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和歌山の「はまゆう作業所」がおにぎりと惣菜の店をオープン

2014年09月17日

和歌山の「はまゆう作業所」がおにぎりと惣菜の店をオ

作業所の主力商品を加工・販売
和歌山県田辺市の就労継続支援事業A型事業所である「はまゆう作業所」が、同市文里の神島高校前に、おにぎりや惣菜などを販売する店舗「らいすボールコロコロ」をオープン、開店以来多くの人々が訪れ、好評となっている。

「らいすボールコロコロ」は今月2日に開店。はまゆう作業所が事業の柱としている米を生かし、手作りのおにぎりを看板商品として、そのほか唐揚げや焼きそば、パン、各種惣菜を販売している。

はまゆう作業所は、紀南地方の委託農家から米を仕入れ、精米して販売する事業を主な収入源としている。味と品質、安心・安全にこだわり、質の高い玄米を刈りたてで仕入れ、最適な温度・湿度を保って保冷庫で保管、注文に応じて精米し、ベストな状態で顧客に提供しているという。

「らいすボールコロコロ」は、この高品質な米を利用した直営販売店舗として開設されたもので、作業所で働く障がい者の意欲向上と就労の場の拡大を目指している。

おにぎりは、鮭や梅、昆布、炊き込みご飯から2種類を選んで、好きな組み合わせで購入できる仕組み。品質の高い新米コシヒカリを用い、冷めても味の良いガス釜で炊きあげている。おにぎりだけでなく、そのままの味を楽しめる白ご飯の販売も行う。

買い物に不自由する高齢者にも好評
米とともに主力商品として製造している天日干しの手作り切り干し大根も惣菜の材料として活用。懐かしい味わいの煮物として好評だ。ほかにも作業所で栽培した季節野菜も原材料としてふんだんに取り入れている。近隣の作業所が作る焼きたてのパンやシフォンケーキなども取り扱い、商品のラインナップを充実させた。

ひとり暮らしの人にも買いやすいよう、低価格の少量パックで販売している点も特徴で、近隣にスーパーなどがないことから、買い物に不自由している高齢者にも好評となっているという。

働く障がい者らの励みにもなっているといい、今後はさらに客の要望も取り入れて、より地域で愛される店となるよう、商品バリエーションを増やしていきたいとしている。営業時間は月~金曜の10:00~16:00。


▼外部リンク

はまゆう作業所 ホームページ
http://hamayu-s.jp/

記事提供:障害者雇用インフォメーション

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