≪ オークラ東京 ≫ 第26回 ホテルオークラ音楽賞 受賞者決定
金川 真弓氏(ヴァイオリン) 北村 陽氏(チェロ)授賞式・記念演奏会を3月26日(水)に開催
The Okura Tokyo(オークラ東京)/株式会社ホテルオークラ東京
ホテルが実現する芸術・文化活動として1996年より若き音楽家への支援を実施
株式会社ホテルオークラ東京(所在地:東京都港区、代表取締役社長:梅原真次)は、第26回ホテルオークラ音楽賞の受賞者を金川 真弓氏(ヴァイオリン)、北村 陽氏(チェロ)の両氏に決定しました(以下敬称略)。同賞は1996年の創業35周年を機に、その年にめざましい活躍を遂げ、さらに将来が嘱望される若手の音楽家支援・育成のための奨励制度として創設されました。当社の社会貢献・芸術文化事業の一環として、2000年以降は毎年授賞式と併せ、記念演奏会を実施しています。
第26回(2024年度)ホテルオークラ音楽賞
【受賞者】金川 真弓(ヴァイオリン) / 北村 陽(チェロ)
【選考委員】
選考委員長
成瀬 正治(株式会社ホテルオークラ東京 代表取締役会長)
選考委員
堤 剛(チェリスト、桐朋学園大学 特命教授、韓国国立芸術大学客員教授、公益財団法人サントリー芸術財団代表理事、サントリーホール館長、日本演奏連盟理事長、日本藝術院会員)
大友 直人(指揮者、東京交響楽団名誉客演指揮者、京都市交響楽団桂冠指揮者、琉球交響楽団音楽監督、高崎芸術劇場芸術監督)
寺西 基之(音楽評論家、公益財団法人東京交響楽団 監事、公益財団法人東京二期会 評議員、公益財団法人アフィニス文化財団 理事、公益財団法人日本ピアノ教育連盟 評議員、公益財団法人日本交響楽振興財団 評議員)
【奨励金】各100万円
【副賞】オークラ東京 ペア宿泊券、記念トロフィー
【特別協賛】大成建設株式会社
ホテルオークラ音楽賞 授賞式および記念演奏会
【開催日時】 2025年3月26日(水) 13:00~(開場 12:30)
【場所】 オークラ東京 宴会場「平安の間」(オークラ プレステージタワー1階)
【募集定員】 300名
【応募期間】 2025年2月3日(月)10:00~26日(水)17:00
【応募方法】 公式ウェブサイトより
https://theokuratokyo.jp/letter/news/mecenat-music-2025-3/
【応募条件】 One Harmony会員の方で保有するポイントをオークラ東京カルチュラルファンドへご寄付いただける方
※1口350ポイント2名様までとし、お一人様2口4名様までご応募可能
※応募多数の場合は抽選とし、当選者にのみ2月28日(金)までにメールにてご連絡いたします
※当選のご連絡後、ポイントの引き落とし
<第26回受賞者紹介>
金川 真弓(ヴァイオリン)
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金川 真弓(ヴァイオリン)©Victor Marin
【経歴】2018年ロン=ティボー国際音楽コンクール第2位、2019年第16回チャイコフスキー国際コンクール第4位、2024年ジョルジュ・エネスク国際コンクール第1位など、上位入賞。2024年第34回 日本製鉄音楽賞。ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ放送交響楽団、マリインスキー劇場管弦楽団、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団、フィンランド放送交響楽団、ベルギー国立管弦楽団、国内はNHK交響楽団をはじめとする全国のオーケストラと共演。使用楽器は、日本音楽財団貸与のストラディヴァリウス「ウィルへルミ」(1725年製)。
選評:寺西 基之(音楽評論家)
金川真弓さんは2018年のロン=ティボー国際音楽コンクールや2019年のチャイコフスキー国際コンクールといった大コンクールに入賞、2024年にはジョルジュ・エネスク国際コンクールに優勝するなど、名だたるコンクールで次々と輝かしい成績を収めるとともに、世界各地でのリサイタルの開催やオーケストラとの共演、トランス=シベリア芸術祭やヴェルビエ音楽祭などに出演するというように、世界の第一線でめざましい活躍を展開しており、国際派のヴァイオリニストとして瞠目すべき存在である。作品のスタイルへの理解、スケールの広がりと豊かさ、力強さと繊細さを併せ持った濃密な表現、細部の表情付けの彫りの深さなど、説得力ある音楽作りのうちに自身の個性を打ち出す一方で、他の奏者との共演においてはフレキシブルに共演者とアンサンブルを作り上げるという懐の深さもみせる。まさに大器の素質を持った若手であり、今後のますますの大成が楽しみである。
北村 陽(チェロ)
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北村 陽(チェロ)
【経歴】2024年ジョルジュ・エネスク国際コンクールチェロ部門で、日本人として初優勝し注目を集める。2023年第29回ヨハネス・ブラームス国際コンクールおよび第92回日本音楽コンクールで優勝し、あわせて増沢賞を受賞。現在、ベルリン芸術大学にてJ.P.マインツ、桐朋学園大学、ソリスト・ディプロマコースにて堤 剛各氏に師事。第52回江副記念リクルート財団奨学生、23、24年度RMF奨学生。使用楽器は、上野製薬株式会社より貸与された1668年製カッシーニ。
選評:寺西 基之(音楽評論家)
北村陽さんはなんと9歳でオーケストラと共演し、翌年にリサイタルを開催、早くから神童チェリストとして名前が知られた。しかし神童の名声に溺れることなくその後も真摯に研鑽を重ね、本格的なチェリストとしての道を歩んでいる。その成果は、2017年の若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール優勝を皮切りに、2022年ハチャトゥリャン国際コンクール第2位、2023年ヨハネス・ブラームス国際コンクール第1位、第92回日本音楽コンクール第1位、そして2024年には金川真弓さんと同じくジョルジュ・エネスク国際コンクールで優勝、さらにパブロ・カザルス国際賞第1位を受賞するといった、最近の輝かしい受賞歴に現れている。まさに天性の音楽家というに相応しい自然な音楽作りを基調としつつ、そこに大人の音楽家としての深い思慮が加わった最近の演奏を聴けば、こうした快挙も当然だろう。この類い稀な才能をこれからもさらに伸ばしていってもらいたい。
■メセナ活動とThe Okura Tokyo Cultural Fundについて
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当社は創業以来、世界に誇る日本の国際ホテルを目指し、ホテル事業の特性である公共性を活かした「音楽」「美術」「国際交流」を柱に芸術・文化の支援活動を行っています。
創業55周年を迎えた2017年には、豊かな未来の創造力をつくる企業メセナ活動を目指し「Hotel Okura Tokyo Cultural Fund」(2019年オークラ東京開業時に名称変更)を設立し、子供達の芸術・文化活動を中心に、これまで11件の助成を行っています。「オークラ音楽賞」や創業25周年にスタートした毎月25日に開催する「ロビーコンサート25」会場内における募金も当ファンドの重要な一部になっております。
こうした活動が高く評価され、2021年には「オークラ音楽賞」と「ロビーコンサート25」は公益社団法人企業メセナ協議会が主催する「メセナアワード2021」において、優秀賞を受賞しました。
<参考>ホテルオークラ音楽賞 歴代受賞者
第1回 (1996年度)矢部 達哉(ヴァイオリン)、緑川 まり(声楽/ソプラノ)
第2回 (2000年度)阪 哲朗(指揮)、佐々木 典子(声楽/ソプラノ)
第3回 (2001年度)徳永 二男(ヴァイオリン)、森 麻季(声楽/ソプラノ)
第4回 (2002年度)上岡 敏之(指揮)、高橋 薫子(声楽/ソプラノ)
第5回 (2003年度)小川 典子(ピアノ)、林 美智子(声楽/メゾソプラノ)
第6回 (2004年度)若林 顕(ピアノ)、大萩 康司(ギター)
第7回 (2005年度)小山 実稚恵(ピアノ)、アントネッロ(古楽アンサンブル)
第8回 (2006年度)庄司 紗矢香(ヴァイオリン)、小菅 優(ピアノ)
第9回 (2007年度)村冶 佳織(ギター)、佐藤 俊介(ヴァイオリン)
第10回(2008年度)神尾 真由子(ヴァイオリン)、田村 響(ピアノ)
第11回(2009年度)辻井 伸行(ピアノ)、南 紫音(ヴァイオリン)
第12回(2010年度)金子 三勇士(ピアノ)、松田 理奈(ヴァイオリン)
第13回(2011年度)宮田 大(チェロ)、萩原 麻未(ピアノ)
第14回(2012年度)河村 尚子(ピアノ)、横坂 源(チェロ)
第15回(2013年度)成田 達輝(ヴァイオリン)、三浦 文彰(ヴァイオリン)
第16回(2014年度)郷古 廉(ヴァイオリン)、クァルテット・エクセルシオ(弦楽四重奏)
第17回(2015年度)崔 文洙(ヴァイオリン)、上野 星矢(フルート)
第18回(2016年度)新倉 瞳(チェロ)、鈴木 優人(指揮・作曲・ピアノ・チェンバロ・オルがン)
第19回(2017年度)毛利 文香(ヴァイオリン)、山根 一仁(ヴァイオリン)
第20回(2018年度)小林 沙羅(ソプラノ)、岡本 侑也(チェロ)
第21回(2019年度)藤田 真央(ピアノ)、服部 百音(ヴァイオリン)
第22回(2020年度)葵トリオ(ピアノ三重奏)、カルテット・アマービレ(弦楽四重奏)
第23回(2021年度)上村 文乃(チェロ)、田原 綾子(ヴィオラ)
第24回(2022年度)辻 彩奈(ヴァイオリン)、上野 通明(チェロ)
第25回(2023年度)大西 宇宙(バリトン)、前田 妃奈(ヴァイオリン)
■オークラ東京について
再開発著しい港区虎ノ門に位置し、グループの旗艦ホテルとして世界に通じるもてなしの心はそのままに、日本の伝統文化や歴史的要素をまとうグループ最上位ラグジュアリーブランド「オークラ ヘリテージ(140 室)」と、海外を中心に展開し、都市の躍動感と高機能で現代のニーズを取り込んだ「オークラ プレステージ(368 室)」の2棟から構成。客室は、730 ㎡を有する都内最大級のメゾネットタイプなどのスイートルーム17 室を含め、総客室508 室。5つのレストランと2 つのバー、約2,000 ㎡の「平安の間」を含む19 の宴会場、オークラ フィットネス&スパを兼ね備えます。モダニズム建築として高い評価を得た本館を設計した建築家 谷口吉郎氏の子息である吉生氏。同氏が再現したオークラロビーは、人々の記憶に残るかつての姿を忠実に再現し、未来へと継承しています。ホスピタリティーを格付けする世界有数のトラベルガイド『フォーブス・トラベルガイド』のホテル部門において、最高評価である「5つ星」を獲得。総客室数が500 室を超える国内のグランドホテルとしては唯一の5つ星ラグジュアリーホテル認定となります。世界80 ヵ国以上、400 軒以上のホテルで構成されるThe Leading Hotels of the World®に日本で初めて加盟。また、世界最大の高級旅行代理店ネットワークVirtuoso®にも2024 年より加盟。
本件に関するお問合わせ先
株式会社ホテルオークラ東京 マーケティング部 広報担当:本莊
TEL : (03)3224-6731 FAX : (03)3224-6727
関連リンク
公式ウェブサイト
https://theokuratokyo.jp/
インスタグラム公式アカウント
https://www.instagram.com/theokuratokyo/
過去の受賞者
https://theokuratokyo.jp/files/document/list_musicaward_theokuratokyo.pdf
記事提供:Digital PR Platform