文部科学省大学設置・学校法人審議会が「医工共創」の新学科・新研究科の設置認可を「可」とする答申を公表
学校法人藤田学園
~約240万件の臨床データと企業との共同研究・開発を基盤に、人材育成から医療技術の社会実装まで~
藤田医科大学が設置認可申請を行っていた、医学部「医工共創学科」と大学院「医工学社会共創研究科」について、文部科学省大学設置・学校法人審議会が「医工共創」の新学科・新研究科の設置認可を「可」とする答申を公表されましたので、お知らせします。今後、文部科学大臣による正式な設置認可を経て、2027年4月に開設する予定です。
藤田医科大学が設置認可申請を行っていた、医学部「医工共創学科」と大学院「医工学社会共創研究科」について、文部科学省の大学設置・学校法人審議会より、認可を「可」とする答申が出されましたので、お知らせします。今後、文部科学大臣による正式な設置認可を経て、2027年4月に開設する予定です。
「医工共創」は、医療がただ工学を利用するのではなく、患者さんにとって「どのような医療を実現するか」を起点として、医療側から真に必要な技術を考えます。新学科では、医学・工学・情報科学を一体的に学び、医療の現場や社会の課題を見つけ、科学技術による解決策を実社会で活用できる形へと発展させます。
また、技術開発にとどまらず、医療現場のニーズ、倫理、制度、運用、事業化までを視野に、医療者・技術者・企業・行政・地域社会をつなぎ、患者に本当に必要な医療を共に創り出す人材を育てます。
藤田医科大学には、約25年にわたり蓄積された約240万件の臨床データがあります。データを診療科の壁を越えて活用し、AIで分析することで、患者さんごとの最適な治療法やより多くの選択肢を提示することで、将来起こり得る身体の変化や疾患の予測・予防につなげます。
加えて、学びは学内だけにとどまらす、日本最大の産業集積地である中部圏をはじめ、関東・海外を含む約50社と共同研究・開発を進め、医療技術の社会実装と日本のヘルスケア産業への貢献をめざします。
<設置概要>
医学部「医工共創学科」
学科名:藤田医科大学医学部医工共創学科
開設時期:2027年4月
入学定員:30名
修業年限:4年間
授与する学位:学士(医工共創学)
教育拠点:藤田医科大学 豊明キャンパス、附属病院・研究施設等
大学院「医工学社会共創研究科」
専攻名:医工学社会共創専攻
開設時期:2027年4月
(修士課程)
入学定員:7名
授与する学位:修士(医工学社会共創)
(博士後期課程)
入学定員:10名開設時期:2027年4月
入学定員:7名/10名
授与する学位:博士(医工学社会共創)
<なぜ今、医工共創なのか>
従来の医工連携では、医療の要求に工学が応え、機器やシステムを開発する形が中心でした。
少子高齢化を背景に医療の高度化・専門化が進む中、AIやデータを駆使し、医療現場の複雑な課題を捉える力が求められています。
医療を起点として発想し、人・知識・技術を従来の枠組みを超えてつなぎ、患者さんに本当に必要な新たな医療を共に創る人材が必要です。
<医工共創学科の3つの特徴>
1.医療を起点に、AIを活用し、分野を越えて課題を解く
患者さんに必要なのは何か、医療者は何を見て判断しているのか、学生は、大学病院と研究施設が近接する豊明キャンパスで、医療の課題を現場で捉えます。
医学を基盤に、工学・情報科学・データサイエンス・AIを学び、医療と現場の課題を科学技術で解決する力を養います。医学から工学まで、多様な専門分野で実績を有する教員陣が多層的に揃うことも強みです。
2.4附属病院と約240万件の臨床データから、未来の医療を考える
本学は4つの附属病院を有し、およそ25年にわたる約240万件の臨床データを蓄積しています。診療科ごとに閉じず、患者さんの経年変化などを含む、さまざまなデータを横断的に活用できることが大きな強みであり、これらのデータをAIで分析することで課題の解決策を探ります。
そして、その先にあるのが「デジタルツイン」です。患者さんや臓器、治療過程を医療データや数理モデルで仮想空間に再現し、現実の患者さんでは繰り返し試せない治療方法や条件を比較・検討します。
3.企業との連携で社会実装を実現
新たに見いだした解決策や技術は、企業とのインターンシップや共創を通じて、研究開発や製品・サービスへと発展させます。
医療現場や社会の課題解決につながる成果を、実際に社会へ届けるまでを学びます。学生のインターンシップ先はとして、日本最大の産業集積地である中部圏をはじめとした、国内外の約50社を検討しています。本学が企業等200社あまりに実施した行ったアンケートでは、7割超の会社が卒業生の採用または採用検討の意向を示しています。
藤田医科大学は、医療を理解し、AIやデータで分野を越えて人と技術をつなぎ、未来の医療を形にする「命を守るエンジニアリング」を担う人材を育成します。
<取材可能な内容>
医工共創学科・医工学社会共創研究科を担当する教員へのインタビュー
10月のオープンキャンパスで予定している教室公開、担当予定教員による模擬授業
進路担当者やインターンシップ受け入れ予定の企業を集めたフォーラム
<学長コメント>
AIの進化によって、専門分野の壁を越えて知識や技術をつなぎ、新しい医療を生み出せる時代になりました。
医療現場の課題を起点に、多様な専門知を結び、患者さんに本当に必要な解決策を社会へ届ける。
「医工共創」を通じて、未来の医療を自ら切り拓く人材を育てていきます。
藤田医科大学 学長 岩田 仲生
本件に関するお問合わせ先
■報道に関するお問い合わせ
学校法人 藤田学園 広報部
TEL:0562-93-2867
MAIL:koho-pr@fujita-hu.ac.jp
愛知県豊明市沓掛町田楽ケ窪1番地98
関連リンク
文部科学省HP
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/daigaku/toushin/attach/1420729_00025.htm
医工共創学科 特設サイト
https://www.fujita-hu.ac.jp/new-department/special.html
記事提供:Digital PR Platform