バンダイナムコエンターテインメント、ガンダムファンのためのメタバース空間をAWS 上に構築
アマゾンウェブサービスジャパン合同会社

Amazon GameLift Streams を活用し、低遅延でアクセスできる高品質で没入感のあるメタバース空間を世界各地のファンに提供
Amazon Anywhere との連携で米国ではメタバース内からの E コマース展開も実施
4 月 21 日からの2 週間で、日本、米国、中国など 20以上 の国と地域のファンが滞在
Amazon.com, Inc.(NASDAQ: AMZN)の関連会社である Amazon Web Services, Inc.(AWS)は本日、株式会社バンダイナムコエンターテインメントがアマゾン ウェブ サービス(AWS)のクラウドサービスを活用し、日本、米国、中国をはじめとする世界各地のファン向けに「ガンダムメタバース」を構築したことを発表しました。同社はAmazon GameLift Streams(
https://aws.amazon.com/jp/gamelift/streams/ )を利用することで、ガンダムシリーズのファンが汎用的なPCとスマートフォンから低遅延でアクセスできる、高品質で没入感のあるメタバース空間を構築しました。空間内では、ガンダムシリーズの世界を再現した空間の探索はもちろん、期間限定のグッズ購入やユーザー自作のプラモデルが登場するミニゲーム、バーチャルライブへの参加など、デジタルとフィジカル(現実)が融合するエンターテインメントを体験可能です。
4 月 21 日から期間限定で世界中のファン向けにオープンした「ガンダムメタバース」は、日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字・香港繁体字)をサポートし、公開 2 週間で日本、米国、中国など 20以上 の国と地域のファンが滞在しました。「ガンダムメタバース」は、5 月 20 日までの期間限定でオープンしています。
https://gmpj.bn-ent.net/
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1979年に放送を開始した『機動戦士ガンダム』は、ロボットを「モビルスーツ」という「兵器」として扱ったリアルな戦争描写や緻密な科学考証、複雑に織り成す深い人間ドラマで、それまでのロボットアニメの潮流であった単純な勧善懲悪では語れない「リアルロボットアニメ」というジャンルを確立し、一大ブームを巻き起こしました。 以後、現在に至るまでシリーズとして、TVアニメーション作品、劇場・上映作品、オリジナルビデオアニメ(OVA)作品、配信・イベント映像・TV スペシャル等が多数製作されており、国内外を問わず長きにわたって高い支持を獲得しています。
ガンダムシリーズの IP を保有するバンダイナムコグループでゲーム事業を担うバンダイナムコエンターテインメントは、同シリーズの世界観をファンとともに創る「ガンダムメタバースプロジェクト」のグローバル展開を進め、同グループが掲げる中期ビジョンである Connect with Fans の実現を目指しています。こうしたなか、同社はメディア・エンターテインメント業界に精通する、日米の AWS 専門チーム(AWS プロフェッショナルサービス)と協力し、「ガンダムメタバース」の開発を進めてきました。
「ガンダムメタバース」では、Amazon GameLift Streams を活用することで高品質な 3D グラフィクスを採用した没入感のあるメタバース空間を実現しながら、汎用的なPCとスマートフォンから低遅延※1でアクセスできるようにすることで、幅広い国・地域、世代にわたるガンダムシリーズのファンが気軽にアクセスできるようにしています。また、高速で高品質な機械翻訳サービスである Amazon Translate (
https://aws.amazon.com/jp/translate/ )をチャット機能に実装することで、異なる言語を使うファン同士がリアルタイムに交流も可能です。
さらに、日本企業として初めて、Amazon Anywhere ※2(
https://www.amazon.com/b?node=101573997011 ) を「ガンダムメタバース」で活用し、米国のガンダムファンがメタバース空間で見たグッズを実際に購入できるようにしています。米国内で利用可能なAmazon のショッピングサービスを通じて、ファンはメタバース空間を離れずに、ガンダムシリーズの最新プラモデルを含む29 点のグッズを購入可能です。
同社は「ガンダムメタバース」の構築にあたり、世界各地からプロジェクトに参画するクリエイターやエンジニアが、地理的な制約を超えてセキュアかつ効率的にコラボレーション可能とするため、AWS 上に包括的な開発環境を構築しました。バージョン管理ソフトウェアやバックアップ機能も AWS 上に統合管理することで、運用コストを大幅に削減しながら、貴重なゲームアセットを安全に管理しています。また、 Unreal Engine と連携した継続的なソフトウェアインテグレーションとデリバリーのための CI/CD パイプラインをAWS 上に構築することで、Amazon EC2 G4 インスタンス(
https://aws.amazon.com/jp/ec2/instance-types/g4/ )上でゲームソフトのビルドをオンデマンドで実行可能とし、グローバルなチーム連携と設計・開発・テスト・改善を短期間で繰り返す開発サイクルのスピード向上を同時に実現しています。将来的には、生成 AI アプリケーションの構築・拡張を支えるフルマネージドサービスである Amazon Bedrock (
https://aws.amazon.com/jp/bedrock/ )を活用することで、開発効率をさらなる向上に取り組む予定です。
株式会社バンダイナムコエンターテインメント 代表取締役社長 宇田川 南欧 氏は次のように述べています。「AWS のクラウドテクノロジーによって、日本国内外のガンダムシリーズのファンが国境を越えてつながり、どこにいてもシームレスで没入感のあるサービスを開始することができました。低遅延、高い可用性を実現するサービス、そしてグローバルなAWS のインフラは、私たちのコンテンツ開発をスピーディーにし、ファンの皆さまに新しい驚きや感動を届ける原動力となっています」
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 代表執行役員社長 白幡 晶彦は次のように述べています。「日本は、世界中のファンを魅了する卓越したメディア・エンターテインメント産業を擁しており、多彩なクリエイター、ビルダー、ファンの創造力が日本の豊かな文化を体現しています。このたび、バンダイナムコエンターテインメント様との緊密な協力関係のもと、『ガンダムシリーズ』の新たなデジタル体験の構築をサポートできたことを嬉しく思います。生成AIをはじめとする最先端技術の提供を通じて、新時代の日本を代表するメディア・エンターテインメント産業のグローバル展開を力強く後押しできることに、私たちは大きな使命感と喜びを感じています」
※1 「ガンダムメタバース」推奨環境
ご利用の際はガンダムメタバース公式サイト
https://gmpj.bn-ent.net/ にて最新情報をご確認ください。
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※2 Amazon Anywhereは、米国内で利用可能なAmazon のショッピングサービスです。日本国内では提供しておりません。
アマゾン ウェブ サービスについて
アマゾン ウェブ サービス(AWS)は、2006 年に他社に先駆けてサービスを開始して以来、世界で最も包括的かつ幅広く採用されたクラウドサービスになっています。AWS は継続的にサービスを拡大しており、コンピューティング、ストレージ、データベース、ネットワーク、分析、機械学習および人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、モバイル、セキュリティ、ハイブリッド、メディア、ならびにアプリケーション開発、展開および管理に関する 240 種類以上のフル機能のサービスを提供しています。AWS のサービスは、36 のリージョンにある 114 のアベイラビリティーゾーン(AZ)でご利用いただけます。これに加え、チリ、ニュージーランド、サウジアラビア王国、台湾、ドイツの5つのリージョンにおける16のAZの開設計画を発表しています。AWSのサービスは、アジリティを高めながら同時にコストを削減できるインフラエンジンとして、急速に成長しているスタートアップや大手企業、有数の政府機関を含む数百万以上のアクティブなお客様から信頼を獲得しています。AWSの詳細については以下のURLをご参照ください。
https://aws.amazon.com/
Amazon について
Amazon は 4 つの理念を指針としています。お客様を起点にすること、創造への情熱、優れた運営へのこだわり、そして長期的な発想です。Amazon は、地球上で最もお客様を大切にする企業、そして地球上で最高の雇用主となり、地球上で最も安全な職場を提供することを目指しています。カスタマーレビュー、1-Click 注文、パーソナライズされたおすすめ商品機能、Amazon プライム、フルフィルメント by Amazon(FBA)、アマゾン ウェブ サービス(AWS)、Kindle ダイレクト・パブリッシング、Kindle、Career Choice、Fire タブレット、Fire TV、Amazon Echo、Alexa、Just Walk Out technology、Amazon Studios、気候変動対策に関する誓約(The Climate Pledge)などは、Amazon が先駆けて提供している商品やサービス、取り組みです。Amazon について詳しくは Amazon Newsroom (
https://amazon-press.jp ) および About Amazon (
https://www.aboutamazon.jp ) から。
本件に関するお問合わせ先
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
広報部 awsjp-pr@amazon.com
広報代理店 株式会社プラップジャパン
担当 : 中田 (070-7523-6980)、中根 (080-6859-3639)
Email: aws_pr@prap.co.jp






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