2014年05月02日
ロンドン
(ビジネスワイヤ) -- モバイルアプリ/ゲーム向け投資銀行のデジ・キャピタルは、「2014年第1四半期モバイルアプリ投資レビュー」で、モバイルアプリの売上高が2017年までに700億ドルを超えると予測しています。(記事ではレビューへのリンクwww.digi-capital.com/reportsをご掲載ください。)
レビューの要約と掲載図表などはこちらでダウンロードできます:https://www.dropbox.com/sh/o3ckvqd98cjr4ns/YO8aY7SiCx
デジ・キャピタルのマネジングディレクターを務めるティム・メレルは、下記のように述べています。
「モバイルアプリの勢いはすさまじく、ゲームがこれまでの売り上げの大半を占めています。優位に立つ新手法を採用した他のアプリカテゴリーによって、このバランスが変化するだろうと、私たちは考えています。既にSaaSのような『サービスとしてのアプリ』モデルが登場しており、次の進展を待ちきれません。」
モバイルアプリは世界で売上高が2017年までに700億ドルを超えると見られ、非ゲームアプリは売上高構成比が26%から51%へ倍増する見込みです。(2013年~2017年の年平均成長率61.3%)
モバイルアプリ利用の劇的な増加が既存大手を脅かし、モバイル利用は4年で5倍となり、昨年はメディア消費量の~20%を占めるに至っています(2009年~2013年の年平均成長率50%)。
モバイルアプリ投資は2013年第3四半期から諸カテゴリーで倍増しており、100億ドルが過去12カ月で投資されました。
モバイルアプリ分野での吸収合併は過去12カ月で350億ドル超を記録しました(フェイスブックによるワッツアップ(WhatsApp)の買収を除くと160億ドル超)。2014年第1四半期の吸収合併は70億ドル超(ワッツアップ買収を除く)で、2013年同期と比べ2倍超となっています。ワッツアップ買収を含めると、2014年第1四半期の吸収合併は2013年同期の7倍を超えます。
モバイルアプリの公的評価と私的評価はカテゴリーによって大きく異なり、一部のアプリタイプは別のタイプに比べ、性能がかなり高く評価されています。投資家とアクワイアラーにとって、必ずしもすべてのアプリが同等に作られるわけではありません。
フリーダウンロードとアプリ内購入が売上高の大半を占めていますが(>90%)、すべてのアプリカテゴリーでのことではありません。アプリ内購入で最も効果的に収益化できたのは、モバイルゲームによってでした(ダウンロード構成比40%で売上高構成比74%)。その他すべてのアプリカテゴリーでのアプリ内購入は、収益効率が4分の1となっています(ダウンロード構成比60%で売上高構成比26%)。SaaSモデルが「サービスとしてのアプリ」として機能するよう適応しており、これは多様なアプリカテゴリーで収益化を高めることができる方法であると思われます。
アプリ市場は10億ドル規模の企業を生み出しており、そのペースは世界規模で速くなっています。その結果、アジアおよび西洋の起業家と投資家に桁外れの見返りをもたらしています。
巨額の価値が瞬く間に築かれることから、最近の大ヒット案件では、戦略的成長と潜在的な脅威を回避するための守りに重きが置かれています。
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