TPCマーケティングリサーチ株式会社、認知症予防ユーザーの実態について調査結果を発表
TPCマーケティングリサーチ株式会社
この程、TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=松本竜馬)は、「認知症予防の実態と商品ニーズ」について調査を実施、その結果を発表した。
【調査結果】
◆今回、認知症予防の実態と商品ニーズを明らかにすべく、50~70代の男女930人(現在、または将来的に「認知・記憶力の低下」(物忘れ・うっかりミス)が気になっており、現在「脳に良いとされるサプリメントや健康食品」をとっている人)を対象にアンケート調査を行った。なお、当調査は2020年、2022年に続き、今回で第三回目の調査となる。
◆調査の結果、認知機能の低下を感じる主な症状として「人や物の名前が出てこない」「漢字を忘れる」「以前のように頭が回らないと感じる」が上位に挙がった。低下の原因については、「加齢」が91.1%と最も多かったが、年代別にみると50代・60代では「脳のトレーニング不足」「ストレス」「運動不足」「脳の疲れ」が、70代では「人との会話が少ないこと」が影響していると考える人が多かった。
◆現在、認知機能の低下を防ぐために行っている対策(サプリメント・健康食品以外)では、「適度な運動」「脳トレ」「十分な睡眠」が上位を占めた。また、一般の食品・飲料を活用する人は約8割にのぼり、特に「青魚類」を意識的に摂取する人が49.3%と最も多かった。
◆対策商品の摂取状況をみると、「DHA(DHC)」の摂取率が28.1%となり、前回調査より5.8ポイント増加。順位も2位から1位へと上昇した。さらに、現在摂取率のトップ15には食品・飲料タイプの商品が6ブランドランクインし、調査を重ねるごとに剤型の多様化が進んでいることが明らかになった。
◆2020年からのデータを時系列で分析すると、(1)「ユーザーの変化」と(2)「睡眠×認知機能の意識の高まり」が確認できた。
◆(1)「ユーザーの変化」としては、未婚率・両親との同居率・有職率の上昇に加え、認知症予測テストにおける「要注意」「病的」判定者の増加が見られた。
◆また、(2)「睡眠×認知機能の意識の高まり」では、「認知機能の低下の原因」や「将来、認知症になるかもしれないと思う理由」に「睡眠不足」を挙げる人が増加していたほか、睡眠の質を高める成分として知られる「GABA」が、脳に良い影響を与える成分としても認知され、摂取率が上昇していることがわかった。
◆今後の対策意向については、「認知症は予防が肝心」と考える人が8割以上に達した。また、関心のある関連用語では、認知症の前段階にあたる「軽度認知障害(MCI)」が最多となり、ユーザーの予防に対する意識の高さがうかがえる結果となった。
◆当調査では50~70代男女の認知機能の低下の実態や、認知機能対策の実態、対策商品の摂取状況などを調査。性別、年代別に加えて、「ウォーリー」「インアクティブ」「アクティブ」「ビジネス」「マネジメント」「ナチュラル」の6クラスターでも分析し、認知症予防における消費者のニーズを明らかにしている。
【調査対象者】
現在、または将来的に「認知・記憶力の低下」(物忘れ・うっかりミス)が気になっており、現在「脳に良いとされるサプリメントや健康食品」をとっている50~70代の男女930人
【調査実査日】
2024年12月19~23日
<資料名>
2024年 認知症予防の実態と商品ニーズ(第3弾)
―「睡眠」×「認知機能」の意識がアップ!―
URL:
https://www.tpc-osaka.com/c/health/cr220250508発刊日:2025年1月30日 頒価:462,000円(税込)
【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよびコンサルティング、調査資料の作成・販売
コーポレートサイト:
http://www.tpc-cop.co.jp/オンラインショップ「TPCビブリオテック」:
http://www.tpc-osaka.com/ISO27001認証書番号:IS598110
【本件に関するお問い合わせ】
電話番号:06-6538-5358
メールアドレス:webmarke@tpc-osaka.com
配信元企業:TPCマーケティングリサーチ株式会社
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記事提供:DreamNews