2024年11月10日
衆議院の与党過半数割れを反映し、衆院予算委員会の委員長ポストに立憲の安住淳・元国対委員長や憲法審査会会長に立憲から枝野幸男・元代表が就く見通しになった。国会の風景が大きく変わり、国会での議論が丁寧に繰り広げられることになりそうだ。
立憲の野田佳彦代表は7日の日本外国特派員協会主催の記者会見で、今回の総選挙の結果「政治の風景として、変わってくるところがある」と述べ「野党の方が与党より数が多いということは、国会運営、国会人事について、野党が主導権を握るということ」との認識を示した。
野田氏は「予算委員長を野党がとれば、特定の政党と先立って補正予算の中味の議論をつめてきても、予算委員長が差配するなかで、野党と向き合っていかないと、予算が通らなくなる」と述べ、今回の状況は「与野党が議論をし、一致点を見出していくための国会改革を進めていくチャンスと受け止めていきたい」と語った。
これまでのような「与党が事前に審査した法律だけを出してきて、後は機械的に物事が決まっていく国会ではなくて、与野党が大事なテーマに向き合って、議論し、場合によっては議員立法を議論、修正し、国民の意見が反映される、そういう法律や予算をつくっていける契機にしたい」と与野党拮抗の機会を国会での熟議の機会につくり変えていきたい旨を強調した。(編集担当:森高龍二)
記事提供:EconomicNews
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