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「うちの子の発音、大丈夫?」 まだ十分に知られていない“構音障害”

一般社団法人ことばサポートネット

「うちの子の発音、大丈夫?」 まだ十分に知られてい

愛知県半田市での啓発事業を実施 ~教育現場からの声とともに、理解と相談のきっかけを広げる ~


一般社団法人ことばサポートネット(代表:埜藤 奈美)は、愛知県半田市の市民活動助成金「はじめの一歩部門」を活用し、2024年8月1日~2025年3月31日の期間にわたり、市内で構音障害に関する啓発事業を実施しました。


「構音」とは、声や言葉の「音」を作ることを指し、構音障害とは、構音器官(口唇・舌・口蓋などの発語器官)そのものや、動かし方に問題があり、正しく構音できない状態のことです。

本プロジェクトでは、以下のようなお子さんへの理解と支援を目指しました。

1. 発音がはっきりしない背景に、病気や発達の問題が隠れている可能性があるお子さん
2. 本人の努力のせいではないのに、からかいや理不尽な指導を受けているお子さん
3. 必ずしも練習が必要ではないけれど、発音や滑舌を直したいと思っているお子さん

こうした場合、専門職に相談することで多くの場合に改善が見込めることを、広く知っていただくことを目的として実施しました。


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130843/29/130843-29-56e198abd44dcf6b0aacdb176965e9d3-1414x2000.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「こどもの構音障害_啓蒙ポスター」 一般社団法人ことばサポートネット

背景:「どこに相談すればいいか分からない」
--専門家へと繋がりにくい“発音の違和感”とその壁


前年度、半田市で実施した「ことばの無料相談会」には、多くの保護者から不安の声が寄せられました。

「子どもの発音が気になるが、どこに相談すればよいか分からない」
「『構音障害』という言葉すら知らなかった」
「正しく支援につながる情報が届いていない」

こうした声は、子どもの発音の問題が「様子見」で終わってしまう現実を浮き彫りにしています。構音障害について、当法人が現場で感じていることとして、吃音などと比較すると社会的認知度が低く、適切な支援が遅れがちであるように思います。


啓発事業の概要(2024年8月~2025年3月)
本事業では、以下の取り組みを通じて構音障害への理解促進と相談体制の可視化を図りました。
- ポスター作成・掲示構音障害について分かりやすく解説したポスターを、小中学校(18校)、幼稚園(8施設)、保育所(26施設)、公民館(15施設)、保健センター、子育て支援センター(5施設)などへ掲示。- Webサイト・動画による情報発信法人Webサイトにて解説ページを開設。YouTubeでは動画解説も公開。- アプリ配信保護者向け学校連絡アプリ「TETORU」(半田市導入)を通じ、構音障害に関する情報を家庭へ配信。- アンケート調査市内小中学校の特別支援教育コーディネーター(18校)を対象に、構音障害の認知状況や課題を調査。(有効回答数9校)

構音障害に関する理解にばらつきも~啓発活動が新たな気づきに~
アンケートでは、ポスターに記載された内容について、特別支援教育コーディネーターの先生方のうち、66.7%が『概ね知らない内容だった』『全て知らない内容だった』と回答しました。これは、構音障害に関する情報の共有がいまだ十分ではなく、支援体制や理解を深めていく余地があることがうかがえます。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130843/29/130843-29-16283b6d6da072934bc11530391ef332-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
構音障害の啓発ポスターの内容については、特別支援教育コーディネーターの先生でも知らない内容が多いという結果となった


一方で、全員が「情報が役に立った」と肯定的に回答しており、正しい情報提供の有効性が強く裏付けられました。

自由記述では次のような声も:
・構音障がい※について知らなかったため、知ることができた点が役立ちました。
・就学後に言語についての相談ができる機関が少ないので、たいへん有益な情報だと思いました。
※元記述の通り記載


構音障害とは? --「滑舌の悪さ」の正体
構音障害は、原因によって分類され、それぞれ対応方法も異なります。
- 器質性構音障害:先天的・後天的な構音器官の形態異常によるもの- 機能性構音障害:構音器官の形態や機能に異常のないもの- 運動障害性構音障害:筋肉の異常によって運動障害が起こるもの
(引用:構音障害の臨床-基礎知識と実践マニュアル-,阿部雅子 著,金原出版株式会社)

教育・保育関係者の皆様へ
子どもの発音について違和感を覚えることがありましたら、ご家庭に対して、言語聴覚士など、ことばの専門家へのご相談をご紹介いただけますと幸いです。

一人の気づきが、子どもたちの未来を変えます。


[画像3: https://prtimes.jp/i/130843/29/resize/d130843-29-961588-pixta_94773462-0.jpg ]


今後の展望:他地域への展開と持続可能な支援体制へ
今回の事業は「一般社団法人ことばサポートネット」として、発音の課題に対する認知と理解を地域に広げるきっかけとなりました。今後は他地域での展開や、教育委員会・医療機関との連携による相談体制の構築も視野に入れ、子どもと保護者が孤立せず、確実に支援へつながる社会の実現を目指します。

「こどもの構音障害啓発ポスター」は、こちらのWebページからダウンロードしていただけます。
▶︎知ってほしい、構音障害 






[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130843/29/130843-29-a9caf817a7f8c05497b493f7165d660d-3900x3900.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

【団体概要】団体名:一般社団法人ことばサポートネット
代表理事:埜藤 奈美(言語聴覚士)
活動内容:構音障害に関する支援・啓発、オンライン発音指導、教育者向け研修、教材開発等
Webサイト:https://www.kotoba-support-net.org



プレスリリース提供:PR TIMES

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記事提供:PRTimes

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