床評価では92%(※4)の症例で留置に成功したと報告されています。
パワーGlideシリーズは10年以上にわたりグローバルで展開され、39カ国以上で販売、累計約1億本の出荷実績があります。

製品情報
販売名:パワーGlide Pro ミッドラインカテーテル
一般的名称:末梢血管用血管内カテーテル
医療機器承認番号:30800BZX00143000
製造販売元:株式会社メディコン

※1: Matthews R, et al. Peripheral intravenous catheter material and design to reduce device failure: A systematic review and meta-analysis. Infection, Disease & Health. 2023.
※2: 日本VADコンソーシアム編.輸液カテーテル管理の実践基準 2025年版(輸液治療の穿刺部位・デバイス選択とカテーテル管理ガイドライン 改訂2版). 南山堂,2025年.
※3: U.S. Food and Drug Administration. 510(k) clearance for PowerGlide Pro Midline Catheter (K153280). 2016.
※4: Souri Y, et al. Clinical evaluation of the PowerGlide Pro midline catheter – dwell time, complications and outcomes for various medications including prostaglandins. Langenbeck’s Archives of Surgery. 2024.

▼プレスリリースのPDFはこちらよりダウンロードいただけます。
https://prap.gigapod.jp/f68a6b72fb5a424e89989e81195c1c5071b67fd7f
※ダウンロード期日:2026-8-29

BD
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