清原果耶、宇垣美里大絶賛!! 直木賞作家・島本理生2年ぶりの最新長篇『天使は見えないから、描かない』本日、1月29日発売です。
株式会社新潮社
直木賞作家・島本理生さんの2年ぶり長編小説『天使は見えないから、描(か)かない』を2025年1月29日、刊行します。
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叔父と姪の愛。許されなくてもいい。だから優しく無視して――。
直木賞作家・島本理生さんの最新長編『天使は見えないから、描かない』が本日刊行されました。島本さんが「自分でも想定していなかった向こう側までたどり着いたように感じました。数年前なら書けなかったと思います」と語る本作は、唯一無二の愛を貫くために18歳差の叔父と姪が辿り着いた究極のハッピーエンドを描く長編小説です。
刊行に寄せて、清原果耶さん、宇垣美里さんから感動のメッセージが届きました。さらに、島本さんと漫画家・いくえみ綾さんとの対談が決定! 「小説新潮」2025年3月号(2月22日売)掲載予定です。どうぞお楽しみに。
■清原果耶さん(俳優)からのメッセージ
ただ願う。これが私たちの話であることを。
■宇垣美里さん(フリーアナウンサー・俳優)からのメッセージ
どうしても手放せなかった愛をふと思い出してたまらなくなった
■内容紹介
弁護士の永遠子は33歳。結婚3年目の夫と問題のない関係性を保ちながら、18歳年上の実の叔父・遼一としばしば逢瀬を重ねている。しかし夫が浮気相手を妊娠させ離婚し、その後、惰性で付き合った若い恋人とも別れてしまう。子供の頃から抱く自らの叔父への歪な欲望に向き合った永遠子が気付いた唯一無二の愛とは。
■島本理生さんからのメッセ―ジ
本作『天使は見えないから、描かない』は約二年ぶりの新刊になります。
『天使は見えないから、描かない』の第1話目は、元々読み切りのつもりで発表した短編でした。
社会的に受け入れられることのない姪と叔父の恋愛はいずれ破綻して、各々の人生に戻っていく。
書き手の私自身もそう考えていました。
世間の目と個人的な欲望の間で逡巡する主人公の永遠子はけっして純粋とは言えないけれど、現代における生身のアンビバレントな感情を書いたという実感があります。
手に取っていただけたら嬉しいです。
■著者紹介:島本理生(Rio Shimamoto)
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(C)隼田大輔
1983年、東京生まれ。2001年『シルエット』で第四四回群像新人文学賞優秀作、03年『リトル・バイ・リトル』で野間文芸新人賞、15年『Red』で島清恋愛文学賞、18年『ファーストラヴ』で直木賞を受賞。主な著書に『ナラタージュ』『大きな熊が来る前に、おやすみ。』『あられもない祈り』『夏の裁断』『匿名者のためのスピカ』『イノセント』『あなたの愛人の名前は』『夜はおしまい』『2020年の恋人たち』などがある。
■書籍データ
【タイトル】天使は見えないから、描かない
【著者名】島本理生
【発売日】2025年1月29日発売
【造本】四六判・ハードカバー丸背・256頁
【定価】1870円(税込)
【ISBN】978-4-10-302033-2
【URL】
https://www.shinchosha.co.jp/book/302033/プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes