2025年03月18日
立憲民主党の野田佳彦代表は16日、党の青森県連大会で石破茂総理が自民1期目衆院議員15人の議員事務所に1人10万円の商品券をポケットマネーから贈った事案に触れ「石破総理の商品券配布問題はカネで政治を動かすという自民党の政治文化そのもの」と批難した。
そのうえで「歴代総理もやっていたのかなどを含め、政治倫理審査会等において説明を求めていく」考えを示した。
自問党内から石破総理退陣論まで出ていることに「(自民党は)トップを早く変えて清新なイメージで参院選に臨みたい。衆院を解散したい(ということだろうが)そうは問屋は卸しません」と総理・総裁交代よりも「説明責任をしっかり求めなければならない」と強調した。
野田氏はこの問題は「自民党の政治文化ではないか。ポケットマネーから10万円、すごいポケットマネーだなと思いますけど『手土産』で済むんですか」と問題点を指摘。
野田氏は「手土産ですむんだったら、あるいはお詫びして済むんだったら政治資金規正法なんか要らない、という問題になりかねないと思う」と国民が納得できる説明を求めた。また「法的にも抵触するんじゃないかということをしっかり確かめる」考えを述べた。(編集担当:森高龍二)
記事提供:EconomicNews
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