「小銭入れなし財布」利用経験者の90%が、小銭の発生にストレス
醍醐倉庫株式会社
皮革製品に関する情報を発信する「皮革ドットコム」を運営する醍醐倉庫株式会社(所在地:東京都大田区)は、小銭入れが付いていない財布を現在使用している、または過去に使用していた男女100人を対象に、「小銭入れなしの財布の利用実態」に関するアンケート調査を実施しました。
調査の結果、回答者の80%が普段の買い物で「キャッシュレス決済を8割以上利用している」と回答しました。
一方で、現金払いによって小銭が発生した際には、90%が何らかのストレスを感じていることが分かりました。また、財布とは別にコインケースを持つ方法についても、76%が「2個持ちはしたくない」または「実際に2個持ちしているが面倒」と回答しています。
キャッシュレス化によって財布は薄く、小さくなりつつありますが、現金を完全に手放せない生活の中では、発生した小銭の扱いが新たな負担になっている実態が明らかになりました。
調査結果のポイント
・80%が、普段の買い物でキャッシュレス決済を8割以上利用
・74%が、薄さ・軽さ・かさばりにくさを理由に小銭入れなし財布を選択
・90%が、小銭による困りごとにストレスを感じている
・76%が、財布とコインケースの2個持ちを「したくない・面倒」と回答
1.小銭入れなし財布の利用経験者の80%が「キャッシュレス8割以上」
「普段の買い物におけるキャッシュレスと現金の利用割合」を尋ねたところ、55%が「キャッシュレス8割・現金2割程度」、25%が「ほぼ100%キャッシュレス」と回答しました。
両者を合わせると、回答者の80%が、日常の支払いの8割以上をキャッシュレスで行っています。
【回答結果】
・キャッシュレス8割・現金2割程度:55%
・ほぼ100%キャッシュレス:25%
・キャッシュレス5割・現金5割程度:11%
・現金メイン:9%
キャッシュレス決済が中心の人であっても、25%にとどまる「ほぼ100%キャッシュレス」以外の人は、一定の割合で現金を使用しています。
現金しか利用できない店舗や自動販売機、駐輪場など、生活の中には依然として現金が必要になる場面が残っていることが、自由回答からもうかがえました。
2.74%が「薄さ・軽さ・かさばりにくさ」を理由に選択
「小銭入れがない財布を選んだ一番の理由」を尋ねたところ、最も多かったのは「財布を薄く・軽いままで保ちたいから」の45%でした。
次いで、「ポケットやバッグの中でかさばらないようにしたいから」が29%となりました。
両者を合わせると74%となり、小銭入れなし財布を選ぶ主な理由は、キャッシュレス決済への対応だけではなく、財布の薄さや携帯性にあることが分かりました。
【回答結果】
・財布を薄く・軽いままで保ちたい:45%
・ポケットやバッグの中でかさばらせたくない:29%
・キャッシュレス中心になり、小銭を持ち歩く必要性が減った:22%
・その他:3%
・デザインやシルエットを重視したい:1%
「キャッシュレス中心になったから」と回答した人は22%でした。
支払い方法の変化だけでなく、「荷物を小さくしたい」「ポケットやバッグの中をすっきりさせたい」という、持ち歩き方に対するニーズが小銭入れなし財布の選択につながっていると考えられます。
3.小銭が発生すると90%がストレスを感じる
小銭による困りごとについて、どの程度ストレスを感じているかを尋ねたところ、78%が「ややストレスを感じるが、許容範囲」、12%が「かなりストレスを感じる」と回答しました。
両者を合わせると、回答者の90%が、小銭が発生した際に何らかのストレスを感じています。
【回答結果】
・ややストレスを感じるが、許容範囲:78%
・かなりストレスを感じる:12%
・まったくストレスを感じない:10%
なお、小銭が発生した際に最も困ることとしては、次の回答が多く挙げられました。
・家に小銭がどんどんたまっていく:26%
・ポケットやバッグの中でジャラジャラ音が鳴る:23%
・レジ前で小銭を探す手間がかかる:23%
・ポケットに入れることで服やバッグの形が崩れる:15%
・手やポケットが汚れ、衛生面が気になる:7%
・特にない:6%
小銭による負担は、単に「財布へ収納できない」という問題に限りません。
外出中の音や見た目、会計時の手間に加え、帰宅後に小銭がたまっていくことまで含め、日常の複数の場面で負担が発生しています。
4.76%が「財布とコインケースの2個持ち」に否定的・負担を感じる
小銭入れなし財布と別のコインケースを2個持ちすることについて尋ねたところ、40%が「2個持ちはしたくない」、36%が「実際に2個持ちしているが、正直面倒」と回答しました。
両者を合わせると、76%が財布とコインケースの2個持ちに抵抗感や負担を感じていることが分かりました。
【回答結果】
・2個持ちはしたくない:40%
・2個持ちしているが、正直面倒:36%
・実際に2個持ちしており、快適:15%
・まだ試していないが、機会があれば試したい:9%
別の設問では、現金でお釣りが出た際の対処方法として、43%が「別で持ち歩いているコインケースに入れる」と回答しています。
コインケースは実際に多く利用されている対処方法である一方、「2個持ちを快適だと感じる」と回答した人は15%にとどまりました。
薄さや荷物の少なさを求めて小銭入れなし財布を選んでも、小銭に対応するために別のケースを追加すると、当初求めていた身軽さが損なわれてしまうというジレンマが表れています。
自由回答から見えた、小銭入れなし財布の困りごと
自由回答では、次のような体験が寄せられました。
・現金しか使えない店舗で、お釣りをバッグのポケットへ直接入れたところ、中で散らばってしまった
・自動販売機や駐輪場で小銭が必要になり、利用できずに困った
・小銭入れを別に持つことで、バッグの中から取り出すのにかえって時間がかかった
・帰宅後に小銭を貯金箱へ入れていたところ、大量にたまって処理に困った
・小銭が出ないように現金のみの店舗や自動販売機を避けるようになった
・小銭入れなし財布を使っていたが、不便を感じて小銭入れ付きの財布へ戻した
回答者の多くは、キャッシュレス決済を利用する、小銭を自宅へ移す、次回の買い物で優先的に使うなど、それぞれの方法で小銭を管理していました。
一方で、いずれの方法にも「別の入れ物が必要」「持って行くのを忘れる」「家にたまる」「使うための行動が必要」といった手間が発生しています。
※自由回答は、回答者を特定できない形で内容を一部要約・整文しています。
調査から見えた「薄い財布」と小銭のジレンマ
今回の調査から、小銭入れなし財布の利用者は、単に現金を使わない人ではなく、財布を薄く軽く保ち、荷物をすっきりさせたい人であることが分かりました。
しかし、キャッシュレス中心の生活でも、現金が必要になる場面は完全にはなくなっていません。
そこで小銭が発生すると、次のような選択を迫られます。
・ポケットやバッグへ直接入れる
・別のコインケースを持つ
・帰宅後に貯金箱などへ移す
・次の外出時に持ち出して使う
・小銭が発生しそうな場所を避ける
いずれも一定の手間を伴うため、「財布を薄くしたことで、小銭の管理という別の負担が生まれる」という構造が見えてきました。
今後の財布や革小物には、収納量を増やすことだけではなく、薄さや携帯性を維持しながら、必要なときだけ小銭を扱える仕組みが求められていると考えられます。
調査概要
調査名:小銭入れなしの財布の利用に関する実態調査
調査対象:小銭入れが付いていない財布を現在使用している、または過去に使用していた男女
有効回答数:100人
調査方法:クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」を利用したインターネット調査
調査実施日:2026年8月4日
調査主体:醍醐倉庫株式会社
【回答者属性】
性別:
女性:60%
男性:40%
年代:
20代:11%
30代:36%
40代:33%
50代:16%
60代以上:4%
利用状況:
現在、小銭入れなしの財布をメインで使用している:53%
過去に使用していた:47%
※本調査の結果は、小銭入れなしの財布を現在または過去に利用した人を対象としたものであり、一般消費者全体の傾向を示すものではありません。
※回答割合は、有効回答数100人に対する割合です。
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配信元企業:醍醐倉庫株式会社
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記事提供:DreamNews