2025年06月08日
農水省が5日のコメの安定供給等実現関係閣僚会議で示した資料で、コメが5月19日~25日までの期間での価格で5キログラム4260円と昨年同期(2127円)に比べ2倍に跳ね上がり、一昨年同期(1875円)に比べ約2.27倍になっていた。
政府は一般競争入札で3月以降に31万トンの備蓄米を売渡し、すでに21万トンが集荷業者に引き渡し済み。残りも契約済みで順次引き渡している。一方で集荷業者に渡った21万トンのうち、小売業者や中食・外食事業者までに流通している量は2割程度にとどまっている。
農水大臣が小泉進次郎氏になって「随意契約」で30万トンの売渡が始まった。随意契約による備蓄米は5月末から大手小売店では5キログラム税込み2160円で全国ほぼ同価格で提供されているという。
一方、農水省職員が県庁所在地等でのスーパーやドラッグストアなど334店舗で備蓄米を含む複数原料米などの店頭価格を調べた結果(5月29日時点)全国最低価格は5キログラム税抜きで2980円、最高価格4480円と1500円の差が出ていた。
農水省は25年産のコメ作付け状況について、主食用コメの作付けは24年産に比べ「40万トン増」の719万トンと試算している。(編集担当:森高龍二)
記事提供:EconomicNews
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