2025年02月27日
石破茂総理は25日、立憲民主党が求めている高額療養費制度の修正について「野党の皆様、患者団体の皆様、そういう方々が出された御意見を踏まえ、見直しの一部凍結を行う決断をした次第」と語った。
政府は立憲やがん患者団体などからの意見や要望を踏まえ、高額療養費の自己負担額の上限を引き上げるための高額療養費制度の見直しについて「直近12か月間で3回以上高額療養費制度を利用した場合、4回目以降の負担を軽減する『多数回該当』の上限額の見直しを凍結し、現状維持することとした。
福岡資麿厚労大臣は25日の記者会見で「総理からの指示等も踏まえ、私自身『全がん連』をはじめとした患者団体の皆様と複数回面会し、当事者の声をお伺いし、長期療養される方の不安・負担感に最大限配慮する観点から、高額療養費を年に4回以上該当する方の自己負担額の見直しを凍結し、据え置くこととした」と述べた。
そのうえで福岡大臣は「制度見直しにあたっては平均的な所得を下回る方については自己負担上限額の引き上げ率を抑制するとともに、高額療養費に年に4回以上該当される方の自己負担限度額を据え置くこととしており、受診抑制を極力招かないように配慮している。高額療養費の引き上げが家計や受療行動等に与える影響については、今後、データ収集の方策を検討していく必要がある旨を審議会でも指摘されており、どのように把握・分析していくかについて、よく研究していきたい」と述べた。(編集担当:森高龍二)
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記事提供:EconomicNews
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