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京セラが通信ベンダー6社と「O-RU Alliance」を設立

京セラ株式会社

京セラが通信ベンダー6社と「O-RU Alliance」を設立

京セラ株式会社(日本、代表取締役社長:谷本 秀夫、以下:京セラ)は、 2025年3月3日(月)に、Alpha Networks Inc.(台湾、Chairman/President/CEO:Wen Fang Huang)、HFR, Inc.(韓国、CEO:Jong-Min Cheong)、Microelectronics Technology Inc.(台湾、President and CEO: Eugene Wu)、SOLiD Inc.(韓国、Vice Chairman and CEO: Seung Hee Lee )、VVDN Technologies Pvt. Ltd(インド、CEO:Puneet Agarwal)、WNC (Wistron NeWeb Corporation) (台湾、Director, President and CEO: Jeffrey Gau)(ABC順)の6社と「O-RU Alliance」を設立しますのでお知らせいたします。
今後、京セラのCU/DUをオープンに開放し、“本アライアンスに参画する通信ベンダー”(以下、参画メンバー)と共に、互換性があり、柔軟な無線アクセスネットワーク(オープンRAN)環境の普及を目指します。今後、順次「O-RU Alliance」の参画メンバーを拡大してまいります。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/426293/img_426293_1.png
「O-RU Alliance」の概念図
■アライアンス設立の背景
現在、通信インフラ市場において普及している5Gの無線ネットワークは主にCU、DUおよびRUで構成されており、それぞれの機器が独立、あるいは一部一体化して設置されています。各機器をつなぐインターフェースは一般に公開されていないため、既設の装置に接続できる機器は同通信ベンダーの機器もしくは一部インターフェースを公開された通信ベンダーの機器しか接続できない状況です。通信オペレーターにとって、1社からCU/DU/RUを調達すると、システム安定性向上のメリットはあるものの、その機器の仕様や性能は通信ベンダー側に委ねられているため、システム構築の自由度が狭まるといったデメリットも抱えています。
このような状況から、近年、異なる通信ベンダーの機器を相互接続し、ネットワーク構築の自由度を広げる5G RANのオープン化がO-RAN ALLIANCEなどにより推進され、期待が高まっています。しかし、オープン化を進めるにはCU、DU、そしてRUに至る全ての設備を新しくすることが必要な上、既設通信ベンダーとの調整が大がかりなものとなり、通信オペレーターにとって大きな負担となります。
このたび、京セラが新たに設立する「O-RU Alliance」では、地域、国籍を超えた企業同士が互いに協力し、より自由度の高い無線アクセスネットワークを構築するためのエコシステムを共創します。O-RAN規格に準拠したCU/DU/RUをシステムソリューションとして通信オペレーターに提供することで、オープンRANの普及を促します。これにより、各通信ベンダーの5G基地局事業への参入をしやすくするとともに、通信インフラ市場の活性化を目指していきます。京セラは、「O-RU Alliance」の参画メンバーと共に、通信技術と関連産業の進歩発展を通じ、世界の人々の生活の利便性向上に寄与してまいります。

■京セラと「O-RU Alliance」参画メンバーの具体的な取り組み
(1)相互運用テスト(Interoperability Testing :IOT)
京セラが提供するO-RAN規格に準拠するCUおよびDU(以下O-CU、O-DU)を参画メンバーに開放し、相互運用テストを共同で実施します。

(2)ベースバンド部の提供
京セラが参画メンバーにO-RUのO-RANインターフェース処理部のリファレンスデザインを希望するO-RUベンダーに提供することで、参画メンバーはそれを利用することが可能となり、京セラのO-CU/O-DUとの相互接続性が向上します。

(3)参画メンバーの紹介
京セラは参画メンバーを公表し、通信オペレーターに紹介することができるようになります。これにより、参画メンバーは、グローバルな通信オペレーターとのビジネスチャンスを構築でき、通信オペレーターはさまざまな通信ベンダーのO-RUを選定できるため、システム構築の自由度が広がります。
表1: https://www.atpress.ne.jp/releases/426293/table_426293_1.jpg

[用語解説]
〇RAN(Radio Access Network)とは、無線アクセスネットワークのこと
〇CU(Central Unit)とは、無線アクセスネットワークにおいて、コアネットワークに近い部分でデータ処理や制御機能を集中管理するもの
〇DU(Distributed Unit)とは、無線アクセスネットワークにおいて、CUと連携して無線信号の処理やリアルタイム性が要求される処理を行うもの
〇RU(Radio Unit)とは、無線アクセスネットワークにおいて、無線信号の送受信を行い、基地局の一部としてアンテナと直接接続される物理的な無線通信のインターフェース
〇O-RU(Open Radio Unit)とは、異なる通信ベンダーの機器やソフトウエアを組み合わせて利用できるようにすることを目指す、O-RAN規格に準拠したRU
〇O-RAN ALLIANCEとは、通信事業者や機器メーカー、ソフトウエア開発企業が参加する無線アクセスネットワークのオープン化とインテリジェント化を推進する国際的な業界団体。相互運用性や柔軟性の向上、5Gや次世代ネットワークの効率的な構築を目指す
〇O-RAN規格とは、無線アクセスネットワークのオープン化と相互運用性を促進するためにO-RAN ALLIANCEによって策定された共通仕様。各社がこの規格に準拠することで、異なるメーカーの機器間でも柔軟かつ効率的な連携が可能となる

※Wi-Fi(R)は、Wi-Fi Alliance(R)の登録商標です。
※O-RAN ALLIANCE、O-RANの名称とそのロゴは、O-RAN ALLIANCE e.V.の商標または登録商標です。


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記事提供:@Press

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