スポーツ界横断の使い捨てプラごみ削減プロジェクト『HEROs PLEDGE』に新たに4名のアスリートが参画
日本財団HEROsプロジェクト事務局

~プロサーファー 井上鷹氏、プロボディボーダー 大原沙莉氏、元パラアルペンスキー日本代表 狩野亮氏、元フィギュアスケート日本代表 小塚崇彦氏がパートナーアスリートとして参画~
日本財団(東京都港区、会長 尾形武寿)は、アスリートと共に社会課題解決の輪を広げていくことを目的とした「HEROs~Sportsmanship for the future~」(以下 HEROs)を推進しています。その取り組みの一つである、スポーツ界を横断して使い捨てプラスチックごみ削減に取り組むプロジェクト「HEROs PLEDGE」において、この度4名がパートナーアスリートとして参画したことをお知らせいたします。
2024年3月28日に始動したHEROs PLEDGEは、既に40名のアスリート、27組のスポーツ関連団体が参画しており、4名の新たなパートナーアスリートを迎え、スポーツの興行において環境問題の原因のひとつである使い捨てプラスチックごみを削減していくために活動してまいります。
就任にあたってのコメントとプロフィールは下記の通りです。
プロサーファー 井上鷹氏世界でも稀なロングボード、SUPサーフィン、ショートボードの3競技をこなす“三刀流”プロサーファーとして、国際大会で活躍。SUPサーフィンでは2部門制覇を達成しワールドチャンピオンに輝き、ロングボードではワールドツアーの常連トップ選手として参戦。2024年の世界選手権では銀メダルを獲得し、アジアツアーではロングボード・ショートボードの両部門で優勝を果たす。その卓越した技術に加え、唯一無二のスタイルは世界中で高く評価されている。
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ビーチクリーンの時に出会ったボードでサーフィンを始め、その後競技を通じ世界中の海と向き合ってきた経験から、自然環境保全の重要性を実感してきた井上氏。すでに環境への高い意識を持って行動している人々を巻き込んで取り組みの輪を広げていきたいという想いで、今回パートナーアスリートとしての参画が決定しました。今後は、海洋ゴミプラ再利用でサーフィン用具を製造する企画への参加などの実践を増やし、その様子や誰もが始められるアクションをSNSを通じて発信していきます。
【井上鷹氏 コメント】
「ビーチクリーンは特別な行事として扱われがちですが、ゴミ問題は日常的な活動として取り組むことで解決されるものです。日々環境問題に関心を持ち実際に行動を起こしている人たちと共にプラスチックを使わない・使い捨てにしないという予防的な行動の重要性も訴え、ゴミを生まない暮らしや再利用の工夫も発信していきたいと思っています。今後発信するアクションが誰かの生活を変えるきっかけになれば嬉しいです。」
プロボディボーダー 大原沙莉氏2010年全日本アマチュア選手権優勝、同年プロ転向。2012年ISA (世界サーフィン連盟)日本代表派遣、金メダル獲得。2019年自身のキャリア初年間世界チャンピオン、2023年日本初2度目の世界チャンピオン獲得。4度のJPBA日本チャンピオン獲得(2012年2014年2015年2016年)
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大原氏は幼少期からサーフィンやボディボードに親しみ、自然の力が生み出す“良い波”と環境との関係を深く実感してきました。海岸線の浸食や異常気象といった変化がサーフィンに直結する中「サーファーはもっと海に責任を持つべき」という想いからこの度HEROs PLEDGEへの参画が決定しました。今後は大会でのプラごみ削減やマイボトル推進、再利用可能な備品の活用に加え、海岸清掃活動やサーフギアの環境負荷に関する啓発にも取り組んでいきます。
【大原沙莉氏 コメント】
「子供の時からサーフィン、ボディボードを通じて海の変化をダイレクトに感じ取れる環境に身を置いていました。SDGsや環境問題が話題に上がり始め、改めてサーフィン、ボディボードと環境問題の結びつきについて考えた時に、地球環境が悪くなり『良い波』が減っているのでは?という疑問を抱き始めました。海岸の減少や異常気象に対して、サーファーとしての責任があると感じますが、同時に、海を守ろうとする高い意識のサーファーが少ないと感じます。‟サーファーは海岸環境を守る存在”という当たり前を作れるよう活動していきます。」
元パラアルペンスキー日本代表 狩野亮氏1994年小学校3 年生の時、登校中の事故により脊髄損傷。その後チェアースキーと出会いパラリンピックへの挑戦が始まる。2006年以降計5 回のパラリンピックに出場。2010年大会で滑降:銅メダル、スーパー大回転:金メダル、2014年大会では両種目金の合計4つのメダルを獲得。2014年パラリンピアンとしては初となる紫綬褒章を受賞。2022年日本代表としての活動を終え、一線を退く。引退後は、一般社団法人SPICE.F を設立し様々な活動を展開。
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狩野氏は競技を通して自然界の変化を目の当たりにしており、今できることに真剣に向き合うこと、また、共に大きな活動に繋げていくため、この度パートナーアスリートに参画しました。まずは地元である北海道の子供達と交流機会を設け、アスリートの立場として環境について考えてもらうためのメッセージを届けていくことから活動を進め、この問題の根底にある個々の意識改革へアプローチし根本的な問題解決に挑戦していきます。
【狩野亮氏 コメント】
「私たち冬季スポーツの選手にとって、自然環境は競技の根幹をなす非常に重要な存在です。20年前に初めて訪れたヨーロッパのスキー場は氷河がすっかり後退しコースが消えてしまいました。雪不足によってレースが中止になることも年々増えており、どうにかこの状況を変えていかなければ、10年後の競技継続が難しくなってくる、そんな世界を容易に想像できます。だからこそ、今すぐ気候変動問題に向き合う必要があると強く感じています。プラごみ削減の課題と共に、この問題の根底にある一人ひとりの意識改革にアプローチしていくことに挑戦します。」
元フィギュアスケート日本代表 小塚崇彦氏2010年バンクーバー五輪8位、世界選手権2位等多数の実績を持つ。
2016年現役引退後、スポーツ普及活動を展開。
JOCオリンピックムーブメント専門部会委員、2026年アジア競技大会アスリート委員、日本フィギュアスケーターズ協会代表理事、小塚アカデミー主催、日本スポーツチア&ダンス連盟理事、スペシャルオリンピックス日本ドリームサポーター等多方面で活動。
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小塚氏はオリンピックムーブメント専門部会委員としてスポーツ界の環境対応について議論を重ねる中で、スポーツ界における環境対応の重要性を実感。スポーツ界横断で取り組むHEROs PLEDGEのビジョンに共感し、パートナーアスリートへの参画が決定しました。より専門的で実践的な知識を習得し大きなアクションに繋げていくため活動していきます。
【小塚崇彦氏 コメント】
「2026年に開催される愛知・名古屋アジア競技大会およびアジアパラ競技大会では、アスリート委員としても活動しており、サステナブルな取り組みを通じて多くの人に愛される大会運営を目指したいと考えています。ゴミを拾うことも大切ですが、そもそも発生させないことが重要だと感じており、まずはHEROs PLDGEでの勉強会を通じて知識を深めていきたいと思います。そして、小塚アカデミーやチアジャパン、芸術花火など、各活動においても、環境対策や共生社会の実現を意識し、啓発活動を軸とした教室や大会の開催など、具体的なアクションへとつなげていきます。」
■「HEROs PLEDGE」プロジェクトとは
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「HEROs PLEDGE」は、海洋汚染や異常気象など、地球規模で広がっている環境問題の原因のひとつである使い捨てプラスチックごみをスポーツの興行において削減していくために、プロジェクトの参加者を募り、みんなでアクションしながら削減に取り組むスポーツ界横断のプロジェクトです。2027年度末に主要スポーツの興行において使い捨てプラスチックごみの半減を当面の目標とし、アスリートが起点となり、パートナーアスリートとともに使い捨てプラごみ削減の先進事例づくりに取り組む他、HEROs PLEDGE特設サイト上で提供されるプレッジ(宣言)機能を活用したファンなどの一般生活者への発信、さらにはパートナーのスポーツ関連団体と連携した使い捨てプラごみ問題啓発のためのファン参加型の取り組みなどを実施していきます。本プロジェクトを通して、アスリートやチームから正しい知識とアクションを発信し、海洋ごみ問題や気候変動などの社会課題の解決に繋げ、様々な方がスポーツを安心して実施できるような環境づくりを行っていくとともに、ファン一人ひとりが環境問題に対してアクションを起こすきっかけを作ってまいります。
・「HEROs PLEDGE」プロジェクトサイト:
https://www.heros-pledge.jp/
・「HEROs PLEDGE」公式Instagram:
https://www.instagram.com/herospledge/
■「HEROs PLEDGE」参画アスリート・団体(2025年5月13日時点)
パートナーアスリート44名/パートナー団体27団体
詳細はこちら:
https://www.heros-pledge.jp/partner/
■HEROs Sportsmanship for the future
“HEROs Sportsmanship for the future”は、社会課題解決の輪を広げるためのプラットフォームです。アスリート達の社会貢献活動を推進することで、スポーツでつながる多くの人の関心や行動を生み出す。共感と行動の輪を広げ、社会課題解決に取り組む人を増やし、社会貢献活動を行うことが世の中の当たり前になっていくことを目指すプロジェクトです。
https://sportsmanship-heros.jp/
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■日本財団とは
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。
https://www.nippon-foundation.or.jp/
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プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes