印刷幅×高速×品質を兼ね備えたハイスペックの 軟包装フィルム用水性インクジェット印刷機稼働開始
OSPホールディングス
水性インク使用で環境に配慮した軟包装フィルム印刷
OSPグループの中核企業で、シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促ツールまでをワンストップで製造する
大阪シーリング印刷株式会社(本社：大阪市天王寺区、代表取締役社長：松口 正)は、
株式会社ミヤコシ(本社：千葉県習志野市、代表取締役社長：宮腰 亨)が製造した、軟包装フィルム用フルカラー水性インクジェット印刷機を2025年4月より本格稼働を開始します。
本機の最大印刷幅は1,050mmでありながら、一般的な水性インクジェット印刷機と比べて2.3倍の生産能力があり、微細文字の再現も可能で高品質の仕上がりです。大阪シーリング印刷オリジナル仕様でミヤコシが製造し、約2年かけて完成しました。環境負荷低減と職場環境の改善により、フィルム事業の持続可能性を高め、お客さまのニーズにもお応えできる機械設備の新設です。
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/113373/87/113373-87-a4a4fc237f67c1f27f8f6ff22eb928df-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■お客さまのご要望を実現
パッケージのなかで軟包装フィルムは、軽量かつ薄肉で透明性やバリア性があるため、食品や日用品、雑貨をはじめさまざまな商品に採用されています。しかし、製造時に使用する有機溶剤のにおいが内容物に移る場合があり、特に惣菜・弁当、魚介水産加工品、洋菓子・和菓子など食品関連では懸念されています。水性インクを使用し、有機溶剤を使用しないタイプの接着剤で貼り合わせすることで、残留溶剤の心配がなくなります。
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/113373/87/113373-87-04ec9f7eb7978bee2f102de963554385-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■環境負荷低減を実現
液体インクは水性と油性があり、速乾性と仕上がりの美しさから有機溶剤を使用した油性インクが主流です。しかし、製造時の有機溶剤に起因するCO2・VOCの排出は避けられず、環境への負荷が課題となっています。OSPグループでは、SDGsの観点から環境配慮型製品の開発や製品化を強化しており、製造についても水性インク使用や有機溶剤の削減をした環境配慮型の印刷方式を積極的に導入していきます。
■持続可能な事業形態の構築
揮発性有機化合物による印刷機械オペレーターへの影響軽減は、業界として長年の課題の一つでもあります。OSPグループでは、その解決策の一環として水性インクを使用する印刷機を増設し、職場環境の改善につなげ、より持続可能な事業形態を構築していきます。
■軟包装フィルム用フルカラー水性インクジェット印刷機の特長
【高速、高生産性】分速80m(最高分速100m)のフルカラーデジタルの高速印刷。
【拡縮機能搭載】印刷の位置精度を高めるため、カラーに対するホワイトの拡縮補正値を
自動で算出、ワンステップ・アラインメント機能で簡単補正。
【高濃度ホワイト】ダブルヘッドが高濃度の白さを引き出し、他のカラーを引き立てます。
【高解像度ヘッド搭載】1200dpi×1200dpiの高画質で、文字はよりはっきりと、
写真は色鮮やかに表現します。
【ノンストップ絵柄切替】異なるジョブを連続出力、多品種小中ロットを効率的に生産できます。
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/113373/87/113373-87-356c883ed6b422b746aefba0f3222949-1200x460.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像4:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/113373/87/113373-87-51f16487ebe206b2ca0199aebf059d27-1920x900.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■その他の印刷方式ラインナップ(ご参考)
大阪シーリング印刷では、フィルム製品を門司工場(福岡県北九州市)と岡山工場(岡山県岡山市)で製造しています。門司工場では、今回の水性インクジェット印刷のほか、デジタル印刷、凸版印刷、グラビア印刷など、用途に適したインクと印刷方式の対応が可能です。お客さまの商品に適した印刷方式で対応できるよう印刷機を拡充し、生産体制を強化していきます。
・デジタル印刷…印刷版を使わないため版の製造コストが不要、多品種で小中ロットの生産に対応。
・グラビア印刷…印刷版を使うコンベンショナルな印刷方式で大きなロットの生産に対応。
バイオマスインクを使用していますので、バイオマスマークの表示が可能。
・凸版印刷…印刷版を使うコンベンショナルな印刷方式で小ロットの生産に対応。
株式会社ミヤコシ 概要
ミヤコシは、産業用の印刷機やデジタル印刷機、特殊加工機の設計・製造・販売・メンテナンスまでをトータルに提供する機械メーカーです。お客様の喜び・満足を創造する「ものづくり集団」を基本理念に、印刷の未来に新たな1ページを拓く、印刷全方位カンパニーとして、従来の紙メディアにとどまらず、シール・ラベル、カートン、軟包装フィルムなど、様々な基材を対象とした印刷機械にも事業領域を広げています。
社名 ：株式会社ミヤコシ
所在地 ：千葉県習志野市津田沼1-13-5
代表者 ：宮腰 亨
事業内容：印刷機械の製造・販売
主力製品：デジタルオンデマンド・ビジネスフォーム・ラベル印刷機、フィルム用オフセット輪転機、自動化・省人化ロボットインテグレーション、商業用オフセット輪転機、ほか
[画像5:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/113373/87/113373-87-deb4b5bd6d5659f0ac7a137720beb0e2-1096x247.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像6:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/113373/87/113373-87-781f979946a4bd07f78e45c59ecfa173-465x465.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【大阪シーリング印刷 会社概要】
社名 ：大阪シーリング印刷株式会社
所在地 ：大阪府大阪市天王寺区小橋町1-8
代表者 ：松口 正
創業 ：1927年
事業内容：シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージの製造・販売およびラベリングシステムの販売
URL ：
https://www.osp.co.jp/index.html
【OSPホールディングス 会社概要】
社名 ：株式会社OSPホールディングス
所在地 ：大阪府大阪市天王寺区味原本町6-8
代表者 ：松口 正
設立 ：1969年
事業内容：当該企業グループの経営企画・管理並びにそれらに付帯する業務
URL ：
https://www.osp-holdings.co.jp/
[画像7:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/113373/87/113373-87-0d1e2d7fa5c7ea04f26b6b918eb302ba-726x386.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
OSPグループは、計16社(国内9社・海外7社)を展開する総合パッケージグループで、食品流通を主とした社会インフラの使命を果たすために全国18ヵ所に生産拠点を置いています。グループ会社の1社である大阪シーリング印刷株式会社は、創業1927年以来、顧客ニーズや社会環境など時代の変化に対応して事業範囲を拡大してまいりました。現在では、シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促物の企画・デザイン、製造を通じて、社会とお客さまの生活を豊かにする製品やサービスを提供しています。また、高品質かつ安定供給を実現するために、グループ内で資材調達、シール・ラベルの印刷用原紙や印刷周辺機器の開発・製造、ラベリングシステムの設計、研究開発に至るまで多岐にわたり展開しています。
プレスリリース提供：PR TIMES
記事提供：PRTimes
